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シリーズ平成の本音 保守本流自民党のキャッチフレーズは復古調!

2012-12-09 | Weblog
シリーズ平成の本音 保守本流自民党のキャッチフレーズは復古調!
 12月16日の総選挙に向けて、各党が選挙用ポスターやTVでの宣伝や論戦を開始した。
 自民党のポスター等でのキャッチフレーズは、“新しい日本を、取り戻す”だ。経済、教育、外交、安心を“取り戻す”と、“取り戻す”を連呼し、政権を取り戻すということなのであろう。
ということは、民主党が政権を取った2009年8月以前に逆戻りするということであろうが、有権者は2009年8月以前の自民・公明政権の復古調政治にダメだしをしている。その自民・公明政権で作られた経済、教育、外交、安心などを“取り戻す”というのであれば、またダメ出しされる可能性がある。
経済にしても、900兆円近く公的債務を積み上げ、年金を破綻させ、改革を先送りし長期の経済停滞を結果した。そして公明党と共に、消費増税と国債増発で公共事業を増加し経済成長を図るとしているが、いずれにしてもその負担のツケは国民に回されることになるので、改革作送りの旧来手法と変わらない。国民は、もうそこには戻りたくはない。
教育は、ゆとり教育が破綻し、いじめも蓋をされ、問題は先送られていた。国歌が流れても起立しない教師がいることは非常識としか言いようがないが、国旗にいちいち頭を下げて壇上に上がり、或いは“日本は天皇を中心とする神の国”と言ってみたり、復古調も教育の場に持ち込まれた。国民は、もうそこには戻りたくはない。
外交にしても、竹島、尖閣、北方4島問題ともに自民党政権下で半世紀余りにわたり先送りされてきた。そのつけが民主党に回され、その未熟さと軸がないことからつけこまれているたけだ。対中関係にしても、国防軍創設や集団的自衛権の実現を標榜する安倍体制では好転の可能性は低い。米国頼みの外交となろう。対ロシア外交についても、日本側が日米集団安全保障体制に向かうのであればロシアとの関係は冷え込むであろう。国民は、もうそこには戻りたくはない。
北朝鮮が12月12日ミサイル発射実験を敢行したことを受け、保守系紙等が盛んに安全保障問題が争点として浮上しているとしてタカ派的安全保障論を後押ししている。だが国防軍を創設し、兵力を増強するとなれば、それでなくても少子化等で自衛隊に人が集まらない状況を考えると、徴兵制度導入も視野に入っていると見て良いだろう。多くの国民は徴兵制には戻り、国防という名の下で戦争をし、多くの命を散らしたくはないだろう。
安全にしても、原子力の安全神話を作り、市町村を交付金、補助金漬けにし、“原子力で豊かな村つくり”など原子力発電を宣伝、普及させ、福島の原発事故を招いた。国中をコンクリートで固めて来たが、ゆる~い防災対策で三陸大津波の大被害を招いた。国民は、もうそこには戻りたくはない。
そして“新しい日本を、取り戻す”とは何なのだろう?“新しい日本”であれば、これから「創り出す」ものであって“取り戻す”ものではない。言葉で清新さを出そうとしているのだろうが、古い日本を持ち出して来て、新しいと言われてもピンと来ない。保守性、復古性がにじみ出ている。国民はもうそこには戻りたくはない。
今回の選挙で、同党がある程度勢力を回復するだろうが、今後の日本を創り出して行くためには、過去のあやまちをきちんと評価して、反省すべきことは反省してリセットしなければ前へは進めないであろう。(2012.12.05.)(All Rights Reserved.)(不許無断引用)
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シリーズ平成の本音 保守本流自民党のキャッチフレーズは復古調!

2012-12-09 | Weblog
シリーズ平成の本音 保守本流自民党のキャッチフレーズは復古調!
 12月16日の総選挙に向けて、各党が選挙用ポスターやTVでの宣伝や論戦を開始した。
 自民党のポスター等でのキャッチフレーズは、“新しい日本を、取り戻す”だ。経済、教育、外交、安心を“取り戻す”と、“取り戻す”を連呼し、政権を取り戻すということなのであろう。
ということは、民主党が政権を取った2009年8月以前に逆戻りするということであろうが、有権者は2009年8月以前の自民・公明政権の復古調政治にダメだしをしている。その自民・公明政権で作られた経済、教育、外交、安心などを“取り戻す”というのであれば、またダメ出しされる可能性がある。
経済にしても、900兆円近く公的債務を積み上げ、年金を破綻させ、改革を先送りし長期の経済停滞を結果した。そして、消費増税と国債増発で公共事業を増加し経済成長を図るとしており、改革作送りの旧来手法と変わらない。国民は、もうそこには戻りたくはない。
教育は、ゆとり教育が破綻し、いじめも蓋をされ、問題は先送られていた。国歌が流れても起立しない教師がいることは非常識としか言いようがないが、国旗にいちいち頭を下げて壇上に上がり、或いは“日本は天皇を中心とする神の国”と言ってみたり、復古調も教育の場に持ち込まれた。国民は、もうそこには戻りたくはない。
外交にしても、竹島、尖閣、北方4島問題ともに自民党政権下で半世紀余りにわたり先送りされてきた。そのつけが民主党に回され、その未熟さと軸がないことからつけこまれているたけだ。対中関係にしても、国防軍創設や集団的自衛権の実現を標榜する安倍体制では好転の可能性は低い。米国頼みの外交となろう。対ロシア外交についても、日本側が日米集団安全保障体制に向かうのであればロシアとの関係は冷え込むであろう。国民は、もうそこには戻りたくはない。
安全にしても、原子力の安全神話を作り、市町村を交付金、補助金漬けにし、“原子力で豊かな村つくり”など原子力発電を宣伝、普及させ、福島の原発事故を招いた。国中をコンクリートで固めて来たが、ゆる~い防災対策で三陸大津波の大被害を招いた。国民は、もうそこには戻りたくはない。
そして“新しい日本を、取り戻す”とは何なのだろう?“新しい日本”であれば、これから「創り出す」ものであって“取り戻す”ものではない。言葉で清新さを出そうとしているのだろうが、古い日本を持ち出して来て、新しいと言われてもピンと来ない。保守性、復古性がにじみ出ている。国民はもうそこには戻りたくはない。
今回の選挙で、同党がある程度勢力を回復するだろうが、今後の日本を創り出して行くためには、過去のあやまちをきちんと評価して、反省すべきことは反省してリセットしなければ前へは進めないであろう。(2012.12.05.)(All Rights Reserved.)(不許無断引用)
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2012-12-09 | Weblog
シリーズ平成の本音 保守本流自民党のキャッチフレーズは復古調!
 12月16日の総選挙に向けて、各党が選挙用ポスターやTVでの宣伝や論戦を開始した。
 自民党のポスター等でのキャッチフレーズは、“新しい日本を、取り戻す”だ。経済、教育、外交、安心を“取り戻す”と、“取り戻す”を連呼し、政権を取り戻すということなのであろう。
ということは、民主党が政権を取った2009年8月以前に逆戻りするということであろうが、有権者は2009年8月以前の自民・公明政権の復古調政治にダメだしをしている。その自民・公明政権で作られた経済、教育、外交、安心などを“取り戻す”というのであれば、またダメ出しされる可能性がある。
経済にしても、900兆円近く公的債務を積み上げ、年金を破綻させ、改革を先送りし長期の経済停滞を結果した。そして、消費増税と国債増発で公共事業を増加し経済成長を図るとしており、改革作送りの旧来手法と変わらない。国民は、もうそこには戻りたくはない。
教育は、ゆとり教育が破綻し、いじめも蓋をされ、問題は先送られていた。国歌が流れても起立しない教師がいることは非常識としか言いようがないが、国旗にいちいち頭を下げて壇上に上がり、或いは“日本は天皇を中心とする神の国”と言ってみたり、復古調も教育の場に持ち込まれた。国民は、もうそこには戻りたくはない。
外交にしても、竹島、尖閣、北方4島問題ともに自民党政権下で半世紀余りにわたり先送りされてきた。そのつけが民主党に回され、その未熟さと軸がないことからつけこまれているたけだ。対中関係にしても、国防軍創設や集団的自衛権の実現を標榜する安倍体制では好転の可能性は低い。米国頼みの外交となろう。対ロシア外交についても、日本側が日米集団安全保障体制に向かうのであればロシアとの関係は冷え込むであろう。国民は、もうそこには戻りたくはない。
安全にしても、原子力の安全神話を作り、市町村を交付金、補助金漬けにし、“原子力で豊かな村つくり”など原子力発電を宣伝、普及させ、福島の原発事故を招いた。国中をコンクリートで固めて来たが、ゆる~い防災対策で三陸大津波の大被害を招いた。国民は、もうそこには戻りたくはない。
そして“新しい日本を、取り戻す”とは何なのだろう?“新しい日本”であれば、これから「創り出す」ものであって“取り戻す”ものではない。言葉で清新さを出そうとしているのだろうが、古い日本を持ち出して来て、新しいと言われてもピンと来ない。保守性、復古性がにじみ出ている。国民はもうそこには戻りたくはない。
今回の選挙で、同党がある程度勢力を回復するだろうが、今後の日本を創り出して行くためには、過去のあやまちをきちんと評価して、反省すべきことは反省してリセットしなければ前へは進めないであろう。(2012.12.05.)(All Rights Reserved.)(不許無断引用)
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 12月16日の総選挙に向けて、各党が選挙用ポスターやTVでの宣伝や論戦を開始した。
 自民党のポスター等でのキャッチフレーズは、“新しい日本を、取り戻す”だ。経済、教育、外交、安心を“取り戻す”と、“取り戻す”を連呼し、政権を取り戻すということなのであろう。
ということは、民主党が政権を取った2009年8月以前に逆戻りするということであろうが、有権者は2009年8月以前の自民・公明政権の復古調政治にダメだしをしている。その自民・公明政権で作られた経済、教育、外交、安心などを“取り戻す”というのであれば、またダメ出しされる可能性がある。
経済にしても、900兆円近く公的債務を積み上げ、年金を破綻させ、改革を先送りし長期の経済停滞を結果した。そして、消費増税と国債増発で公共事業を増加し経済成長を図るとしており、改革作送りの旧来手法と変わらない。国民は、もうそこには戻りたくはない。
教育は、ゆとり教育が破綻し、いじめも蓋をされ、問題は先送られていた。国歌が流れても起立しない教師がいることは非常識としか言いようがないが、国旗にいちいち頭を下げて壇上に上がり、或いは“日本は天皇を中心とする神の国”と言ってみたり、復古調も教育の場に持ち込まれた。国民は、もうそこには戻りたくはない。
外交にしても、竹島、尖閣、北方4島問題ともに自民党政権下で半世紀余りにわたり先送りされてきた。そのつけが民主党に回され、その未熟さと軸がないことからつけこまれているたけだ。対中関係にしても、国防軍創設や集団的自衛権の実現を標榜する安倍体制では好転の可能性は低い。米国頼みの外交となろう。対ロシア外交についても、日本側が日米集団安全保障体制に向かうのであればロシアとの関係は冷え込むであろう。国民は、もうそこには戻りたくはない。
安全にしても、原子力の安全神話を作り、市町村を交付金、補助金漬けにし、“原子力で豊かな村つくり”など原子力発電を宣伝、普及させ、福島の原発事故を招いた。国中をコンクリートで固めて来たが、ゆる~い防災対策で三陸大津波の大被害を招いた。国民は、もうそこには戻りたくはない。
そして“新しい日本を、取り戻す”とは何なのだろう?“新しい日本”であれば、これから「創り出す」ものであって“取り戻す”ものではない。言葉で清新さを出そうとしているのだろうが、古い日本を持ち出して来て、新しいと言われてもピンと来ない。保守性、復古性がにじみ出ている。国民はもうそこには戻りたくはない。
今回の選挙で、同党がある程度勢力を回復するだろうが、今後の日本を創り出して行くためには、過去のあやまちをきちんと評価して、反省すべきことは反省してリセットしなければ前へは進めないであろう。(2012.12.05.)(All Rights Reserved.)(不許無断引用)
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 12月16日の総選挙に向けて、各党が選挙用ポスターやTVでの宣伝や論戦を開始した。
 自民党のポスター等でのキャッチフレーズは、“新しい日本を、取り戻す”だ。経済、教育、外交、安心を“取り戻す”と、“取り戻す”を連呼し、政権を取り戻すということなのであろう。
ということは、民主党が政権を取った2009年8月以前に逆戻りするということであろうが、有権者は2009年8月以前の自民・公明政権の復古調政治にダメだしをしている。その自民・公明政権で作られた経済、教育、外交、安心などを“取り戻す”というのであれば、またダメ出しされる可能性がある。
経済にしても、900兆円近く公的債務を積み上げ、年金を破綻させ、改革を先送りし長期の経済停滞を結果した。そして、消費増税と国債増発で公共事業を増加し経済成長を図るとしており、改革作送りの旧来手法と変わらない。国民は、もうそこには戻りたくはない。
教育は、ゆとり教育が破綻し、いじめも蓋をされ、問題は先送られていた。国歌が流れても起立しない教師がいることは非常識としか言いようがないが、国旗にいちいち頭を下げて壇上に上がり、或いは“日本は天皇を中心とする神の国”と言ってみたり、復古調も教育の場に持ち込まれた。国民は、もうそこには戻りたくはない。
外交にしても、竹島、尖閣、北方4島問題ともに自民党政権下で半世紀余りにわたり先送りされてきた。そのつけが民主党に回され、その未熟さと軸がないことからつけこまれているたけだ。対中関係にしても、国防軍創設や集団的自衛権の実現を標榜する安倍体制では好転の可能性は低い。米国頼みの外交となろう。対ロシア外交についても、日本側が日米集団安全保障体制に向かうのであればロシアとの関係は冷え込むであろう。国民は、もうそこには戻りたくはない。
安全にしても、原子力の安全神話を作り、市町村を交付金、補助金漬けにし、“原子力で豊かな村つくり”など原子力発電を宣伝、普及させ、福島の原発事故を招いた。国中をコンクリートで固めて来たが、ゆる~い防災対策で三陸大津波の大被害を招いた。国民は、もうそこには戻りたくはない。
そして“新しい日本を、取り戻す”とは何なのだろう?“新しい日本”であれば、これから「創り出す」ものであって“取り戻す”ものではない。言葉で清新さを出そうとしているのだろうが、古い日本を持ち出して来て、新しいと言われてもピンと来ない。保守性、復古性がにじみ出ている。国民はもうそこには戻りたくはない。
今回の選挙で、同党がある程度勢力を回復するだろうが、今後の日本を創り出して行くためには、過去のあやまちをきちんと評価して、反省すべきことは反省してリセットしなければ前へは進めないであろう。(2012.12.05.)(All Rights Reserved.)(不許無断引用)
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 12月16日の総選挙に向けて、各党が選挙用ポスターやTVでの宣伝や論戦を開始した。
 自民党のポスター等でのキャッチフレーズは、“新しい日本を、取り戻す”だ。経済、教育、外交、安心を“取り戻す”と、“取り戻す”を連呼し、政権を取り戻すということなのであろう。
ということは、民主党が政権を取った2009年8月以前に逆戻りするということであろうが、有権者は2009年8月以前の自民・公明政権の復古調政治にダメだしをしている。その自民・公明政権で作られた経済、教育、外交、安心などを“取り戻す”というのであれば、またダメ出しされる可能性がある。
経済にしても、900兆円近く公的債務を積み上げ、年金を破綻させ、改革を先送りし長期の経済停滞を結果した。そして、消費増税と国債増発で公共事業を増加し経済成長を図るとしており、改革作送りの旧来手法と変わらない。国民は、もうそこには戻りたくはない。
教育は、ゆとり教育が破綻し、いじめも蓋をされ、問題は先送られていた。国歌が流れても起立しない教師がいることは非常識としか言いようがないが、国旗にいちいち頭を下げて壇上に上がり、或いは“日本は天皇を中心とする神の国”と言ってみたり、復古調も教育の場に持ち込まれた。国民は、もうそこには戻りたくはない。
外交にしても、竹島、尖閣、北方4島問題ともに自民党政権下で半世紀余りにわたり先送りされてきた。そのつけが民主党に回され、その未熟さと軸がないことからつけこまれているたけだ。対中関係にしても、国防軍創設や集団的自衛権の実現を標榜する安倍体制では好転の可能性は低い。米国頼みの外交となろう。対ロシア外交についても、日本側が日米集団安全保障体制に向かうのであればロシアとの関係は冷え込むであろう。国民は、もうそこには戻りたくはない。
安全にしても、原子力の安全神話を作り、市町村を交付金、補助金漬けにし、“原子力で豊かな村つくり”など原子力発電を宣伝、普及させ、福島の原発事故を招いた。国中をコンクリートで固めて来たが、ゆる~い防災対策で三陸大津波の大被害を招いた。国民は、もうそこには戻りたくはない。
そして“新しい日本を、取り戻す”とは何なのだろう?“新しい日本”であれば、これから「創り出す」ものであって“取り戻す”ものではない。言葉で清新さを出そうとしているのだろうが、古い日本を持ち出して来て、新しいと言われてもピンと来ない。保守性、復古性がにじみ出ている。国民はもうそこには戻りたくはない。
今回の選挙で、同党がある程度勢力を回復するだろうが、今後の日本を創り出して行くためには、過去のあやまちをきちんと評価して、反省すべきことは反省してリセットしなければ前へは進めないであろう。(2012.12.05.)(All Rights Reserved.)(不許無断引用)
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シリーズ平成の本音 保守本流自民党のキャッチフレーズは復古調!
 12月16日の総選挙に向けて、各党が選挙用ポスターやTVでの宣伝や論戦を開始した。
 自民党のポスター等でのキャッチフレーズは、“新しい日本を、取り戻す”だ。経済、教育、外交、安心を“取り戻す”と、“取り戻す”を連呼し、政権を取り戻すということなのであろう。
ということは、民主党が政権を取った2009年8月以前に逆戻りするということであろうが、有権者は2009年8月以前の自民・公明政権の復古調政治にダメだしをしている。その自民・公明政権で作られた経済、教育、外交、安心などを“取り戻す”というのであれば、またダメ出しされる可能性がある。
経済にしても、900兆円近く公的債務を積み上げ、年金を破綻させ、改革を先送りし長期の経済停滞を結果した。そして公明党と共に、消費増税と国債増発で公共事業を増加し経済成長を図るとしているが、いずれにしてもその負担のツケは国民に回されることになるので、改革作送りの旧来手法と変わらない。国民は、もうそこには戻りたくはない。
教育は、ゆとり教育が破綻し、いじめも蓋をされ、問題は先送られていた。国歌が流れても起立しない教師がいることは非常識としか言いようがないが、国旗にいちいち頭を下げて壇上に上がり、或いは“日本は天皇を中心とする神の国”と言ってみたり、復古調も教育の場に持ち込まれた。国民は、もうそこには戻りたくはない。
外交にしても、竹島、尖閣、北方4島問題ともに自民党政権下で半世紀余りにわたり先送りされてきた。そのつけが民主党に回され、その未熟さと軸がないことからつけこまれているたけだ。対中関係にしても、国防軍創設や集団的自衛権の実現を標榜する安倍体制では好転の可能性は低い。米国頼みの外交となろう。対ロシア外交についても、日本側が日米集団安全保障体制に向かうのであればロシアとの関係は冷え込むであろう。国民は、もうそこには戻りたくはない。
北朝鮮が12月12日ミサイル発射実験を敢行したことを受け、保守系紙等が盛んに安全保障問題が争点として浮上しているとしてタカ派的安全保障論を後押ししている。だが国防軍を創設し、兵力を増強するとなれば、それでなくても少子化等で自衛隊に人が集まらない状況を考えると、徴兵制度導入も視野に入っていると見て良いだろう。多くの国民は徴兵制には戻り、国防という名の下で戦争をし、多くの命を散らしたく北朝鮮が12月12日ミサイル発射実験を敢行したことを受け、保守系紙等が盛んに安全保障問題が争点として浮上しているとしてタカ派的安全保障論を後押ししている。だが国防軍を創設し、兵力を増強するとなれば、それでなくても少子化等で自衛隊に人が集まらない状況を考えると、徴兵制度導入も視野に入っていると見て良いだろう。多くの国民は徴兵制には戻り、国防という名の下で戦争をし、多くの命を散らしたくはないだろう。

安全にしても、原子力の安全神話を作り、市町村を交付金、補助金漬けにし、“原子力で豊かな村つくり”など原子力発電を宣伝、普及させ、福島の原発事故を招いた。国中をコンクリートで固めて来たが、ゆる~い防災対策で三陸大津波の大被害を招いた。国民は、もうそこには戻りたくはない。
そして“新しい日本を、取り戻す”とは何なのだろう?“新しい日本”であれば、これから「創り出す」ものであって“取り戻す”ものではない。言葉で清新さを出そうとしているのだろうが、古い日本を持ち出して来て、新しいと言われてもピンと来ない。保守性、復古性がにじみ出ている。国民はもうそこには戻りたくはない。
今回の選挙で、同党がある程度勢力を回復するだろうが、今後の日本を創り出して行くためには、過去のあやまちをきちんと評価して、反省すべきことは反省してリセットしなければ前へは進めないであろう。(2012.12.05.)(All Rights Reserved.)(不許無断引用)
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 12月16日の総選挙に向けて、各党が選挙用ポスターやTVでの宣伝や論戦を開始した。
 自民党のポスター等でのキャッチフレーズは、“新しい日本を、取り戻す”だ。経済、教育、外交、安心を“取り戻す”と、“取り戻す”を連呼し、政権を取り戻すということなのであろう。
ということは、民主党が政権を取った2009年8月以前に逆戻りするということであろうが、有権者は2009年8月以前の自民・公明政権の復古調政治にダメだしをしている。その自民・公明政権で作られた経済、教育、外交、安心などを“取り戻す”というのであれば、またダメ出しされる可能性がある。
経済にしても、900兆円近く公的債務を積み上げ、年金を破綻させ、改革を先送りし長期の経済停滞を結果した。そして公明党と共に、消費増税と国債増発で公共事業を増加し経済成長を図るとしているが、いずれにしてもその負担のツケは国民に回されることになるので、改革作送りの旧来手法と変わらない。国民は、もうそこには戻りたくはない。国民は、もうそこには戻りたくはない。
教育は、ゆとり教育が破綻し、いじめも蓋をされ、問題は先送られていた。国歌が流れても起立しない教師がいることは非常識としか言いようがないが、国旗にいちいち頭を下げて壇上に上がり、或いは“日本は天皇を中心とする神の国”と言ってみたり、復古調も教育の場に持ち込まれた。国民は、もうそこには戻りたくはない。
外交にしても、竹島、尖閣、北方4島問題ともに自民党政権下で半世紀余りにわたり先送りされてきた。そのつけが民主党に回され、その未熟さと軸がないことからつけこまれているたけだ。対中関係にしても、国防軍創設や集団的自衛権の実現を標榜する安倍体制では好転の可能性は低い。米国頼みの外交となろう。対ロシア外交についても、日本側が日米集団安全保障体制に向かうのであればロシアとの関係は冷え込むであろう。国民は、もうそこには戻りたくはない。
北朝鮮が12月12日ミサイル発射実験を敢行したことを受け、保守系紙等が盛んに安全保障問題が争点として浮上しているとしてタカ派的安全保障論を後押ししている。だが国防軍を創設し、兵力を増強するとなれば、それでなくても少子化等で自衛隊に人が集まらない状況を考えると、徴兵制度導入も視野に入っていると見て良いだろう。多くの国民は徴兵制には戻り、国防という名の下で戦争をし、多くの命を散らしたくはないだろう。
安全にしても、原子力の安全神話を作り、市町村を交付金、補助金漬けにし、“原子力で豊かな村つくり”など原子力発電を宣伝、普及させ、福島の原発事故を招いた。国中をコンクリートで固めて来たが、ゆる~い防災対策で三陸大津波の大被害を招いた。国民は、もうそこには戻りたくはない。
そして“新しい日本を、取り戻す”とは何なのだろう?“新しい日本”であれば、これから「創り出す」ものであって“取り戻す”ものではない。言葉で清新さを出そうとしているのだろうが、古い日本を持ち出して来て、新しいと言われてもピンと来ない。保守性、復古性がにじみ出ている。国民はもうそこには戻りたくはない。
今回の選挙で、同党がある程度勢力を回復するだろうが、今後の日本を創り出して行くためには、過去のあやまちをきちんと評価して、反省すべきことは反省してリセットしなければ前へは進めないであろう。(2012.12.05.)(All Rights Reserved.)(不許無断引用)
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シリーズ平成の本音 笑える映像―7

2012-12-09 | Weblog
シリーズ平成の本音 笑える映像―7
 11月30日、衆議院選挙を前にして日本記者クラブで与野党11党首による討論会が行われ、その模様は公共放送(NHK)を通じてTV放送された。各党首よりの発言の後、マスコミ幹事会社の代表より順次質問がなされる形で進められた。
その中で、最大購読者を持つある保守系新聞の特別論説委員H氏より、設立されたばかりの「日本未来の党/国民の生活が第一」の嘉田代表(滋賀県知事)に対し、どうも日本未来の党は小沢の影響が強いのではないかとの趣旨を質問した。嘉田代表が、どうして皆さんは小沢さんを恐がるのですかと話し出した途端、質問席の方向から“恐がってないよ、嫌いなんだよ!”という声が飛び、TVでも声が流れた。
笑ってしまう。というより失笑してしまう。
 仮にもある程度公平性が期待される報道に携わる者が、好き嫌いで政治を判断しているとは余りにもレベルが低すぎるのか、底意地が悪いのか。ましてや公共放送を通じ全国の国民に党首の考え方を伝えるためのものであり、公共性にも反する。
 また同特別論説委員が嫌いだとした小沢議員は、国民の生活が第一の代表などを務め、有権者から選ばれ10期以上国会議員を勤めている人であり、その議員に対し、あたかもメデイアの方が偉いのだと言わんばかりに嫌いだなどと公共の場で発言することは、報道人としての資格にも品位にも欠けると言えないだろうか。他方読者側としては、マスコミ各社にはそのような立場や体質があることを念頭に置いて取捨選択することが必要なのであろう。
 どうも最近、マスコミに携わっている人の質が低下しているように見える。旧自民・公明党政権の下で半世紀以上報道に携わり、特定政党に偏り、上から目線で物事を見る報道関係者が増えているのだろうか。マスコミがビジネス化し、既得権益擁護に偏向して来ているのだろうか。本来、報道というのはある程度の公平性が求められるのではないか。またマスコミが政治等を批判する精神は不可欠であろうが、報道に携わっている者が常に正しいということでも、偉いということでもない。マスコミが長い間寡占状態を続け、批判する側に立ち、批判されることはないというひとりよがりの独善体制を作り上げ、それが既得権になっているのではいないかが問われても良い。マスコミを批判する者はバッシングして社会から追放すれば良いという考え方は、いじめに他ならず、これまで行っていたとしても容認されてはならない。
 そのようなマスコミの公人に対する感情的で執拗な大人社会でのバッシングは、学校におけるいじめを誘発、助長する背景にもなっているのではなかろうか。
 言論がもっと多様化し、お互いが切磋琢磨出来るようもっと自由化して行くことが望ましい。販売価格を固定する再販制が新聞には認められているが、それはいわば大手新聞による競争回避のための身勝手であり、再販制度を撤廃し価格を自由化することがマスコミの多様化、民主化につながるのではないだろうか。批判を受けないマスコミの存在は不健全である。読者が自由に選択できる体制が望ましい。
(12.12.2.)(All Rights Reserved.)(不許無断引用)
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シリーズ平成の本音 笑える映像―7

2012-12-09 | Weblog
シリーズ平成の本音 笑える映像―7
 11月30日、衆議院選挙を前にして日本記者クラブで与野党11党首による討論会が行われ、その模様は公共放送(NHK)を通じてTV放送された。各党首よりの発言の後、マスコミ幹事会社の代表より順次質問がなされる形で進められた。
その中で、最大購読者を持つある保守系新聞の特別論説委員H氏より、設立されたばかりの「日本未来の党/国民の生活が第一」の嘉田代表(滋賀県知事)に対し、どうも日本未来の党は小沢の影響が強いのではないかとの趣旨を質問した。嘉田代表が、どうして皆さんは小沢さんを恐がるのですかと話し出した途端、質問席の方向から“恐がってないよ、嫌いなんだよ!”という声が飛び、TVでも声が流れた。
笑ってしまう。というより失笑してしまう。
 仮にもある程度公平性が期待される報道に携わる者が、好き嫌いで政治を判断しているとは余りにもレベルが低すぎるのか、底意地が悪いのか。ましてや公共放送を通じ全国の国民に党首の考え方を伝えるためのものであり、公共性にも反する。
 また同特別論説委員が嫌いだとした小沢議員は、国民の生活が第一の代表などを務め、有権者から選ばれ10期以上国会議員を勤めている人であり、その議員に対し、あたかもメデイアの方が偉いのだと言わんばかりに嫌いだなどと公共の場で発言することは、報道人としての資格にも品位にも欠けると言えないだろうか。他方読者側としては、マスコミ各社にはそのような立場や体質があることを念頭に置いて取捨選択することが必要なのであろう。
 どうも最近、マスコミに携わっている人の質が低下しているように見える。旧自民・公明党政権の下で半世紀以上報道に携わり、特定政党に偏り、上から目線で物事を見る報道関係者が増えているのだろうか。マスコミがビジネス化し、既得権益擁護に偏向して来ているのだろうか。本来、報道というのはある程度の公平性が求められるのではないか。またマスコミが政治等を批判する精神は不可欠であろうが、報道に携わっている者が常に正しいということでも、偉いということでもない。マスコミが長い間寡占状態を続け、批判する側に立ち、批判されることはないというひとりよがりの独善体制を作り上げ、それが既得権になっているのではいないかが問われても良い。マスコミを批判する者はバッシングして社会から追放すれば良いという考え方は、いじめに他ならず、これまで行っていたとしても容認されてはならない。
 そのようなマスコミの公人に対する感情的で執拗な大人社会でのバッシングは、学校におけるいじめを誘発、助長する背景にもなっているのではなかろうか。
 言論がもっと多様化し、お互いが切磋琢磨出来るようもっと自由化して行くことが望ましい。販売価格を固定する再販制が新聞には認められているが、それはいわば大手新聞による競争回避のための身勝手であり、再販制度を撤廃し価格を自由化することがマスコミの多様化、民主化につながるのではないだろうか。批判を受けないマスコミの存在は不健全である。読者が自由に選択できる体制が望ましい。
(12.12.2.)(All Rights Reserved.)(不許無断引用)
コメント
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