新生活へ

孫のコーも今日から通学を始めた。幸い、隣には１年年上のお兄ちゃんが住んでおり、揃って学校へ出掛けた。両家の親たちが見守る。４月は新しい生活が始まった家庭も多い事だろう。古い写真を見ると、初節句のコーとココの写真が出て来た。ココは廊下で「ぼくも初節句だよ」と言う顔をしている。この頃のココは、人見知りなど無関係で、誰にでも懐く。
コーはこれからどんな人生を歩んでいくのだろうか。山もあろうし、谷に転がり落ちる事もあろうが、人に助けてもらわずに、自分の力で這い上がれるようになってほしいと願わずにはいられない。
昨年、校長と話す機会があったが、温厚で子供が大好きな先生であった。こんな先生に見守られる子供達は幸せである。僕が入学した小学校の校長も、子供たちを心から愛しておられ、60年経った今も心に残っている。子供は先生次第で大きく変わる。今問題になるような体罰は絶対にいけない。子供の心に大きな傷を残し、性格を歪めてしまう。
コーも新生活に１歩踏み出したが、幸多き人生をと願うものである。