乳がんになって… だけど私は元気です。

2003年9月、乳がんの診断。手術、化学療法、ホルモン療法…
2015年4月、再発&甲状腺がんと診断されました。

優しい温もり

2007-02-05 18:40:11 | 大切な日々☆

今日は、午前中は どんより曇り空でしたが、
午後になると おひさまも顔を出して、ぽかぽか陽気となりました


昨日、懐かしい人に 逢えました♪
小さい頃から「こうばのおばちゃん」と呼んでいた おばちゃん
え~っと、母の 母親の弟の お嫁さんです。
母にとっては 叔母だけれど、私にとっては… う~ん…
やっぱり「こうばのおばちゃん」です。
どうして「こうばのおばちゃん」なのかというと、おばちゃんの家は
小さな工場だったんです
今は、場所が変わりましたが、息子さんが 受け継いでいます。
小さい頃、よく遊びに行きました
あの頃は、おばちゃんちには 小さな子供はいなくて、
だからなのか、余計に かわいがってもらいました♪
小さいながら、その温かさは 覚えています
いつも穏やかで 優しく微笑んでくれる おばちゃん。
母も、まだ若かりし頃、とても お世話になったそうです。
実は、おばちゃんは、20年前に 乳がんの手術を受けているんです。
私は、自分が乳がんになるまで、知りませんでした…
心配させたくなくて、おばちゃんに 乳がんのことは話していませんでしたが、
術後 化学療法を終え、落ち着いた頃に 話す機会があり、母が伝えました。
おばちゃん、泣いていたそうです。

年をとって、より一層 涙もろくなった おばちゃん。
昨日は、泣いてばかりでした。
おばちゃん、泣き虫に なっちゃったね~
おばちゃん、私の手を握り「来てくれて ありがとう!!」と、
何度も言ってくれました。
今は おじちゃんと二人暮らしですが、二人とも 病気をして 足が不自由なので、
ヘルパーさんが 週に何度か 来てくれるそうです。

おばちゃん、足が不自由なのに、
昨日は デザートを作って 待っていてくれたんです
デザートといっても、バナナを切って、
その上に イチゴのヨーグルトをかけたもので…
だけど、おばちゃんの優しさのこもった きらきらのデザートでした
とっても優しい味がしました。
甘酸っぱくて、おいしかったです

帰りは とっても淋しそうだった おばちゃん。
「また来るからね~!! 風邪引かないでね~~!!」
おばちゃんの手、とっても柔らかで 温かかったです
懐かしい記憶が 蘇り、優しさに包まれていた あの頃に 戻れたような
ふわっと あたたかな一日でした。
おじちゃん、おばちゃん、ありがとう!!
いつまでも元気で 長生きしてくださいね☆


今日の写真は、雑貨屋さんで見つけた「御木幽石」さんのポストカードです。
『一期一会
 たったひとりの あなた たったひとりの わたし
 出会えたのって すごいこと。』
胸に沁みました