フォーム・・・・アンダースロー
球種・・・・シュート
・制球難が命とりだった・・・・・1977年
広島の若手のホープ、堂園がとんだ失態をやらかしてしまった。8月4日のウェスタン・リーグ、クラウン7回戦である。このゲーム、
先発のマウンドを踏んだが、先頭打者から7連続四球のうえ2暴投。1死も取れずに降板の「大記録」を作ってしまった。
連日34、35度の猛暑。まさか、この熱気にやられてしまったわけでもないだろうが、まるで行き先はボールに聞いてくれの
ノーコンぶり。もともと球威はあっても、コントロールがいつも心配された堂園。この日はその弱点をさらけ出したようなピッチングだった。
まず先頭打者の真弓を四球で歩かせたのがケチのつき始め。次の徳山に死球を与えておかしくなってしまった。しかし、このあたり
野崎監督は「いつもの悪いクセだ」ぐらいにしか思っていなかったという。続いて暴投、四球で満塁。本来なら当然交代させてもおかし
くないケースである。ところが野崎監督もあまりのだらしないピッチングにカッときたのだろう。続投を命じた。しかし、これも結果は
裏目。まず押し出し四球のあと、また死球。そして暴投、四球・・・。交代したときは7連続四死球というとんでもない記録だけが
残っていた。「これ以上、投げさせていたら試合が終わらないですよ」野崎監督もすでに怒りを通り越して、あきらめに似た口調
だった。
・引退1年前の1979年・ウエスタン・リーグの成績
8試合・・0勝2敗・・15イニング・・四死球26・・三振4・・・防御率6・60
球種・・・・シュート
・制球難が命とりだった・・・・・1977年
広島の若手のホープ、堂園がとんだ失態をやらかしてしまった。8月4日のウェスタン・リーグ、クラウン7回戦である。このゲーム、
先発のマウンドを踏んだが、先頭打者から7連続四球のうえ2暴投。1死も取れずに降板の「大記録」を作ってしまった。
連日34、35度の猛暑。まさか、この熱気にやられてしまったわけでもないだろうが、まるで行き先はボールに聞いてくれの
ノーコンぶり。もともと球威はあっても、コントロールがいつも心配された堂園。この日はその弱点をさらけ出したようなピッチングだった。
まず先頭打者の真弓を四球で歩かせたのがケチのつき始め。次の徳山に死球を与えておかしくなってしまった。しかし、このあたり
野崎監督は「いつもの悪いクセだ」ぐらいにしか思っていなかったという。続いて暴投、四球で満塁。本来なら当然交代させてもおかし
くないケースである。ところが野崎監督もあまりのだらしないピッチングにカッときたのだろう。続投を命じた。しかし、これも結果は
裏目。まず押し出し四球のあと、また死球。そして暴投、四球・・・。交代したときは7連続四死球というとんでもない記録だけが
残っていた。「これ以上、投げさせていたら試合が終わらないですよ」野崎監督もすでに怒りを通り越して、あきらめに似た口調
だった。
・引退1年前の1979年・ウエスタン・リーグの成績
8試合・・0勝2敗・・15イニング・・四死球26・・三振4・・・防御率6・60
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