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米国ドラマ「Pachinko パチンコ」

2023-06-26 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■米国ドラマ「Pachinko パチンコ」 予告

2022年のアメリカドラマ
1910年代。日本統治下の韓国で育ち、その後祖国を離れた女性ソンジャを中心に、
夢と希望を求めて渡日した韓国系移民の人生を4世代にわたり描く。
釜山・影島(ヨンド)で育った1910年代、在日の仲買人コ・ハンスと恋に落ちるも、
別の男性と結婚して日本の大阪に移住する1930年代の日々と、
1989年にアメリカから帰国したソンジャの孫の物語が並行して展開する。

2017年「ニューヨークタイムズ」のベストセラーで、
オバマ元米大統領も絶賛した韓国系アメリカ人の女性作家
在米コリアンのミン・ジン・リーによる小説「パチンコ」が原作。
米国の第28回放送映画批評家協会賞の授賞式でテレビ部門の最優秀外国語シリーズ賞を受賞。
1000億ウォン(約103億円)もの製作費が投じられたアメリカ・韓国・カナダ合作の
グローバル・オリジナルシリーズ。

映画「ミナリ」で米アカデミー賞助演女優賞を受賞したベテラン女優のユン・ヨジョンや
ドラマ「ザ・キング 永遠の君主」のイ・ミンホ、新人女優のキム・ミンハ、
ソンジャの夫に「エージェントなお仕事」のノ・サンヒョン、
アンナ」のチョン・ウンチェ、日本からは南果歩などが出演した。
(Webより抜粋)

 

 

■韓国ドラ「Pachinko パチンコ」

このドラマをずっと観たいと思っていましたが、ようやく観ることが出来ました。
舞台が釜山から始まって、日本の大阪・東京・横浜など日本統治下で生きる
朝鮮人のストーリーなので、各話に出てくる当時のシーンがとても興味深く
この時代の作品はどれも日本人から観ると心が痛むものばかりです。
だけど、こういう作品こそ観るべきだと思いました。

ソンジャの孫ソロモンが4世で
「日本の在日韓国人の家庭で生まれ幼児期を日本で過ごしたが、
差別を嫌い青少年期にアメリカに留学した。
アメリカの銀行で働く白人から差別を受けたソロモンは、
日本での取引きを成立させることを約束し故郷に戻る。
しかし、自分の留学が家族の血の滲むような汗と犠牲によって可能だったことを実感し、
家族とキャリアの間で選択を迫られることに...。」
という朝鮮人にはよくある「アメリカンドリーム」ですが、
「ミナリ」を始め、この時代に生きていた人たちの苦労が
どれほど大変だったのだろうと思います。
慣れない土地で、キムチを作ることしか出来ないソンジャが
差別、偏見の中で一生懸命に売りさばこうとするシーンは、ズシンと来ました。

16歳のソンジャ役のキム・ミンハさんが無名の新人女優だそうですが、
とてもそうは思えない演技で心を奪われました。
ユン・ヨジョンさんはさすがにアカデミー女優だけあって演技にも貫禄がありますが、
それに引けを取らない演技でした。
母親を残して故郷の釜山を離れなければならなかった理由も、
生きるために移住した日本でも苦労続きですが、当時はこういった人たちが
多くいたのだろうと思いました。

そんな中で、ノ・サンヒョンさんがソンジャの夫役なのですが、
苦労続きのソンジャにとってとてもいい夫で良かったです。
第2次世界大戦後、故郷に大半の人は帰ったそうですが、
今でも在日韓国人が多く住んでいて、悲惨な生活状況を語りますが、
当時は朝鮮に住んでいてもどちらにせよ大変な時代だったのだと思いました。

実業家として成功していたハンスの過去にも大変な苦労があって、
貧しさから抜け出すためにどんな手段を使ったのかは想像するところでしたが、
息子のノアに「真っすぐに前を向いて行け」と言った言葉に、
自身もそうして生きてきたのだろうな、息子にも強く生きろと言っている感じがしました。



■STORY

ハンス(イ・ミンホ)は1930年代、単身で韓国を離れ、
優秀な頭脳と隙のないビジネスセンスを武器に自力で実業家になっていた。
しかし、風の吹かない穏やかな日なぞない人生を送っているハンスにとって、
田舎娘のソンジャは海を照らす灯台のような存在で、完全に手放すことができなかった。

日本統治時代、漁師相手の下宿屋を運営する母を助けていた16歳のソンジャ(キム・ミンハ)は、
自分の年齢より遥かに年上でハンサムなコ・ハンスと恋に落ちて子供を授かる。
しかしハンスは、世間知らずのソンジャの妊娠を知り別れを告げる。

その後、日本に向かう途中で病に倒れた牧師イサク(ノ・サンヒョン)が、
ソンジャとヤンジンの看護で健康を取り戻したことで出会い結婚し、
より良い人生を求めて日本に渡り、彼の兄ヨセフの家に身を寄せてハンスの子を産んだ。

その後、イサクとの間に二人目の息子モザスが産まれると、
ソンジャは母ヤンジンと同じ様に、家族のために犠牲の人生を生きるようになる。
粘り強い努力と愛の力で、障害を一つずつ乗り越えて人生を歩む意志を固めて…。

歳月が流れ、時は1989年。
ソンジャ(老年:ユン・ヨジョン)は人生の様々な苦難と試練を乗り越えて
静かで平和な日々を過ごしていた。
そんなある日、孫ソロモン(ジン・ハ)から知らせが届くと、
ソンジャの脳裏には家族全員大変だった過去の悪夢がフラッシュバックのように蘇ってきた。

ソロモンが判断力を失い始めると、ソンジャは再び自分の過去に向き合い、
反撃する立場になって…。


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