そして、三日目はお弟子さん達の舞台。稚魚の会歌舞伎会合同公演を国立劇場小劇場に行ってまいりました。
先日の晴の会もそうやけど、お弟子さんたちの舞台は熱量が違う。日頃ライトが当たることがほとんどない役者さんたちやしな。。。今回は双蝶々曲輪日記と俄獅子。前からちょっと気になっているやゑ亮くんに切符をお願いして取ってもらいました。開演になっても15分くらい幕が開かず、どうしたんやろうとドキドキしたけど、幕間にちょっと体調不良の人がいたので、幕開くのが遅くなったと放送があったらしい。良かった、幕が開いて。幕開いて、長吉が出てきはった時驚いた。むっちゃよく通る声。家之助さん、こないだインスタライブに出てはったな。顔がちょっとみっくんに似てる?って私は思った。家橘さんところのお弟子さんやけど。そして、濡髪の喜楽さんが出てきはってまた驚いた。こちらは澤瀉屋さんのお弟子さん。むっちゃでかい!どちらかと言えば、家之助くんは大きくないので余計に目立つのかもやけど、なんかそれでいて美しい佇まい。家之助くんは女方もしはるみたいやけど、いやあちょっと感動やったわ。引き窓の方ではやゑ亮くんの十次兵衛は実直な真面目なお侍で良かった。みんな、どれだけお稽古頑張ったんやろうって。俄獅子は鳶頭の音蔵くん音幸くん翫延くんたちは美しいし、いなせな鳶頭で眼福。芸者の米十郎くんはえびのところのお弟子さんやしどうなんって思ってたけど、踊りも上手やったんでちゃんと教えてもらってるんや。。。って思ったら、お父さんが新十郎さんなのね。なるほど。ちょっと太めやけど色気のある芸者さんでした。華やかな打ち出しで晴れ晴れとした気分で帰れました。来年も再来年も毎年続いていきますように。今回のお江戸は初日だけ忙しかったけど、あとはちょっと余裕を持って過ごせた遠征でした〜。次は南座の玉様行って来週上方歌舞伎かいに行きますよん。楽しみやわ〜!