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韓国映画「生き残るための3つの取引」

2019-08-10 | 韓国史劇・ドラマ・映画
■韓国映画「生き残るための3つの取引」 予告

2010年公開の韓国映画 第32回青龍映画賞最優秀作品賞受賞作品
「韓国のタランティーノ」と呼ばれ、韓国映画界の次世代を担うリュ・スンワン監督によるクライム・サスペンス。
世間をにぎわす連続殺人事件を巡り、事件を収拾するべく犯人をでっちあげようとする警察とヤクザ、
彼らの悪事を暴こうとする検事との攻防を、韓国社会の汚職や腐敗、警察組織における事件捜査の裏側を生々しく描き、
本国では280万人を動員する大ヒットを記録した。

クエンティン・ジェローム・タランティーノ (アメリカ合衆国の映画監督、脚本家、俳優)
1990年代前半、入り組んだプロットと犯罪と暴力の姿を描いた作品で一躍脚光を浴びた。
脚本も書き、自身の作品に俳優として出演もする。
アカデミー脚本賞とカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞している。



犯人捏造に手を染め、次第に泥沼にはまり込んでいく刑事と、事件を追求しながらも企業と癒着している検事。
生き馬の目を抜く組織社会で、生き残るためにもがく男たちの姿が悲しく切ない。
驚きのラストには、衝撃だけでなく、そうせざるを得なかった男の哀しみが漂い、観る者の共感を呼ぶことだろう。
主人公の刑事チョルギを演じるのは、「ベテラン」、「華麗なるリベンジ」、「アシュラ」など演技派として名高いファン・ジョンミン。
これまでは心優しい素朴な青年のイメージが強かっただけに、本作での汚れ役ぶりにファンは驚かされるだろう。
(Webより抜粋)

 

 チュ・ヤン役のリュ・スンボムさんは「ベルリンファイル」でも悪役が強烈でしたが
この映画でもジリジリとチョルギを追い詰めていくやり方が何とも悪戯に満ちていて
迫真の演技でした。
これまで見てきたファン・ジョンミンさんは正義感にあふれた役柄が多かったのですが、
チョルギ、チャン・ソック、チュ・ヤンのお互いの駆け引きがとても巧妙で
引き込まれて観てしまいました。
この映画にもまたまたユ・ヘジンさんが出演していますが、悪役の社長で
本当に「千の顔を持つ男」、シーンスティーラーだなぁ~っと感じました。

■STORY
全国民に衝撃を与えた女児連続殺人事件。
警察は検挙に失敗、被害者は増える一方だった。
ついには大統領までが事件に直接介入するが、警察は有力容疑者を誤って射殺。
上層部はその事実をもみ消そうと犯人をでっち上げ、事件を終わらせようとしていた……。

警察庁の広域捜査隊チェ・チョルギ(ファン・ジョンミン)は、優秀だが学歴がないという理由で昇進できずにいた。
二人きりで生きてきた妹の亭主は定職に就かず、夜ごと遊んで浪費するばかり。
その義弟が、建設会社から多額の現金を受け取っていたことが警察内部で発覚、チョルギは身分証を剥奪される。



その夜、上司から昇進を条件に女児連続殺人事件の犯人でっちあげを命じられたチョルギは、
家族や仲間を考え悩んだ末、前科者の中からイ・ドンソクを容疑者役として選びだし、裏組織の男、
新興建設会社社長チャン・ソック(ユ・へジン)に、3日以内に犯人に仕立てあげるよう取引を持ちかける。



一方、検事のチュ・ヤン(リュ・スンボム)は、資金提供を受ける不動産業界の大御所、キム会長が不正入札の件で
チョルギに拘束されたことをきっかけに、チョルギの背後を探り始めていた。
キム会長が拘束されている間に入札で漁父の利を得たチャン・ソックとチョルギの関係を疑い始めたのだ。


だがその一週間後、キム会長がゴルフ場で殺され、チュ・ヤンのもとにキム会長との癒着の証拠となる写真が送られてくる。
チャン・ソックの脅しだった。
だがチュ・ヤンは、担当となった女児連続殺人事件を調査する過程で、チョルギとチャン・ソックの間にある取引が存在し、
イ・ドンソクがでっちあげられた犯人であることを見抜く。

チュ・ヤンは、懇意にしている新聞記者を使って警察による犯人捏造をほのめかす記事を書かせる。
記事に激怒したチョルギは、チュ・ヤンとキム会長の癒着をネタに脅しをかけるが、反対にチャン・ソックとの関係や
犯人捏造を指摘され、チュ・ヤンに追いつめられていく……。

 


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