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プロ野球 OB投手資料ブログ

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三好守

2017-03-05 09:51:02 | 日記
1965年

サヨナラホーマーをとばした殊勲の三好は中西監督に「若年寄り、気合をいれたら打てるだろ」と大声で気合いをいれられテレくさそうに頭をかいた。(若年寄りは三好のニックネーム)年の割りにもう一つファイトがみられない三好がこの日4打数2安打2打点、中西監督がびっくりするような活躍をした。「二回の二塁打はカーブ、九回のホームランは直球でした。豪快なホームランだって・・・それよりレフトに打った二塁打のほうがよかったでしょう。感じよくバットが出たです」三好が本塁打より左翼へ打った二塁打を喜んだのは理由があった。身長1㍍81、体重81㌔の三好は力では西鉄のトップクラス、だがこれまではこの力がわざわいしていた。力にたよりすぎて強引にひっぱるバッティングしかできなかったからだ。新任の花井コーチがまっさきに指摘したのはこの日だった。チームとしての練習は休みだった十六日も三好は百道(ももじ)の合宿所にある室内打撃練習場でファームの投手を相手に百本近く打ってきた。「ぼくもことしで四年目、来年レギュラーになれないとダメだと思うのです。このオープン戦でその足場を築きたいと考えているのです」という三好の目にはファイトがあふれていた。「あいつは足も速いし守備もうまい。そのうえ野球のセンスもある。やる気になればやれるのだ」中西監督は三好の活躍に格好をくずしていた。

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