「みぃちゃん」といっしょ

ねこの「みぃちゃん」との暮らし。そして何かを思い、感じたこと。そして、やりたいことを見つけたいです。

6回目。

2005-08-02 22:02:26 | 介護
6回目の講義。
ベッドメイキングの方法と、介護事例検討。
ベッドメイキングではまず、シーツのたたみ方から教わった。
たたみ方なんて、四角く角を合わせてたたんでおけばいいんじゃないかと
思ったけれど、これは使うときのためのたたみ方ということで
効率よいシーツのかけ方のためには必要なんだと教わった。

そしてシーツをかける技術。
四隅の三角折り?にこつがある。
キャラメルの包みの横のような三角ができる。(ううう説明できない(^-^;)
しわにならないように、ぴっ!っとひっぱり、角をきれいに収める。
講師がやっているのを食い入るように見つめてしまった。
だってするすると手際よく、きれいに伸びたシーツ、そして美しい~・・・
やってみたい~。
いくつかの班に分かれて、順番にシーツがけをした。
さっきの講師の魔法のような手際を思い出してやってみたけど
なかなかそうはいかないね。
でもきれいですよとほめられて、ちょっと嬉しかったな。

人が寝ている状態でのシーツがけ。
半分ずつ交換するんだけど、寝ている人を気遣いながらの交換は
ふたつのことをいっぺんにできない私にとっては、なかなか難しかった。
でも基本となる、利用者の立場になって、という気持ちを忘れずに
声かけしながらがんばったよ。

それと、介護事例検討。
在宅で介護されてる家庭での事例をもとに、ヘルパーに何ができるかとか
介護者側の気持ちや、ケアマネージャーや看護士さんとの連携など、
事例を読んで話し合って発表しあった。

こういった話し合いはとても有意義じゃないかと感じる。
いろんな人の意見が聞けるし、気がつかなかったことがわかって
自分の考えの浅さや、見方の違いが、今後の勉強にも役に立つ。
話し合いや発表なんて、学生のとき以来なので、割と楽しく
そして緊張もあって、みんなと同じ目標をもって勉強してるという気持ちに
自分の存在価値なんかもちょこっと感じれてうれしい。

講師は現役のヘルパーさん。
要介護5のお宅にも行っているというベテランさん。
ターミナルケアという、人の最後にも立ち会ったそう。
いろんな経験を積まれていて、講義の中でも経験談などを交えてくれて
現状の厳しさや、思いがけない出来事にも対応できる精神力は
ホームヘルパーをする上では、体力と同じくらい必要だと教わった。

精神からつぶれるひともいるという。
人との関わりだからこそなんだと思うけれど、そういう過酷な家庭が実際にあり
その中で介護している人が今もがんばっているということを頭におきたい。
介護者はつぶれているわけにいかないんだものね。
だからこそホームヘルパーが必要なんだね。
利用者の援助とともに介護者のこともたくさん考えてあげたい。

・・・あぁ、また気持ちが高ぶってしまったかな・・・
でも理想論で終わらないように気持ちをしっかり持っていこう。
そう感じた日だった。