プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

岩上江笠

2019-05-25 08:33:45 | 日記
1960年

関西六大学野球秋のリーグ戦で優勝した立命大のエース岩上江笠(こうりつ)投手(29)は二十四日、西京極球場で「できれば巨人にはいりたい」と語った。同投手はサイドからのシュートを得意とする速球投手で、関西六大学リーグ№1の定評がある。東映、近鉄、南海、大洋などから入団をすすめられていた。

岩上投手の話 「丸善石油が熱心に入社をすすめてくれるので、まだ断りきれないでいる。しかしぼくは野球をやるならノンプロよりプロでやってみたい。巨人をはじめ各球団から交渉があったが、一番誠意を示してくれる巨人をえらびたい。丸善石油との話し合いがつけば巨人と具体的な話をすすめるつもりだ」

岩上江笠 三十二年兵庫県八鹿(ようか)高出身。文学部四年。三十四年の三年生の春ごろからローテーションに加わり、その年の秋七試合に出て、一勝三敗だったが、今春十五試合に登板、完投勝ちばかりの四勝(三敗)をあげ注目された。秋のリーグ戦は十月二十四日現在七試合四勝(完投勝ち3)1㍍73、75㌔、右投右打。

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