1966年
近鉄バファローズは一日、さきの第一次新人選択会議で第一位にランク交渉権を獲得したPL学園・加藤英治投手(18)=1㍍82、68㌔、右投げ右打ち=と第三回目の入団交渉を行なった。近鉄の加藤スカウトはまず午前十一時、大阪府富田林市のPL学園を訪れ、同校橋口勝教頭に、交渉を行なうむね了解を得たあと、加藤投手をともなって愛知県西春日井郡枇杷島町北大和町の加藤家を訪問、父親信秋さん(58)母親末子さん(54)おじの高市さん(50)をまじえて近鉄側の条件(推定契約金八百万円、参稼報酬年棒百八十万円)さらに退団後の保障など提示して話し合いを行なった。加藤家では条件、本人のプロ入りか、進学かの意思を再検討するということで、即答をさけ、二日午後一時から同家で加藤スカウトと再度話し合い、返事する。加藤家では本人の意思をいちばん尊重するーといっているが、加藤投手は「いまの気持ちとしては進学したい、大学を出てからでもプロ入りはおそくないと思う。それに教頭先生もあわてなくてもよいといっておられるしー。しかし、もし、自由契約になってからの保障や入団の条件などの点で家族が満足してくれればプロにはいってもよいと思っている」と話しており、きょう二日の交渉でほぼ進退がきまるものとみられる。
PL学園高・加藤英治投手(18)=1㍍82、71㌔、右投げ右打ち=の近鉄入りが一日内定した。同日午後六時ごろ近鉄・加藤スカウトは愛知県西春日井郡西枇杷島北大和町の同投手の実家をおとずれ、本人、父親信秋さん(57)おじの高市さん(50)をまじえ四度目の交渉を行なった結果、前回提示の条件(推定=契約金六百万円、参稼報酬百二十万円)で折り合いがついた。正式契約は今月中ごろ同家で行なう予定。
加藤投手の話 「これでやっとおちつきました。まだプロといってもピンときませんが、やるからにはベストをつくしてがんばります」
近鉄バファローズは一日、さきの第一次新人選択会議で第一位にランク交渉権を獲得したPL学園・加藤英治投手(18)=1㍍82、68㌔、右投げ右打ち=と第三回目の入団交渉を行なった。近鉄の加藤スカウトはまず午前十一時、大阪府富田林市のPL学園を訪れ、同校橋口勝教頭に、交渉を行なうむね了解を得たあと、加藤投手をともなって愛知県西春日井郡枇杷島町北大和町の加藤家を訪問、父親信秋さん(58)母親末子さん(54)おじの高市さん(50)をまじえて近鉄側の条件(推定契約金八百万円、参稼報酬年棒百八十万円)さらに退団後の保障など提示して話し合いを行なった。加藤家では条件、本人のプロ入りか、進学かの意思を再検討するということで、即答をさけ、二日午後一時から同家で加藤スカウトと再度話し合い、返事する。加藤家では本人の意思をいちばん尊重するーといっているが、加藤投手は「いまの気持ちとしては進学したい、大学を出てからでもプロ入りはおそくないと思う。それに教頭先生もあわてなくてもよいといっておられるしー。しかし、もし、自由契約になってからの保障や入団の条件などの点で家族が満足してくれればプロにはいってもよいと思っている」と話しており、きょう二日の交渉でほぼ進退がきまるものとみられる。
PL学園高・加藤英治投手(18)=1㍍82、71㌔、右投げ右打ち=の近鉄入りが一日内定した。同日午後六時ごろ近鉄・加藤スカウトは愛知県西春日井郡西枇杷島北大和町の同投手の実家をおとずれ、本人、父親信秋さん(57)おじの高市さん(50)をまじえ四度目の交渉を行なった結果、前回提示の条件(推定=契約金六百万円、参稼報酬百二十万円)で折り合いがついた。正式契約は今月中ごろ同家で行なう予定。
加藤投手の話 「これでやっとおちつきました。まだプロといってもピンときませんが、やるからにはベストをつくしてがんばります」
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