亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

血圧、高くない?

2018-08-01 | 心臓(循環器)?
とにかく暑さで身体に熱がこもった感じが続いています。上手にクールダウンしないと、寝ているうちにでも熱中症になってしまいそうですね。

実は去年、転院した先の歯医者さんでは、治療の前に血圧と脈拍をとられているのですが、春の終わり頃から血圧が急にぐぐっと上がってきて、歯医者さんと「なんだろうね」と話していました。
何となくむくみが取れない感じが続いています。血液検査の結果を見ると、腎臓や肝臓は問題なさそうに見えました 。ではなぜ?

急な肥満でもないし、お仕事のストレスでは?と言われながら、原因を考えてみました。
でも高血圧って、ほとんどは原因がわからないそうですね。

ひとつ思いあたったのは、漢方。
年中、鼻がじゅるじゅるするので、しょっちゅう飲んでしまう小青竜湯には、甘草や麻黄などが入っています。
特に、甘草は漢方にはどこにでも入っているようなお馴染みの生薬で、重なると偽アルドステロン症といって血圧があがったり、むくみが出たりすることもあるようです。延々と飲んでいるのはまずかったか!?

念のため、漢方を飲むのをやめてみて、一応、朝晩に血圧の記録をとるようにしてみました。
一瞬、落ち着いたかと思いきや何となく高い状態がつづきます。
βブロッカーのテノーミンを飲むと落ち着いていますが、薬が切れている朝はひどい状態。あんまり自覚してませんでしたので、びっくりです。

ちょうど循環器の先生にお会いするタイミングだったので相談すると、テノーミンにもう一剤、足した方がいいかもね、とのことでした。

高血圧のお薬はいろいろあります。

まず「カルシウム拮抗剤」。飲んだことのあるワソランもこれ。血管を広げぎみにして、血圧や頻脈を抑えます。

それから「ARB」。アジルバなど。血管を収縮して血圧を上げる働きをブロックするお薬です。アンジオテンシンIIという物質が受容体にくっつくのを邪魔して、働きを鈍くします。

「ACE阻害薬」は、アンジオテンシンII自体を作るのを邪魔するのがACE阻害薬です。

「利尿薬」。これは、尿がよく出るようにして血液の水分量を減らし、流れる血液の量を圧縮するお薬。

そして「βブロッカー(遮断薬)」。インデラルやテノーミンなどは甲状腺疾患の人にはお馴染みかもしれません。心臓のテンションを上げるノルアドレナリンを抑えます。

しばらく使ってみる?と、ARBのアジルバを処方されました。
アジルバは、古いARB の特許が切れる時期に開発された新薬です。
ちょっと高いけれど、とりあえずスッキリと血圧が下がって朝も快適です。

心電図の結果はよかったので、血圧のことの続きは内分泌の先生に相談してね、と循環器の診察は終了になりました。
内分泌で処方はしてくれるけど、薬をやめてみようとはならないかもなぁ。どうなるかなぁ。


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