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プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

佐々木剛・渡辺保

2017-02-18 10:06:25 | 日記
1967年

サンケイアトムズの「新人選手公募テスト」に合格した四人のうち、投手二人が二十八日、アトムズ入りの意思表示をした。この二人の投手は岩手県・釜石北高の佐々木剛選手(18)=身長1㍍75、体重70㌔、右投げ右打ち、岩手県釜石市東前町=と新潟県・新発田農高卒の渡辺保選手(18)=身長1㍍75、体重74㌔、右投げ右打ち、新潟県北蒲原郡中条町=で、このほど、サンケイ球団から合格通知にたいし、入団することを表明したもの。これで合格者四人のうち、三人の入団がまとまった。佐々木投手は、十五日に行われた第一次審査で真っ向うから投げ込む速球が首脳陣の注目をあびた。とくに高めにくるタマはホップして臨時選手をつとめた篠田がポロリとやったほど。渡辺投手も、速球を主にしたスリークォーターの右投げ。低めにコントロールされた投球は、昨年、高校を卒業したばかりの投手とは思えないほど。粗けずりな佐々木投手とは対照的に、渡辺投手は完成品に一歩近い感じの投手。審査のとき、中原ヘッドコーチも「まとまった投球をするわりに、タマの威力もある、いい投手だ」とほめていたほど。渡辺投手は、赤いアンダーシャツを着ていたところから、球団首脳陣に赤シャツというニックネームをもらっていた。

渡辺保選手の話 「中学時代からあこがれていたプロ野球選手になれてうれしい。昨春新潟県の新発田農高を卒業し、中条町の水沢化学に勤務したが、野球が忘れられなくて一人でトレーニングをつづけていた。アトムズのテストを受けるとき両親にだまっていたので、いまうちじゅうが驚いたり喜んだりでたいへんです。新潟県からプロ野球の選手になった人は少ないので、一生懸命にやって、よい選手になりたいと決意をあらたにしています」

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