1977年
昨年の福嶋は、晴れのち曇りのシーズンだった。キャンプ、オープン戦と、ハイペースで飛ばし、開幕前には「どんな球でも、バットの芯でとらえる自信がある」とまで、いい切るほどだった。ところが、4月8日の巨人3回戦、ホームベース上で王と激突、たった一日とはいえ入院するというアクシデントがあってから、急にリズムが乱れた。バッティングどころか、リード面さらには、一昨年、リーグ№1の盗塁そ止率をほこった肩までおかしくなった。「いつも、後遺症が出るんじゃないかと不安だった。それがすべての面で消極的になってしまって…」だが、その不安も新しい年を迎えて消え、キャンプでは闘志をむき出しに練習に打ち込んできた。伊藤が再び、捕手にカムバックしたことも刺激になったようだ。「絶対に負けません」捕手として、打者として一段とたくましくなった福嶋は今年もホームベースをがっちり守る。
昨年の福嶋は、晴れのち曇りのシーズンだった。キャンプ、オープン戦と、ハイペースで飛ばし、開幕前には「どんな球でも、バットの芯でとらえる自信がある」とまで、いい切るほどだった。ところが、4月8日の巨人3回戦、ホームベース上で王と激突、たった一日とはいえ入院するというアクシデントがあってから、急にリズムが乱れた。バッティングどころか、リード面さらには、一昨年、リーグ№1の盗塁そ止率をほこった肩までおかしくなった。「いつも、後遺症が出るんじゃないかと不安だった。それがすべての面で消極的になってしまって…」だが、その不安も新しい年を迎えて消え、キャンプでは闘志をむき出しに練習に打ち込んできた。伊藤が再び、捕手にカムバックしたことも刺激になったようだ。「絶対に負けません」捕手として、打者として一段とたくましくなった福嶋は今年もホームベースをがっちり守る。
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