QAZのつれづれ日記

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ゴンドリ ゴンドラ

2013年06月14日 | 旅行


ヴェネツィアの舟歌に6/8拍子で軽快な「ゴンドリ ゴンドラ」という曲があります。
マンドリン曲集でも大変ポピュラーでよく弾かれます。
この曲のタイトルは、よく知られた「フニクリ フニクラ」という曲のタイトル同様、語尾のみ変化する言葉を重ねたラ行変格活用のような言葉遊びを私は連想してしまいます。

ナポレターナ史上屈指のシンガー・ソングライターであったRenato Carosone(レナート カロゾーネ、1920-2001、イタリア)が作曲、1962年のサンレモ音楽祭で3位に入賞しました。

Renato Carosone

ハンサムなイタリヤ青年と恋をして、ロマンスを残していったイギリス娘の歌で、歌詞は以下のような内容になっています。

イギリスの若い女が カナル・グランデで
月を眺め 微笑みながら囁く

ゴンドラ ゴンドラ ゴンドリ
ゴンドラ ゴンドラ
(上記2行、以下aと略記)

センチメンタルなパン職人が
橋の上から歌いかける
(a)

女は微笑みかけ 男はウィンクで応える
その時 愛が生まれる

ヴェネツィアでは三日月の夜
美しい愛の夢がラグーナに流れるのさ
(a)を2回繰り返し

鳥が羽ばたき 太陽が輝く
女を乗せた舟が出て行く
(a)

カナル・グランデに残る愛
愛しの君よ どうか行かないで・・・
(a)

少しは僕のことを想って手紙を書いておくれ
僕のことを忘れないで

ヴェネツィアでは三日月の夜
美しい愛の夢がラグーナに流れるのさ
(a)を3回繰り返し

ゴンドラ ゴンドラ ゴンドリ
ゴンドリ ゴンドラ

少し古くなりますが1992年イタリアツァーでヴェネツィアを訪れゴンドラに乗りました折、思いがけずこの歌を歌ってくれてとても感激しました。
下の動画はその時撮影したものです。


このgooブログの大きな欠点ですが、動画や音楽を直接アップロードできません。
上の動画のようにいったんYouTubeにアップしてからそれをこのブログに貼り付けるという、大変手間ですが二段構えでゆくしかありません。

歌い手とアコーディオン奏者両方を撮影できる絶好の位置にいましたので構図的にはうまく撮れましたが、当時はまだアナログビデオしかなく画質の点で最近のデジタルハイビジョンに劣ります。
また電源やテープの残量が気になり、曲の途中から途中までの宙ぶらりんの録画になっています。
歌い手がシャツのボタンを掛け違えているところはご愛嬌、アコーディオン奏者との二重唱がとてもきれいです。



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