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プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

二宮正己

2017-12-24 20:57:10 | 日記
1986年

投球フォームは安定しており持ち前の向こうっ気の強さで本格派投手をめざす。神勝寺、高知キャンプの成果を見せよう。

1987年

そろそろ芽を出す時がきた。与えられたチャンスを逃さず、若さで勝負。若手投手陣の先頭をきって突っ走ろう。

1988年

期待されながら伸び悩む。マウンド度胸を身につけ、強気で勝負。

1989年

過去4年間の努力が身を結び、ファーム卒業も間近に迫った。キレのよいストレートと得意のフォークは一軍でも十分通用する。去年の一軍4試合登板で自信が膨らみ、ことし待望のローテーション入りを果す。ピッチャー向きの負けん気の強い性格は今年のダークホースと言って差し支えない。与えられたチャンスに物怖じすることなく積極的に行こう。

1990年

昨シーズンは、ウエスタンで最多完投(7試合)Jr.日本選手権では3回をパーフェクトに抑えて敢闘賞を獲得した。マウンド度胸抜群で、ニコニコ笑いながらインサイドギリギリに平気で投げる。一軍へは最短距離。

1993年

一軍での経験は6試合だけだが、ファームでは通算35勝。昨年は9勝をあげ、ウエスタンリーグの最多勝に輝いている。「心機一転、頑張ります。得意のシュートで内角を攻めるピッチングに徹したい」中日に骨を埋める決意で今年にかける。

1994年

遅咲きの花が、ようやくつぼみをほころばせ始めた。中日に移籍した昨年、プロ入り9年目で初勝利。朝からコンビニに出かけ、「二宮」の活字が躍る新聞を買い込んだ。胸元へ思いきりよく投げ込むシュート。マウンド度胸は高木監督も高い評価を与えている。「ことしは130試合ベンチ入りが目標です。せっかくのチャンスを逃したくはない」区切りの10年目。ほころび始めたつぼみが、花を咲かせるか。すべてことしにかかっている。

1995年

昨年オフ、郷里の熊本で2年遅れの結婚披露宴を行った。オリックスから移籍し、そのドタバタのため入籍だけで終っていたのだ。「胸のつっかえがとれました。前の2年分を含めて今年は3年分働きます」と言う。クセ球が持ち味。うなる速球こそないが、球離れが遅いため打者としてはタイミングが崩れてしまう。また、踏み込もうとすると内角をえぐるシュートがくる。三振よりゴロで打ち取る方に快感を覚える男はピンチに燃えるはずだ。

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