2023年の韓国ドラマ
高校時代に苛烈ないじめに遭って身体と心に消えない傷を負った主人公が、
18年後、自分をいじめていた同級生たちに復讐の牙をむく！
復讐に人生を賭けたダークヒロインにソン・ヘギョ。
「太陽の末裔 Love Under The Sun」「ボーイフレンド」などに主演して
“ラブロマンスの女王”と呼ばれてきたが、本作では笑顔を完全に封印。
口角を下げた無表情で加害者たちを地獄へと突き落としていく。
脚本は「太陽の末裔」でタッグを組んだキム・ウンスク。
高校時代のドンウンを「パラサイト 半地下の家族」のチョン・ジソが演じ
壮絶ないじめを受ける。
5人組のリーダー格パク・ヨンジンに「情愛中毒」「上流社会」のイム・ジヨン。
一目惚れしたドンウンに囲碁を教えドンウンに恋心を抱くにチュ・ヨジョンには、
「Sweet Home 俺と世界の絶望」のイ・ドヒョン。
ドンウンの協力者に「トッケビ ～君がくれた愛しい日々～」「椿の花咲く頃」などのヨム・ヘランが共演。
（Webより抜粋）
■韓国ドラマ「ザ・グローリー ～輝かしき復讐」
「世界で一番いとしい人へ」に続いて、ソン・ヘギョさんのドラマを観ました。
ソン・ヘギョさんのラブロマンスものは少々見飽きていたので、
このドラマは新鮮に感じました。
壮絶ないじめ時代を「カーテンコール」のチョン・ジソちゃんが演じていますが、
このいじめ時代もソン・ヘギョさんが演じていたら、もっと高評価したかったです。
やっぱり、この方はキレイどころが多くて、汚れ役は演じないようです。
ヘアアイロンの暴行については、韓国で実際にあったいじめを基にしているそうで、
あまりに惨いいじめシーンには目を覆いたくなる気分でした。
「ペーハー・ハウス・コリア２」のイム・ジヨンさんが、いじめグループのリーダー格でしたが、
その悪女っぷりが表情からして本当に嫌な女で、迫真の演技でした。
この5人組もそれぞれにひどい性格なのですが、憎たらしいからこそ
よりドラマが面白くも感じてしまいました。
「ホテルデルーナ 月明りの恋人」に続いて鑑賞したイ・ドヒョンさんが
囲碁を通してドンウンに恋心を抱いて協力していくところが
唯一、壮絶な人生を歩んできたドンウンに笑顔をもたらす人物だったところは
すごく良かったです。
この穏やかで誠実なチュ・ヨジュンの過去も謎めいていて気になるところでした。
ドンウンが長い間、復讐することだけを目的に生きる人生なんて、
なんて愚かなんだろうとも思いますが、復讐を果たしたときにどうなるのか？
次第に追い込まれるヨンジンがヨンジンの夫に本当の姿を知られ、
この夫婦間もどうなっていくのか？
続編がとても気になるところで、早く続きを観たいです。
■STORY
ムン・ドンウン（チョン・ジソ）は高校時代、同級生の男女5人組に激しいいじめを受けていた。
暴言、嫌がらせ、殴る蹴るの暴力は日常茶飯事。
性的な辱め、ドンウンの部屋への不法侵入など、いじめは際限なくエスカレート。
富裕層に属する加害者たちは教師や警察、そしてドンウンの親にも手を回して、
訴えを完全に封じ込めてしまう。
四面楚歌のドンウンは黙って学校を去るしかなかった。
18年後、加害者の男女5人組は、お天気キャスター（イム・ジヨン）になって建設会社の社長と結婚したり、
親のゴルフ場を引き継いだチョン・ジェジュン（パク・ソンフン）、
親の支援を受けて画家としてデビューしたイ・サラ（キム・ヒオラ）、
客室乗務員になったチェ・へジョン（チャ・ジュヨン）と、
それぞれにこの世の春を謳歌していた。
陰惨なヘアアイロンによる暴行を受け、体中にヘアアイロンの傷痕をつけたまま、
たったひとりで苦難の人生を歩んだドンウン（ソン・ヘギョ）は、
偶然知り合ったDV被害者のおばさん（ヨム・ヘラン）を味方につけ、
周到に準備を重ねた復讐を開始する。
夢も笑顔も失ったドンウンの目的はただ一つ。
自分に加害していた連中に社会的な死を与えること。
そのために、彼らの弱みをつかみ、対立をあおり、
囲碁のように相手が大切にしているものを一つ残らず取り上げようとする。
