多分駄文のおじさん日記

我輩は駄文を書くおじさんである。旅、音楽、MLB、株式投資、etc., 日々想いつくままに思いを巡らすのである。

英語検定試験

2005-06-12 17:09:38 | Weblog
本日は朝から小5の娘が受験する英語検定試験のお付き添い。
小4で5級に合格し、今回挑戦は4級。まあ、中学2年生前半程度までの内容であるが、これまで数週間にわたり、土日曜は午前中一緒に問題集を履修し、スパルタ教育を施してきた。
(今の仕事やめたら、これからは英語の塾の教師でもしようか、ハッハッハ!)

内容的には、ヒヤリングを含めて皆4社択一のマークシートを埋める問題で、本当の意味の英語力を包括的に試す試験にはとてもとても思えないシステムだが、まあ、早いうちに子供に英語の基礎を習得して欲しいとの願いもあり、子供には頑張ってもらっている。会場に入っていく受験者の中には、時々ビックリするほど小さい子供の姿も見られた。小1小2くらいの帰国子女(にしては、小さすぎるが)が受けるのだろうか。4択なら何とかなるかもしれないなあ。

1時間ほどの試験を終えて、ほっとした表情の我が娘、表情を崩して戻ってきた。
随分緊張したようだがほとんど出来たと安堵していた。教えた我が身としても、同じく安堵。
周りの受験者はほとんどが中学生以上だったらしい。どうも小学校の同学年でも、英検というのは話題には全くなっていないらしい。(レベルの高い学校であれば、そんなこともなかろうが。) 
近くの落ち付きの無い中学生の男の子が小学生の我が娘の答えを盛んにカンニングしようとしていた、という話しには笑ってしまった。 

試験を終えて、家族皆安堵したところで食事をし、そのあと腹ごなしに書店で時間をすごす。
試験までの頑張りのご褒美に娘が欲しい本を買ってあげることにした。バレエの本を選択した。お父さんからも、一冊プレゼント、ということで買ったのは、「英検3級問題集」。ちょっと趣味悪いかなあ。

幼稚園時代からバレエを習っている我が娘、人様の前での公演はもう何度も経験しており、遠いところでは奄美大島まで馳せ参じての公演にも出演した経験があるようだが、どうも来年には、何とNew Yorkのカーネギーホールでの公演予定があるとのこと。(ホントかいな、金が掛かるなあ...)これからは、New York行きをニンジンにして、英語に励んでもらうしかないな。

NYのお薦め散歩道 (3) Central Park‐1

2005-06-12 07:32:10 | New York
New YorkのCentral Parkと言ったら、これは誰もが知っている大公園。New York市民のみならず、世界の各地からNYを訪れる人達にとっても憩いの場所となっている。

Ground Zeroのあるダウンタウンからは地下鉄に乗って一直線、ミッドタウンから更に北へ進むと、東西が800m、南北が4kmという長方形状の公園が続く。

NYに来たときには、ビジネス、個人的な楽しみ、いずれの場合でも必ずこのCentral Parkに来る。Hotelを近くに取ったときには、早朝の公園内ジョッギングなどを行い、「気分はもうNew Yorker」と、嬉しい体験も何度かした。

此処に必ず来る、というのは、その鍵がある。
公園散策の最後にメトロポリタン美術館(Metropolitan Museum)を訪れるのが、我がNew Yorkの旅の定番であるからだ。 
Central Parkを散策し、暫く歩いた疲れを美術館で癒す心地よさよ。

ということで、今回3月のNY訪問もDay 1 には、判で押したように逡巡無くこのCentral Parkへ。
公園の入口付近に有るのが、あのプラザ合意で知られるPlaza Hotel。
金融人なら誰でも知っている1985年のドル高是正の為替合意が行われた会議場がこのプラザホテル。当時のアメリカ、貿易赤字が深刻な状況で、為替調整による国際収支の均衡を図るのがこのプラザ合意であったが、その後1ドル200円を切り(今では信じられない水準だが)、1年半ほどで150円くらいまで一気に円高が進み、世界の為替相場が大パニックになったことを良く覚えておる。
まあこんないわく付きのホテルであるが、罪の無い観光客へは、「行ってらっしゃい、ゆっくり楽しんでおいで!」、と公園に送り出してくれるようだ。

NYのお薦め散歩道 (2) Brooklyn Bridge-3

2005-06-12 07:25:42 | New York
Brooklyn Bridgeを歩き始めて15分頃で最初の石塔近くに辿り着く。
冬の寒さの中でも、もううっすらと額に汗が浮き出てくる。

この頃になると、特に観光客は、石塔をバックに、或いは、橋のたもとに寄り掛かりマンハッタンの摩天楼をバックに記念撮影、というのが増えてくる。何故か分からぬが、中年夫婦、老夫婦などには、「写真を撮ってあげましょうか?」という声が自然と出てくる。今回もドイツから来たという中年夫婦の撮影をしてあげた。やはり、結構色々なところから此処に集まっているのだ。
どこか同じ山を登っている同士のような気分で、橋を歩きながら抜いたり抜かれたり、すれ違うたびにちょっとした言葉を掛け合ったり、と小さなコミュニティが出来てくる気分も悪くない。

ゴシック様式のアーチの柱につるされたワイヤーが統制された幾何学模様を造り出し、独自の空間を創造する。落下防止らしき金網も模様のひとこまと思えば目の邪魔にもならない。
19世紀のアメリカの作品、悪くない。

NYのお薦め散歩道 (2) Brooklyn Bridge-2

2005-06-12 07:21:31 | New York
市庁舎向かって右側に進むと、Brooklyn Bridgeの麓が見えてくる。
ManhattanとBrooklynの間に流れるEast Riverに跨った全長2kmを越える橋だ。
完成は1883年というから120年以上の歴史か。
この橋のたもとに初めて来た時(2003年6月)には、何分掛かるか分からんが、取り合えず歩いてみよう、と進んだことを覚えている。

今回(2005年3月)は、このBrooklyn Bridgeのお散歩は2回目だったが、前回のときは色んな人がこの橋を渡っており、興味深かった。生活のためにこの橋を歩く人は殆ど居ない。時折、自転車がもの凄いスピードで通り過ぎて行くのが、チョッと怖い。

先へ進む。緩やかな登り坂を歩くにつれ、当然周りの景色は大きく変わっていく。
橋中央に有る石塔が次第に大きく見えてくる。

地上部分から、河の上まで来ると、右側にはPier17なるショッピングセンターや自由の女神像見学の船が出る波止場が見える。

そして、その先はWall Streetを望む摩天楼が聳え立つ。
最もNew Yorkらしい風景を此処から楽しむことが出来る。

『はるばる来たぜ函館ぇ~』ならぬ、『はるばるきたぜ、ニュ~ヨオォォクゥッ!!』という感じである。(古いですか?) 函館の街の全景を見るなら臥牛山と呼ばれる函館山、マンハッタンを見るならここBrooklyn Bridgeだ。
この壮大豪華な光景を独り占めだぜ、と良い気分になる。世界の資本主義の象徴たるこの摩天楼街を一望、全て自分の支配下においたような優越気分が湧いてくる。この光景を目に焼き付けるだけでもこの橋を歩くことの価値は充分ある、と自分自身に納得。(何だコリャ?)

以前にも書いたが、そこに摩天楼の兄貴格だったWTCのツインビルが居ないことだけが寂しさを誘う。

NYのお薦め散歩道 (2) Brooklyn Bridge-1

2005-06-12 07:16:57 | New York
今週は、月曜日早朝会社のデスクに着いた時から金曜日の深夜帰宅するまで、ずっと忙しい一週間を過ごした。睡眠の記憶さえあまりないほどだった。来週はその忙しさが更に加速する。取り合えず、本日はカレンダー通りの休みが取れる。ホッと一息だ。
日々ストレスと緊張で疲れ、睡眠不足に苛まれても、休みの土曜日の朝でも、陽が登り明るくなると目が醒めてしまう。哀しいことだ。疲れてもゆっくりと朝寝坊も爆睡も出来ぬのは年寄りの証左か。

さて、New Yorkの散歩道シリーズ、その2、 Brooklyn Bridgeをご紹介。
今回もLower Manhattan、Ground Zeroからのコースである。
これは誰もが知っていると思われるが、なかなかお決まりの観光コースに乗せられてしまうと、行けそうで行けないところか。

Ground Zero、ハドソン河を背にして東方向へ進む。途中少し迂回してWall Streetあたりの金融街の匂いをちょっとかいで見るのも良い。
金融関連のニュースではお馴染みの、ニューヨーク証券取引所(New York Stock Exchange)に遭遇。ここでの株価の動向は、日々の世界の市場に影響を及ぼす源泉となる。まだ、テロへの警備も重重しく、一般人は容易に近づけぬ雰囲気であるのが残念。聊か遠巻きに前を通り過ぎることとした。

また、この近くには、我輩が最初に勤務した米大手銀行の本店ビルがある。入社して数年初めて此処を訪れたときには、そのビルの大きさに圧倒された。アメリカ資本主義のひとつの象徴とも思われたこのビル、ビル前の広場にはオーナーのコレクションのひとつであろうが、幾つかのオブジェが置かれている。当時の日本の巨大金融機関にはない、リベラルな雰囲気にも感激したことを覚えている。今はどうか知らないが、日本の大蔵省(現・財務省)のオフィスも入っていた。いずれにせよ、首を90度に上げても、ビル頂上が遥か遠方にある高層ビルが林立している。

更に東へ進むと前方に高いビルが見えてくる。市庁舎(City Hall)である。(写真)
威厳有る緩やかな半円形の弧を描いたビルである。

その麓にある小公園は、摩天楼の中の、ちょっとホッとする癒しの空間である。
緑の季節には噴水が良く似合うことであろう。