韓国映画「悪魔の倫理学」

■韓国映画「悪魔の倫理学」


2013年の韓国映画
ある殺人事件を機に、自己中心的な男たちはさらに自身のエゴを押し通そうとする。
オフビートな韓国産クライムサスペンス
イケメン男優イ・ジェフンら個性派キャストが集合



ある美女が自宅のマンションで殺された事件を機に、隣室に住んで彼女を盗聴・
盗撮していた警官、彼女を愛するあまりに殺した犯人、彼女に大金を貸していた
金融業者など、罪深い登場人物が集結するが、彼らはエゴイスティックな態度を曲げず…。

凄惨な展開の中にも、独自のブラックユーモアがある異色編。
悪を描くのも得意な、近年の韓国映画ならではというパワフルな演出を見せたのは、
本作が監督第1作となるパク・ミョンラン。
「オアシス」「自由が丘で」などで韓国を代表する女優、ムン・ソリも後半に出演した。


この映画は、4人の男たちとソンファが加わって絶妙に絡み合いながら進む
ストーリーが今までにないものでした。
結末には、「そうなるのかぁ～」っと思ってしまいました。
ブラックユーモアとは言え、男たちの身勝手な自己主張が面白いといえばそうなのか・・・。

チョ・ジヌンさんは「根の深い木」、「太陽がいっぱい」、「ファイ」、「シグナル」
とみる機会が多かったのですが、どのドラマでも主演ではないにしろ、重要な位置づけの
役柄が多いかった気がします。
どのドラマも良かったです。

イ・ジェフンさんとクァク・ドウォンさんが出演していたので観てみましたが、
私はイマイチな映画でした。





■STORY
若い警察官キム・ジョンフン（イ・ジェフン）はマンションの隣室に住む美人女子大生
ジナの生活を盗聴・盗撮して記録するのが趣味。



そんなジナは元恋人のハン・ヒョンス（キム・テフン）に自室で殺される。
ヒョンスはジョンフンがジナを盗聴・盗撮していたことに気付いて激怒する。




一方、ジナに大金を貸した金融業者パク・ミョンロク（チョ・ジヌン）は、ジョンフンが
金を横取りしたと疑い、また、ジナを愛人としていた大学教授キム・ステク
（クァク・ドウォン ）は彼女を殺した疑いで警察に逮捕され……。




彼女の周りにはジョンフン、キム、ヒョンス、パクという男たちがおり、それぞれの
存在を知った彼らは互いを陥れようとする。