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韓国映画「モガディシュ 脱出までの14日間」

2022-07-06 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国映画「モガディシュ 脱出までの14日間」 予告 ※公式HP

2021年の韓国映画
国か、命かー。
それは語ることをを許されなかった14日間の真実。
実話に基づき、ソマリア内戦に巻き込まれた韓国と
北朝鮮の大使館員たちの脱出を描いたヒューマンドラマ。

ソマリアに駐在する韓国大使館の大使ハン・シンソンを『暗数殺人』のキム・ユンソク、
同大使館の参事官を『ザ・キング』のチョ・インソンが演じる。



対する北朝鮮のリム大使を『シルミド』『国家が破産する日』のホ・ジュノ、
参事官を『D.P.脱走兵追跡官』のク・ギョファンがそれぞれ演じた。



監督は『ベテラン』『生き残るための3つの取引』などのリュ・スンワン。
(Webより抜粋)

 

 

■韓国映画「モガディシュ 脱出までの14日間」


この映画のキャストがお気に入りの俳優ばかりで、
しかも実話系作品が好きな私にとっては絶対に観たかったので、
日本での公開早々に、早速観に行きました。

リュ・スンワン監督の作品も「ベテラン」を始め「EXIT」「ベルリンファイル」など、
お気に入りがたくさんなので楽しみでした。

今、ウクライナでも内戦が起きているので、こんな感じなのかな?と思いました。
内戦になると、外国人の富裕外交官であれ関係ない状況で
金品目当ての反乱軍、政府軍を利用しての脱出劇が手に汗握る感じでした。
小さな子供たちが銃を携えて、笑いながら反乱軍に参加しているシーンは
とても衝撃を受けました。
誰かれ構わず人を殺し、街を破壊していくシーンは信じ難いほどでしたが
実際にこのようなことがあったのでしょう。

韓国のハン大使と北朝鮮のリム大使が敵対する関係にありながら、
お互いとにかく生き延びるために食事を分け合って手を差し伸べるところは良かったです。
自分たちに温かな食事と寝床を用意してくれる相手に対して、
リム大使も複雑な心境でありながら、相手に対し「感謝している」と
言葉に出して言ったシーンがジンとしました。
ハン大使の妻役が「麻薬王」にも出演していたキム・ソジンさんでしたが、
キリシタンで心温かなキャラクターが良かったです。

ク・ギョファンさんは、やっぱり登場シーンからインパクトがあって、
チョ・インソンさんと仲互いはしているものの命からがら脱出する時は、
互いに守り合っていくところも良かったです。
ただ、最後のシーンはとてもショックでした。泣けたぁ~!!
とても個性的な俳優で、ク・ギョファンさんならではの演技がいつも好きです。

それにしてもこれが実話なのですから、平穏な国で暮らしている私たちには
分かるはずもない必死さが伝わって来るようでした。
生きて母国へ戻って、ハン大使もリム大使もお互いへの想いが
これまでとは変わっていたらいいなと思いました。
最近になってこの実話が公表されて、映画化が実現されたと知って、
史実をこうしてみることができて良かったです。
ウクライナが内戦中なので、今だからこそ多くの人に観て欲しい映画だなと感じました。
この映画もお気に入りになりました。

 

 

■STORY


1990年、ソウルオリンピックで大成功を収めた韓国政府は、
国連への加盟に向けたロビー活動をアフリカ諸国で展開し、
ソマリアの首都モガディシュで韓国大使をしているハン(キム・ユンソク)は、
政府上層部の支持を得ようと奔走する。



北朝鮮も同様に国連加盟を目指しており、両国間の情報戦はエスカレート。
そんななか、ソマリアでは内戦が激化し、大使館を追われた北朝鮮のリム大使(ホ・ジュノ)は、
絶対に相容れないはずの韓国大使館に助けを求めることを決める。


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