９月１１日（日） 晴れと曇り

本日も沢山のご来店有難うございました



登校拒否したことあります
って今日の会話から。

別の小学校に転校して１ヶ月で登校しなくなって半年家で過ごしていました。
救いはおじいちゃん

学校に行かない孫にその理由を尋ねることはなく、毎日（ド田舎の）畑で遊んでくれた。

大きな木の途中に板をはってツリーハウスってほどお洒落じゃないけど木の上にハシゴをかけ、僕の居場所を作ってくれた。
天気が悪くない日の全てはここで過ごし、その下にはブタや鶏がいて、動物たちに囲まれてた。

印象的だったのは畑の穴に手をつっこんで野うさぎの子を捕まえたこと（そのまま飼ってた）や、インコを丸呑みしたヘビがふくらんだお腹のせいでケージが出れなくなってたのを見たこと。

不思議だったのが、ある日ブタやニワトリが減ること。
（今思えば出荷だったんだと思う）

畑の周りの小川で鯉を釣ったりタナゴを捕まえたり、４頭の犬を三輪車にくくりつけ犬ゾリみたいに駆け回ったり、トウモロコシやジャガイモを採って掘ってた。

結局不登校が解決する前に転校が決まり（３回小学校を転校してる）自力で解決したわけではないが、あの時おじいちゃんの畑が一番の楽しみで唯一の居所だったってのは覚えてる。



自然を愛するとか、守るとか、そんな大げさじゃなくって、テレビもレコードもラジオもお菓子もお金も要らないあの畑は心地よかったな

聞きたくても聞けないんだけど、おじいちゃんはどう思ってたんだろう？
長男で跡取りの予定だった僕があんなに弱く不甲斐なく心配だっただろうな

僕はたいして背が高くないのですが、おじいちゃんは１８０ｃｍもある大男でポテトチップスのコンソメ味が大好きで今僕も大好きなんです、会いたいなぁ