1.17から２０年

今日は1.17「阪神・淡路大震災」から２０年の記念日である。父の故郷は震源に近い神戸市垂水区。僕が初めて知ったのは、環八通り千歳船橋の交差点から横浜方面に右折しようとしたとき「関西地方で大地震が発生した」とカーラジオが叫んでいた。会社に着くとテレビで続々と画像が映し出される。「地震の少ない関西なのになぜだ」と疑問が湧いて来た。叔母に連絡を取らねばならないが携帯電話は繋がらない。夕方夜勤の責任者から公衆電話は繋がると言われ、会社の公衆電話で親戚の安否を確認した。全員無事で「ほっと」し母や家内に報告した。
発生から10日後現地に食料と水を持って大阪行きの夜行バスで入ると、叔母の家の近所ではガス管が壊れ青い焔が出ていたし、我が家の墓も少し西に動き隣の墓石は転がっていた。帰りも紀勢線周りの大迂回。
3.11の震災の時には我が家も５弱の大揺れでソファーから立つことも出来なかったが、地震大国に住むものとして心構えだけは常に持っていようと思う。ココだって少し大きな揺れが来ると身を隠すようになってしまった。
今日は晴れの一日になるらしい。クーは日差しの入る廊下で、ココはソファーの上で昼寝をする事だろう。