街の風景

散歩の時に出会った何気ない風景、手押しポンプ、使われなくなったコンクリート製のゴミ箱、懐かしい洋館付き住宅などなど。

私の富士登山5・お鉢巡り…山梨県

2008-08-14 23:14:34 | ウォーキング
これから、念願だったお鉢巡りに出発です。

去年も富士山に登り、頂上でご来光は見れたのですが、お鉢巡りは出来なかったのです。

頂上と言っても吉田口から登った一番高い所で、富士山のあの3776m地点では無いのです。

お鉢巡りと言うのは富士山の火口の周りをぐるりと廻ることです。


富士山の火口。火口の白い部分は雪渓ですが薄汚れた色です。向こうの一番高い所が3776mの所です。



いよいよ出発。時計回りに廻ります。
                         歩き出して10分ぐらいすると急に空が暗くなり霰が降り始めました。雨具を着ます。        


この柵のような物は、昔、富士山頂気象観測所が有った時に、冬季に物資運搬や観測員の交代の時、山頂の強風で飛ばされ無いようにこれを伝わって行った名残の物だそうです。昔は、大変な苦労があったようです。
                      
                         向こうに見える建物群は静岡県側から登ってくるコースのゴール地点で浅間大社奥宮、郵便局、山小屋やトイレがあります。 



正面の一番高い所(剣が峰:3776m)にある建物の上にレーダードームが有ったが、2001年に解体されました。

その建物の左の急坂が馬の背。砂礫の急斜面なので、ズルズル滑りながら登ります。



いざ、馬の背に!強風の時には、左は例の柵が有るけど、右は火口に一直線で転落。
                                   剣が峰の日本最高地点の碑で記念撮影。     



火口。深さ200mは有るそうです。



日本最高地点の碑の側に二等三角点「富士山」。
                          三角点の標高:3775.63メートルで、すぐ近くに一番高い3776.2m所の岩がある。


剣が峰を降りて振り返る。
                                  火口棚で昔はここに石を積んで名前などを書き残していたが…。



金明水の碑。昔はこの井戸から水が湧き出ていたらしい。          もうすぐ一周。



ここが、登ってきた吉田口のゴール。ここからお鉢巡りが始まった。 
                              
                        お鉢の絵図。現在地と書いてある所から時計周りにお鉢巡りが始まる。剣が峰の所は絵図の上部でちょんぎれている。    


念願のお鉢巡りが出来た。ばんざい


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私の富士登山4の水平な虹…山梨県

2008-08-13 15:58:47 | ウォーキング
やっぱり、水平な虹(下の写真)が不思議だったのでネットで調べました。



岩谷忠幸 気象最前線
 に出ていました。

水平に伸びた虹のようですが、原理的には虹とは全く違います。
水平環(環水平アーク)と呼びます。

虹は太陽光が雨粒に反射して発生しますが、
水平環は氷の結晶の雲で、光の屈折して起こります。

わかりやすい違いで言うと、
虹は太陽の反対側にでき、水平環は太陽と同じ方向にできます。

高さ5千mと高度が高く、薄い雲があり、
6角柱の氷粒が同じ方向にそろって分布しているときに、
太陽光が屈折して、虹色に見えます。

見える位置としては、太陽の真下46度のあたりと決まっています。
ですから、太陽の高度がそれ以上に高くないと見ることはできません。


と言う事でした。

そう言えば、見えたときの方向は太陽があると思われる方だし、

お鉢周りしたときに水平環が見えたほうに歩いていたら(その時はもう見えてなかったが)

急に2~3mmの霰(あられ)が降り、雨具にパラパラと音をたてました。


上の写真を撮る1時間ぐらい前で、まだ頂上に向かって登っている時にも下の写真のように見ていたので、

富士山で見る虹は水平かと思っていたのです。

しかし、調べて見ると珍しい現象に2度も遭遇していたのです。

無知と慣れることは、貴重な体験を見逃すことになる所でした。

        
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私の富士登山4…山梨県

2008-08-12 23:24:58 | ウォーキング
二日目のご来光を見て、7合目の花小屋を出発。

朝日を浴びて、岩山を登る。鎖をつかんで登るのではなく、その鎖から外を登ってはいけない。


2740mの7合目トモエ館。ミネラルウオター500mlは400円。  ここも岩を登る。杖は邪魔になる。四つんばいが一番いい。


雲が綺麗。                          2900mの鳥居荘から下を見る。ここらはまだ低い木がある。              

建て直された東洋館。毎年のように、山小屋は改装されて綺麗になっているようだ。


下から見た8合目の太子館。今日は頂上に登り、それから降りてここに宿泊する。
                                   3200mの白雲荘。去年はここに泊まった。    



3400mに翻る鯉のぼり。カープ頑張れ。                飛行機雲。
     

ブルドーザーが荷物を運び上げている。                 最後の登りは階段。キツイが頂上だ。



吉田口コースの頂上の浅間大社。    花小屋で貰った昼食の赤飯、カロリメイトと頂上の東京屋本店のトン汁800円を小屋で食べる。


水平な虹。


昼食後にお鉢周りをします。つづく。
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私の富士登山3・ご来光…山梨県

2008-08-11 23:10:42 | ウォーキング
富士山二日目の朝。


富士吉田の町はまだ暗い。ご来光を見るため先に朝ごはんを食べる。
                                    花小屋の朝食。



2008/08/08 4:53 ご来光。



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私の富士登山2…山梨県

2008-08-10 23:52:08 | ウォーキング
広島発「絶対登るぞ!富士登山3日間」と言うツアーに参加したのです。

広島空港から羽田空港…バスで首都高速…中央道…浅間神社…スバルライン…富士山五合目。

ここから、登り始める。

空港よりバス                            首都高速は渋滞


北口本宮富士浅間(せんげん)神社に安全登山を祈願。


スバルラインも渋滞気味で路肩にマイカーが駐車している。        バスは5合目2305m地点まで行ける。


山のガイドさんより注意事項を真剣に聞く。        準備運動が終わり、出発する時は富士山の頂上まで見えた。


歩き出して20分もしない内に雨がポツポツ、雨具を着て富士山安全指導センターまで歩く。そこからは雨は止んで雨具を脱ぐ。


急な登りが続く。                         上の方の雲が怪しい。


7合目の花小屋(2700m)がやっと見える。しかし、これから20分ぐらい掛かった。小屋の食堂に落ち着く。


男性は2段ベッドの上の段。寝る場所はこれだけの巾。      夕食は牛丼と薄いみそ汁。


夕焼けの終わり頃。富士吉田市の町の光が良く見える。        
        

花小屋のトイレはバイオ洋式水洗トイレ。上の方のトイレも利用したがここが一番綺麗だった。利用料?100円。       
        

続く
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私の富士登山1…山梨県

2008-08-09 23:57:14 | ウォーキング
8月7日から9日まで、富士山に登ってきました。

飛行機から見た富士山。(8月7日)


雲が富士山の山肌に沿って上昇しています。7日は7合目の花小屋宿泊ですが、丁度その雲の下あたりです。  続く


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広島平和記念式典…広島市中区平和記念公園

2008-08-06 22:42:22 | その他
牛田から平和記念公園まで歩いていきました。

6時55分頃に相生橋のところにつきました。
                 会場はテントの下はいっぱいでしたが、まだ人は少なかった。



まだ、慰霊碑はお参りできました。
                       慰霊碑の所から会場を見る。


記者席のすぐ後ろの所の席に座る。
               式が始まる前に、広島市内の各地から水を汲んで来て献水が行なわれている。


開式、原爆死没者名簿奉納、広島市議会議長式辞。

献花の順番は廣島市長、広島市議会議長、遺族代表・こども代表、被爆者代表。
来賓が最後。ここで福田総理大臣も献花。伸び上がってみる人も・・・。

黙とう・平和の鐘。
            平和宣言は広島市長。


放鳩。平和記念資料館の方に飛んでいった。
              平和への誓い…こども代表。昨日リハーサルを見たが、今日は堂々と高らかに誓いを述べた。


あいさつ…内閣総理大臣、広島県知事、国際連合事務総長。

ひろしま平和の歌…全員で合唱。   閉会。


会場に入る時に、献花用の切花を頂いた。
          車椅子の人も、ボランティアの人により椅子ごと担ぎ上げる。


献花して慰霊碑をお参りする。
                                   演台。


吹奏楽団や合唱団の紙の帽子。
             会場前の平和大通りは交通規制がされて、歩行者は車道も歩ける。


63年前も暑かったが、今日も暑い暑い一日でした。

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平和祈念式典前日…広島市中区平和記念公園・東区牛田

2008-08-05 23:37:18 | 東区牛田

昭和20年8月6日は広島に原爆が落とされ、多くの人がその原爆の犠牲で亡くなりました。

その御霊を慰霊し、平和を願う式典が行われます。その前日の様子を見に行きました。



資料館の前では、新潟から来たグループの人が記念写真を撮っています。

                     その近くの駐車場には、中継車が準備を終わり、明日を待つだけです。


式典の正式名称は「平成20年8月6日広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式典」

        このテント席はご高齢の方などの日除けのために用意しております。ご協力下さい。 広島市                   


綺麗に並んだイス
       こども代表の平和への誓いのリハーサル。少し緊張していたが、透き通る声がこだましていた。        


川辺のステージで詩吟のリハーサル。
                  相生橋からドームを見る。今日も大勢の人が来られている。




私の住む牛田での式典は今日行われました。

牛田地区原爆死没者慰霊式典のご案内
原爆投下記念日を迎え牛田公園に眠る数多くの死没
者の御霊を慰めるため「追悼式典」を執り行います。
多数のご参列くださいますよう、ご案内致します。
     記
日時  八月五日(火) 午後七時~
場所  牛田公園原爆慰霊碑前(中二丁目)
         牛田学区社会福祉協議会
                     町内会 
           市長代理、国会議員、県会議員、市会議員、牛田学区の校長先生、消防団、牛田町民など100人ぐらい


小学生や婦人会で作った千羽鶴の奉納
                                   来賓者の献花


一般参加者の献花。ケーブルテレビが取材に来ていた。女性のカメラウーマン。
                               花輪や花束など沢山飾られていた


原爆に遭い、牛田に逃げてきて死なれた人は800人を超えるが、

その多くはこの公園で毎日毎日焼かれていた記憶があります。

その人たちの御霊の安らかなることをお祈りし、

2度とあのような事が無いことを願うだけです。

牛田でも、この様な慰霊祭をしています。





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竹原散策2…広島県竹原市

2008-08-04 23:41:44 | ウォーキング
竹原の街散策を続けて、町並み保存地区の北端にある酒造り用井戸を見に行く。

照蓮寺からの階段から見ると、大きな井戸だった。



六角形の石組みの井桁。鉄板の蓋になっているが昔は屋根が付いていたのだろう。



井戸の中を覗けるように小さな蓋が付いていたので、

覗いてみたが井戸水の水面は意外と近く、水は濁っていた。

もう、使われていないのだろう。

しかし、せっかく、酒造り用の井戸として案内図などに載せているのなら、

この井戸の水を見た人はがっかりするだろう。

昔はこの水で、竹原のお酒が造られていたが今は別の井戸の水ですと言うより、

この水で今も作られていますと言う方が良いのでは。
                


頼山陽の祖父の実家には、紺屋用(祖父が営んでいた)、家事用、書道用の3つの井戸が有ったようだ。これは家事用か?


頼山陽の祖父の頼惟清旧宅の表。              井戸の中には羊歯などが生えていた。菓子袋が投げ込まれている。



明治の初めの郵便ポスト。平日2回、休日1回の収集はしているとの事。



西方寺に上がる階段より町並み保存地区を見る。甍の屋根はやっぱりいい。


西方寺の普明閣から北西を見る。竹原の町はずれの方を見るようになるのだが、高い建物が見事に無い。


迫田食堂。丸窓がいい。


日の丸写真館。この建物が建った時代は木造3階建ても建てられたのだろう。

やっと、最近になって木造3階建ては建てられるようになったが・・・。


竹原は町並み保存地区だけでは無く、街にはまだまだ面白い物が有りそうだった。

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竹原散策1…広島県竹原市

2008-08-03 23:27:14 | 建物
風早駅から2両編成のワンマンカーで竹原に来る。

竹原はもう2回来て町並み地区は見ているので、ぶらぶらと街を歩く事にしました。


駅前で、町並み保存地区の方角を指したマンホールを見つけました。

古い家並みが今も息づく 町並み保存地区   英語でも「保存のよい伝統的で歴史的な地域」



こちらは、竹取物語をデザイン化したマンホール。左が古いタイプで右が新しいタイプだと思われる。
   



新町交差点の角の閉店した家の屋根が何かおかしい。

よく見るとL型の建物だが、L部が90度になっていないので、屋根部分の納まりに屋根屋さんは苦労している。



屋根瓦が入母屋部の破風部分で納まらなくなるので、A部分をカラー鉄板葺きにしている。



Bの部分もカラー鉄板葺きにしている。大工さんも屋根屋さんも苦労したのだろう。


同じ交差点のお向かいの理容院の建物のL部は90度だけど、建物が洋風だから入母屋の屋根にしないで、寄棟にしてある。


屋根の拡大


角地に建てられた建物に興味を持っているので散歩の時にはいつも注意しています。

以前に、紹介した角地に建つ入母屋の建物も見てください。

角地に建つ入母屋の建物 ・広島宇品地区こちらも。

竹原散策つづく

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