清水港ランチクルーズ

旅のブログも今日で３回目、最後は富士山を見ながら、清水港を回った話である。
僕達のバスは聖蹟桜ヶ丘を出ると、清水港に直行した。今公園になっている場所は、15年位前は東洋製缶の工場や、鈴与の倉庫が建っていた場所で、再開発で綺麗な公園になった。昔出張で来た時に、「工場ばかりで煤けた街」との印象が強く、仕事が終わると飲み屋街に繰り出し、帰宅時間に間に合うまで、同僚や先輩と飲んでいた事を思い出した。
僕達のバスは、30分も早く港に到着し、船を眺めたり、真正面にくっきりと見える富士山を見て写真に収めたりして過ごした。出航15分前に乗船すると、各自の席にはお弁当と味噌汁が並んでいた。ご飯は富士山型に仕切られ、名物の桜エビとシラスのご飯。おかずも手の込んだ鴨肉の焼いたものや、地のお魚の焼きもの。
食事が済む頃船は三保の松原桟橋に接岸した。三保の松原は初めて訪れる。僕が高校生の頃までは、清水駅から三保の松原迄汽車が走っていた。
最後は３回のデッキから港と富士山を眺めて、45分のランチクルーズは終わり、バスで吉原駅まで移動し、岳南鉄道に乗ったのである。