街の風景

散歩の時に出会った何気ない風景、手押しポンプ、使われなくなったコンクリート製のゴミ箱、懐かしい洋館付き住宅などなど。

竹原散策2…広島県竹原市

2008-08-04 23:41:44 | ウォーキング
竹原の街散策を続けて、町並み保存地区の北端にある酒造り用井戸を見に行く。

照蓮寺からの階段から見ると、大きな井戸だった。



六角形の石組みの井桁。鉄板の蓋になっているが昔は屋根が付いていたのだろう。



井戸の中を覗けるように小さな蓋が付いていたので、

覗いてみたが井戸水の水面は意外と近く、水は濁っていた。

もう、使われていないのだろう。

しかし、せっかく、酒造り用の井戸として案内図などに載せているのなら、

この井戸の水を見た人はがっかりするだろう。

昔はこの水で、竹原のお酒が造られていたが今は別の井戸の水ですと言うより、

この水で今も作られていますと言う方が良いのでは。
                


頼山陽の祖父の実家には、紺屋用(祖父が営んでいた)、家事用、書道用の3つの井戸が有ったようだ。これは家事用か?


頼山陽の祖父の頼惟清旧宅の表。              井戸の中には羊歯などが生えていた。菓子袋が投げ込まれている。



明治の初めの郵便ポスト。平日2回、休日1回の収集はしているとの事。



西方寺に上がる階段より町並み保存地区を見る。甍の屋根はやっぱりいい。


西方寺の普明閣から北西を見る。竹原の町はずれの方を見るようになるのだが、高い建物が見事に無い。


迫田食堂。丸窓がいい。


日の丸写真館。この建物が建った時代は木造3階建ても建てられたのだろう。

やっと、最近になって木造3階建ては建てられるようになったが・・・。


竹原は町並み保存地区だけでは無く、街にはまだまだ面白い物が有りそうだった。

コメント
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