乳がんになって… だけど私は元気です。

2003年9月、乳がんの診断。手術、化学療法、ホルモン療法…
2015年4月、再発&甲状腺がんと診断されました。

記憶 (^0^)

2005-03-31 14:18:36 | 大切な日々☆
今日も いいお天気
明日から もう4月なんですねぇ…
春は別れの季節でもあり、新たな出逢いの季節でもありますね。

先日、友達に会いました。
ブログにも載せた 大切な友達です。
彼女に会うと、いつも時間が逆戻りして、あの頃の私たちに戻ります。
そして、昔話に花が咲きます。
「あの時はさ、こうだったんじゃない??」
「そうそう、行ったよねぇ…あの場所、今はどうなってるんだろうね??」
「みんなに逢いたいねぇ…どうしてるんだろうねぇ…」って。
せつなくて、ほろ苦くて、でも嬉しくて…
話し出すと、あっという間に時間が流れます。
それに、いまさらながら 新たな発見や告白があったりして…(苦笑)
「えっ!?何それ~、知らなかったよぉ~…」と。
なかなか楽しいひとときです

「想い出」って永遠です。
永遠に変わらないもの。
彼女の顔を見ると、とても鮮やかに蘇る記憶たち。
凝縮された想い出たちが、解凍されていくよう…

私は、「想い出話」って 結構好きです。
『それって、後ろ向きじゃない!』と言われそうですが、
なんと言われようとも 好きなのです(苦笑)
「戻れるものなら、あの頃に戻りたい!」と、時々思うことさえあるくらいで。
もし戻れたら、そこにいる自分に言いたいことが山ほどあるんですよねぇ…
彼女といると、それが実現できることのような そんな不思議な気分になります。

彼女と過ごす時間は、本当に心地よいのです
共通の時間を過ごしてきた 共有できる様々な出来事が あるからかな…

その彼女と別れるときは、いつも笑顔ですけど、でもやっぱり寂しくて…
別れた後には しばらく ゆっくりとした時間が流れ、記憶の余韻を楽しみます。
しばし 想い出の中へ…(笑)

今日のような霞がかった空や 風の感じ、春の気配のする匂い…
そんな空気の感じが、想い出たちと重なって、
どうにもせつなくなったりしちゃいます(笑)

過去があるから 今があって、あの頃の私がいたから 今の私がいる…
だから 想い出たちは 大切な私の足跡。
あのときの出逢いに、私は随分と助けられてきました。
そして これからも その出逢いや 想い出たちに 導かれることがあるでしょう。
素敵な仲間、愛しい記憶たち…

これからも、あの頃に負けないくらい、素敵な足跡を作っていきたいです

きらきら星 ☆

2005-03-29 13:44:42 | 大切な日々☆
今日は晴れました
暖かいです(^―^)

数日前に、姪っ子と久々の再会を果たしました(…って大げさ)
しばしの抱擁(笑)

しばらく会っていなかっただけでも、
なんだかとても成長したような感じがするから不思議です。
今が一番 いろんなことを吸収する時期かもしれません。

彼女は私と会えない日には 毎日「ねぇね」と言ってくれてたそうで、
かなり嬉しいです(^0^)
愛しい気持ちが通じてるんだなぁ…と
強く想えば 通じるものですね(笑)

そうそう、彼女の最近の お気に入りは、「ピアノ」
おもちゃのピアノではないですよ。
私が小さい頃 弾いていた本物のピアノです。
(なんか「本物のピアノ」って言うのも おかしな感じですが…)
彼女を膝に乗せて座り、私の伴奏に合わせて、彼女が歌うのです
難しい曲は 弾けないんですけど…(苦笑)

片言の日本語ですが、一生懸命な彼女の姿に、心が ほんわかします(゜O゜)
彼女の今一番好きな曲は「きらきら星」
「き~だ~き~だ~ ひ~か~う~♪」と まぁこんな感じです。
もう少し話せるようになったら、もっと かわいいんでしょうねぇ…
あ、でもその前に レパートリーを増やさなくては ならなくなるのかしら…(苦笑)

太陽のような…

2005-03-28 22:24:08 | 病気のこと
本日 2回目の登場…

今日は暖かい雨でした
草木たちにとっては 春の恵み。
桜のつぼみも膨らむことでしょう(^―^)

雨の中、ロッキーさんと立ち話をしました。
ほんの少しの時間でしたが、楽しかったです。
ロッキーさんは、『オリーブの会』の主宰者。
「大丈夫よ!」と いつも笑顔で接してくれます。
ロッキーさんと話していると、緊張や不安な気持ちも ほぐれ
どこかへ消えていくようです。
ひまわりのような、いや太陽のような人です
暗闇を照らしてくれる、歩むべき道へ手を引いてくれる…
そんな素敵な方です(゜O゜)
ロッキーさんが手術された頃は、今ほど『患者会』というものが
当たり前の存在ではなく(表現力がなくて すみません)、
だから 余計に 会の発足までには いろいろと辛いこともあったことでしょう…
「どうしても同じ思いをしている方の力になりたい」「声を聴いてあげたい」
「自分の来た道を伝えたい」…強い気持ちが あったからこそ だと思います。
そんなロッキーさんの行動力に敬服しております。

ロッキーさんと出逢えて、『オリーブの会』にも参加できて、本当にラッキーです
今後とも よろしくお願いしますm(_ _)m

☆ お知らせです ☆

2005-03-28 16:59:44 | 病気のこと
「オリーブの会」(乳がん患者 聴きあいの会)からの お知らせです

「オリーブの会」では、来る5月9日に『賛美発声講座』を開催します。
以前 ブログにも載せました クリスチャン・アーティストの「森 祐理」さんが、
沼津市立病院にいらっしゃいます。
祐理さんが歌い上げる「希望にあふれた賛美」に癒されましょう
興味のある方は、奮ってご参加ください!

日時:5月9日〔月〕14:00~ *1時間程度の予定です
会場:静岡県沼津市立病院 講堂(2Fです)

「森祐理さんのプロフィール」と「沼津市立病院」のご案内をしています。
コメント欄から ご確認ください。

友達 \(●~▽~●)♪

2005-03-27 15:57:46 | 大切な日々☆
今日は快晴
暖かさも戻ってきて、気持ちのいい一日です(^_^)

何か新たな展開があるとき、自分を取り巻く人の流れが変わる…
ということを聴いたことがあります。
このところ いろんな出逢いがあったので、ドキドキ ワクワク
この出逢いが どんな風に繋がっていくのか…
これからが楽しみです(^^)

でも、学生時代からの友達や仲間も 私にとっては とても大切な存在。
その中の友達の一人から、帰省するという連絡がありました。
彼女は 必ず私に会いに来てくれます。
彼女とは 中学以来の仲で、なんと短大まで一緒でした(@_@;)
同じクラスには なったことは ないのですが、
不思議な ご縁があったのですね。
現在は、結婚して 隣の県に住んでいます。

病気のことを伝えたとき、彼女は泣いていました。
自分には どうすることもできない…という
もどかしさや悔しさが あったんだと思います。
病気になった本人は とにかく立ち向かって 闘えばいいのですが、
周りで支えるのって、大変だろうなぁ…って。
こういう状況になってからは、時々そんなことを思ったりします。

転移の検査を受けていて 不安だった頃、彼女は手紙をくれました。
封筒の中には、新聞の切り抜きも入ってました。
「絵門ゆう子」さんの記事でした。
今は とても尊敬している「絵門ゆう子さん」。
その記事で、はじめて 彼女が闘病中だということを知りました。

それから、彼女は 定期的に「びわの葉」を送ってくれるのです。
暑い夏も、寒い冬も、庭に出て 私のために びわの葉を摘んでくれるのです。
その葉を干して、「びわ茶」にし、毎日飲んでいます。
どんな薬よりも 効き目があるかもしれません…
化学療法中に、身体中が痛くなったとき、その葉を貼りました。
(びわの葉は、毒素を出す作用があるというので)
すると 不思議と痛みが和らぐのです。
彼女が摘んでくれた葉だからですね…

それから、三度目の入院が決まったとき(実際には 入院しなくてよくなりましたが)、
彼女から 手作りの「トールペイント」が届きました。
そこには 私の大好きなことばがありました。
(以前、雑貨屋さんで見つけたポストカードの言葉なのですが…)
「わたしのために 笑ったり 怒ったり ぽろぽろ 涙を こぼしたり
大切な 大切な 私の 大好きな親友」
泣きました(;_;)

今は、まったく別々の道を歩いていますが、
彼女の存在は、とても大きいです。
大切な友達です。
このブログも いつも読んでいてくれて、
「もっと病気のことを知りたい…」と言ってくれました。
私のことを 気持ちを もっとわかりたい…と言ってくれる友達。
これからも、私には彼女が必要です。
中学校のときに、部活を通して はじめて出逢った私たち。
怖いものなんて何もないような気がしていた 短大の頃…
目を閉じると、あの頃に戻れそう…

これからも、よろしくね!!
元気な顔に会えること、楽しみにしています(^0^)

とびら (゜O゜)

2005-03-26 16:54:03 | 大切な日々☆
今日は いいお天気ですが、風が冷たいです。
そんな中、久々に窓拭きをしました(^―^)
BGMは「森 祐理」さん。
透き通るような、きれいな歌声に癒されながら、
時間をかけて ゆったりと お掃除できました。

先日 参加した「聴き合いの会」で、彼女の存在を知りました。
そこで出逢った方から、CDをお借りしました。
これまた 素敵な ご縁です

森さんは、阪神・淡路大震災で、大切な弟さんを亡くされました。
私にも弟がいるので、想像すると(想像しがたいのですが)
胸が痛みます。
どんなに 辛く悲しい日々を 過ごされたことでしょう。

彼女は言っています。
「震災で弟を失い、心に傷を受けました。
でも その傷のおかげで、人の痛みを知るようになりました。
悲しみは、悲しみだけで終わらず、
もっと大きな何かを得るとびらになると思います。」と。
以来、彼女は その とびらを開き、
心の痛みを抱えている人たちのために 歌い続けました。
有珠山の噴火、台湾の大震災、各地の刑務所、少年院…
毎年 100回以上のコンサートを開き、
希望のメッセージを届けているそうです。

悲しみが、悲しみだけで終わらないように…
生きていれば、生きてさえいれば、
失ったこと以上に 得るものも 多いと思います。
扉の前で、悲しんでばかりいても 何も得られません。
勇気を出して、一つ ひとつ、とびらを開いていきたいです。
自分のペースで、ゆっくりと…
そしたら、笑顔の自分に会えるでしょう!

そうそう、「森 祐理」さんと 近々お会いできそうです。
患者会で開催する「賛美発声講座」で、講師をしていただくとのこと…
同世代だと思いますし、強いパワーを いただきましょう!!

確率…

2005-03-25 19:07:36 | 病気のこと
今日は冬に戻ったように風が冷たいです(>_<)
春は どこへ…??

近頃 乳癌のことをTVや雑誌、ネット…などなど、
あちこちで見かけるようになりました。
まぁ 私が乳癌に罹患しているから
目に付くのかもしれませんが…(苦笑)

そういう情報には、「生存率」や「再発率」なんて項目が
あったりします。
私は 「生存率」とか「再発率」という言葉は嫌いです。
はじめて告知を受けた病院で、『乳癌』ということも
受け入れられずにいる私に、その医者は 矢継ぎ早に
手術方法などを説明し、
さらに「生存率」のグラフを見せたのです。
もちろん 先生の話なんて、耳に入る状況では ありませんでした。
ただ ただ そのグラフを ぼ~っと見てました。
〔先生は大丈夫ですよ…とか言ってるけど、
100じゃないじゃない…って(苦笑)〕
そんな経験が あるからか とても嫌いな言葉です。

自分が 乳癌だと わかってから しばらくの間、
病気のことを調べることができませんでした。
乳癌という病気を知ることが、怖くて 怖くて
たまりませんでした。
「私 死んじゃうの…!?」「抗がん剤って やらなきゃいけないの??」
「手術しなくちゃいけないの??」そんなことが
頭の中を ぐるぐると…(苦笑)

全摘手術までは、がんセンターから いただいた
リーフレットを見るのが やっとでした。
でも、術後 「もう悪いところは切ったんだから 大丈夫!」
と思って、乳癌関連のものを 本でもネットでも、調べまくり、
読み漁りました。
毎日 毎日…
目にしたくない情報も たくさん載っていました(苦笑)
「乳癌は切ってからが始まり…」ということも知りました

やたら気になったのは「生存率」や「再発率」…
著者や資料によっては 多少の違いは ありましたが、
どれも 笑えない数字でした。
あのときのグラフが 浮かんできました…
もう長いこと、確率の類のものは 見ないないようにしているのですが、
これが…頭の中から消せなくて(苦笑)

誰にでも寿命は あるのですから、そんな確率なんかに
惑わされる必要はないのに…
それに、そんなものは 統計的な数字ですし、ナンセンスですよね!

そんな風に考えられるようになったのは、本当に最近のこと…
「時間」に助けられました。
それに、一緒に歩んでくれる 素敵な仲間たちの おかげです

再発したら、そのとき考えたらいい…
一緒に悩んでくれる仲間も、手を引いてくれる病友も いるのだから

憂うことなく、「いま」「このとき」を大切に、悔いのないように、心地よく…

初めの一歩 (^-^)b

2005-03-24 19:38:48 | 病気のこと
今夜は春の嵐でしょうか…??
外は雷雨で 風もうなっています

昨日、「患者会」というものに、はじめて参加してきました。
ドキドキで ワクワクしながら…♪

緊張していた私を 迎え入れてくれた みなさんは、笑顔が素敵でした(^―^)
辛いことや悲しいことを たくさん乗り越えてきたからこそできる 優しい笑顔。
会ったことがなくても 不思議な力で 自然に話ができました。
同じ病気をした仲間、そう思うだけで、病気のことも話ができるし、
わかってもらえる嬉しさ…みたいな安心感がありました。

私は、病気が わかってすぐの頃、「患者会」って『同胞相憐れむ』
みたいな感じがして嫌だわ…と偏った見方をしていました。
お恥ずかしいです…
でも、『患者会』って、慰めあうだけでは ないんですよね。
お互いの声を聴き合い 支えていく、寄り添っていく、
前へ進んでいく…ことなんですよね。
少し前に体験した先輩が、今まさに 不安真っ只中の中にいる同病の仲間に
いろんなアドバイスをしてあげられる、寄り添ってあげられる、
気持ちをわかってあげられる…
そして そのときに アドバイスを受けた人が、その人より後ろを歩く後輩に、
またアドバイスをしてあげる…って いうように、それぞれに役目があって、
みんなが 仲間が 一緒に前を向けるようになる…
『患者会』って、そういう素敵な場所だと思います。
昨日は、ほんの数時間でしたが、体験できて よかったです。
私の役目も きっとありますよね…
次回も 参加するのが楽しみです。
まだまだ お話できなかった人たちが たくさんいらっしゃいますから…

病気を通じての出逢い 素敵な縁。
これも神様からのプレゼントですねp(^^)q
神様、素敵な一日を ありがとう!!!

叔母さん (^-^)b

2005-03-22 17:05:42 | 大切な日々☆
今日は 雨になりました
しっとりと降り続いています。

雨の中、母の妹と お墓参りへ行ってきました。
「おじいちゃん、おばあちゃん、遅ればせながら…」と ご挨拶。

叔母さんから、相田みつをさん のカレンダーと本を いただきました。
東京にある「相田みつを美術館」へ行ってきたとのこと…
「このチラシが またきれいでね、だから もらってきたのよ~」と
袋の中に1枚のチラシが…
そこには なんと 私の大好きな書「自分の番」が!!!(@_@)
以前 ブログでも紹介した書です。
「永遠の 過去の命を 受け継いで いま 自分の番を 生きている…」
何度見ても 感動します(ToT)
いつも 背筋が しゃんとする感じがして、好きです。
カレンダーと共に、さっそく飾りました(^―^)

叔母さんにも いつも支えてもらってます。
手術の日も、術後も、何日も 決して近くはない がんセンターの病室まで
私の顔を見に、来てくれました。
替えのパジャマが必要だろうと、かわいくて 着心地のよい パジャマを
買ってきてくれました。
両腕が上がらなかった私に、りんごを食べさせてくれました。
母に妹がいて、本当に 本当に よかった。
おばあちゃん、産んでくれて ありがとう!!
おじいちゃんや おばあちゃんの命を受け継いで、いま 自分の番を生きている。
大切な 愛しい「命」です。
自分の番を しっかり生きよう!

最後に いただいた 相田みつをさん のカレンダーから…
「おてんとうさまの ひかりを いっぱい吸った あったかい 座ぶとんの ような人」

またまた 元気の出る 大切なものたちが 増えました(゜O゜)

ぽかぽか♪

2005-03-21 18:47:34 | 大切な日々☆
今日は 快晴!
きれいな空でした。
青空に誘われて、少し お散歩しました。
富士山が きれいでした(^―^)

まだ 少しだるさの残る身体ですが、どうしても気になっていて
片づけしたいところがあったので、身体を動かしてみました。
薬の影響かもしれません(?)が、時々 気持ちが
うつむき加減になることがあるんです
でも、とにかく とりあえず動いてみると、いい気分転換になって、
鬱鬱していたものが どこかに行ってしまいましたp(^^)q
片付けたところも すっきりして、心も軽やかになりました。

今夜は すんなりと眠れるといいなぁ…
遊びつかれて“ころん”…と寝ちゃう姪っ子のように♪
寝つきが悪いんですよね…
どうも夜は苦手で…(*_ _)
夢ばかり見てしまうし…
しかも あんまり楽しい夢ではなくて…
だけど、何かで読んだのですが、「夢というものは
心の奥に溜め込んだ恐怖心を吐き出してくれる」らしいです。
浄化作用があるのかな…
きっと 心のバランスを取ろうとしてくれているのかもしれません。