乳がんになって… だけど私は元気です。

2003年9月、乳がんの診断。手術、化学療法、ホルモン療法…
2015年4月、再発&甲状腺がんと診断されました。

静岡がんセンター公開講座「がんを上手に治すために」第5回

2007-02-04 19:20:37 | 病気のこと

昨夜は、ものすごい強風でしたが、
今日は、風も穏やかで いいお天気でした

昨日、公開講座へ行ってきました。
今回の内容は、「皮膚がんの診断と治療」「がんの免疫療法」でした

皮膚は、外界からも体内からも さまざまな刺激を受けていて、
その刺激により 皮膚がんはおこると、考えられているそうです。
高齢化や 紫外線などの影響によって、
今後、皮膚のがんが、増加してくると予想されているそうです。
気になる ほくろがあったり、ほくろや しみのようなものが 大きくなったと
感じたり、不安に思ったら、「すぐに病院へ!」ということでした
皮膚がんというのは、眼で見て 触れることのできるがんなので、
気をつけていれば、早期発見が できるそうです。
最近では、痛くもなく 被爆もしないで 皮膚がんの検診ができる
「ダーモスコピー」というものも普及しているそうです。
「気軽に病院へ行きましょう!」ということでした

そして、免疫療法についてですが…
これが なかなか難しい内容で、ちょっと頭痛が…
免疫療法は、がんの第4の治療として言われて久しいそうですが、
がんに対する効果が 他の治療法ほど科学的に研究されていないということで、
誰でも どこでも すぐに受けられる、というものでは ないようです。
最近では、ちらほらと耳にするようには なってきましたが…
人の免疫システムというものは、絶え間なく変わる さまざまな病原体を
細かく認識し、その情報を 細胞に取り込むことによって、
新しく防御する力を 長い時間をかけて培ってきたそうです。
う~ん、細胞の神秘ですね~
でも、ガンに対する免疫システムの力は 万能ではなく、
がんをめぐる さまざまな因子が 絡み合い、いまだ がんを根絶しうる
ワクチンの完成には至っていないそうです。
また、ガンが まだ目に見えない段階では、がん細胞とそれを排除しようとする
免疫機構の間に、ある平衡状態が存在するという仮説があるそうで、
免疫応答がうまく行われ、がんが消失することもあれば、がん細胞が
巧みに免疫細胞から逃げて 生き延び、増殖を繰り返す場合もあるそうです。
がんが小さな時期に 免疫応答を うまく惹起させて、
さらにそれを いかに維持するかが、免疫療法を成功させ がんを根絶しうる
重要な鍵となるそうです
また、問題点としては、抗がん剤などに比べて 効果の評価が難しいことや、
抗がん剤の臨床試験のように 整った臨床研究のシステムで
まだ行われていないため、実際の治療効果が 十分に理解されていないそうで、
今後の課題とされているそうです。
ちなみに、がんセンターに隣接している研究所では、
日夜 研究開発に取り組まれているそうです
ガンを やっつけるワクチンが、一日も早くできることを願います。


講座が終わってから、Fさんと一緒に、ふらっと雑貨屋さんへ~
細々とした かわいらしい 置物などが、店内に 溢れていました~
ここでも また 春を感じましたね~
Fさん、おつかれさまでした~♪
やっちさん、次回 楽しみにしていま~す