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韓国映画「潔白」

2022-12-30 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国映画「潔白」 予告

2021年の韓国映画 韓国初登場第1位!
平和な村で起きた農薬マッコリ集団殺人事件の恐るべき真相とは?
容疑者である母の潔白を証明するため、弁護士の娘が故郷へと戻る―。

主演はシン・ヘソン。
ヒロインを演じたドラマ「黄金の私の人生」が韓国で最高視聴率47.5%を記録。
"ドラマ視聴率クイーン"が本作で念願の映画初主演を果たす。

そして、殺人事件の容疑者でありながら認知症患者でもあるという
難しい役どころを見事に演じ切ったのはペ・ジョンオク。



80年代に数々の主演ドラマで人気を博し、"1000の顔を持つ女優"と称される実力派。
この二大女優を起用し集団殺人事件という凄惨な題材をベースに
母と娘の繋がりを描いたパク・サンヒョン監督の長編デビュー作でもある本作は、
新型コロナウィルスの影響で二度の公開延期の後に見事初登場1位を獲得した。
ミッシング~彼らがいた」などのホ・ジュノらが共演している。
(Webより抜粋))

 

 

■韓国映画「潔白」

シン・へソンさんの作品だったので観たところ、「秘密の森~深い闇の向こうに」を思い出しました。
ハマりにハマったドラマ「秘密の森」でもシン・へソンさんの演技には魅了されましたが、
この作品でも複雑な親子関係の中で、母親の身の潔白を信じて弁護するのですが、
その結末があまりにも可哀そうでした。

驚いたのが、「鉄の王キム・スロ」や「サバイバー60日間の大統領」など
いつも綺麗で気品ある役どころのペ・ジョンオクさんの姿!
一瞬誰?っと思いましたが、認知症を患っている演技が迫真の演技でした。
これを観るだけでも一見の価値はある映画だと思いました。

モガディッシュ」「スノードロップ」など、何でも演じてしまうホ・ジュノさんも
悪気もなく飄々とした悪役が余計に腹立つ感じがさすがでした。
一番好きのはやはり「朱蒙(チュモン)」のへモス役なのですが・・・。

この映画で、日本で起きた「和歌山毒物カレー事件」を思い出しました。
こちらは保険金目的の事件でしたが、映画ではファジャが長年秘密にしていた
深い怨念が悲しすぎる映画でした。

 

■STORY

幼少期より父親から虐待をされ続けてきたジョンイン(シン・ヘソン)は家を出て、
今ではソウルで一流弁護士として有名になっていた。



ある日、彼女の父親が亡くなり、その葬儀場で農薬入りマッコリを飲んだ人々が
集団で亡くなる殺人事件が発生。
ジョンインはその容疑者に自身の母親が挙げられていることを知り、
拘留されている母親のファジャ(ペ・ジョンオク)に会うために、数十年ぶりに帰省する。

 

 

 


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