亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

顎骨骨髄炎で口腔外科に行ってきました

2022-11-09 | 歯科
これは書き損なっていた、夏の間のお話です。顎が腫れ上がってから、何ヶ月か待って、ようやく口腔外科の診察の日がやってきました。

前回、顎骨骨髄炎で腫れ上がる、耳まで強い痛みが出ていた時には、口腔外科で診てもらった結果、歯の根の治療をしてみてください、と戻されてしまいました。
しばらくしたらちょっと別の場所で強い炎症が起きて、口腔外科に診てもらおうかと先生と話したのだけれど、診療終了していて、また初診外来で予約を取ってくださいと言われてしまいました。結局、何ヶ月か待ちになってしまったというわけです。

根の治療をするように言われた前回、レントゲンで見ても、そこは大したことはなくて、すぐ診察終了になったし、同じ場所でなく新しい場所で炎症が起きたのは、何が起きている!?というのが最大の疑問です。
ロキソニンなしに寝ると痛みで目が覚める状態が続きました。噛むのもつらくて、流動食のようなご飯で乗り切った状況です。
しかも、前回のようにペニシリン系の抗生剤のサワシリンを飲んだのに、今回はなかなか効かなくて、10日間飲み続けて、やっとしっかり噛めるようになりました。これは悪化なの?というのも心配です。
とはいえ、前回の炎症もすっかり治まってきた状況で、歯茎の下の方に化膿した袋みたいなものが微かに膨らんでいるのを診てもらって、何かわかるのかしら…というので、不安でいっぱいです。

そんなわけで、今回も再び歯根の治療をしてね、と言われて帰されて、診療終了になってしまったら、次に症状が起きても、結局予約が取れるのは症状が消えてからで、何もわからないまま、同じことを繰り返していくのは困るな…という気持ちでいっぱいでした。だから、今回もよくわからなくても仕方がないものの、診療継続にしておいてもらいたいというのが、願いでした。

気になっていたところを、予診の先生にもいろいろ聞いてみたのだけれど、前回のCTと今回のレントゲンを見ながら、やっぱり「根の治療だよ」と言われて、涙目でいろいろ質問してしまいました。

多分、それでややこしい質問をする患者さん認定になったのかもしれません。
ほとんど午前に診療の最後になって呼ばれて、でも、何を聞いてもわかりやすく答えてくださる先生が担当してくださいました。

ひと通りレントゲンを取り直して、診察してもらった結果、やっぱり今回腫れたところの根の治療をしてね、という話でした。
それではイタチごっこです。
気になっていたところをいろいろ質問してみました。すごく勉強になりました。
ここからは私が聞いて理解したところなので、そうじゃない!ということがあるかもしれませんので、正確な情報が必要な方は調べなおしてください。

顎骨骨髄炎という名前なので、まず炎症が継続的に起きているのだと理解していました。
でも、どうやら、顎の骨髄まで届くような感染から炎症が起きて、そこからややこしいことになっている状態を指すようです。
そして、骨髄の部分が硬化という変化を起こして、顎のCTを見ると、健康な顎は縁が白くて、中はグレーに詰まっているのに、硬化していると、そこもスポンジみたいに網みたいな白いもので埋まってしまいます。

私の過去のCTを見ると、なんと顎のほぼ全体がこの網状になっていました。なぜ全体がそうなったかは推測がしにくいそうです。
原因や治療はまだまだわからないことがたくさんあるそうです。

その状態になると、小さな炎症でも顎の骨髄で炎症が起きやすくなるそうです。
だから、ふつうならなんでもないような前回の腫れた場所の根を治療して、そこでは起きてないし、新しいところに小さな炎症が起きてきたので、別のところが腫れたようです。
だから、地味にもぐら叩き式の治療をすることになるらしいのです。

抗生剤が効くのに時間がかかったのは、飲み始めるまで少し様子を見た分、化膿した量が前回より多かったんじゃないかとのこと。顎はただでさえ血流が少なくて、飲み薬で抗生剤を使っても、なかなか届かないので、効くのに時間が掛かるのは起きがちだそうです。。

時には歯の状態は完璧!なのに、硬化が進む人もいるようで、そういう時には抗生剤の種類を変えたり、延々と飲み続けてみたり、手探りの治療になるようです。
でも、根の治療から着手できそうなら、まずはそれをやるべきだし、それで効果があるなら、実は意外とラッキーなこと、と強調されました。

時間をかけて、そこまで説明頂いて、なるほどと納得して、結局、診療終了となりました。

いつもの歯科の先生に報告したら、先生からのお返事では、前の根の治療をしたところは塞いだ状態でいいよ、新しいところの根の治療をしてね、としか書いてなかったようです。私が聞いた解説に、なるほどわかりやすいと言ってくたさり、その理解でよいのかお知り合いの口腔外科の先生とも話し合ってくださっていました。

とりあえず、腫れたところの根の治療をしつつ、次に歯茎の底が化膿してきたら、早く抗生剤を始めるという方向で、がんばることになりました。

治療法があんまりなくて…というところに、なぜかはまりがちなのは自覚していますが、こんなところでまで、はまるとは思っていませんでした。

歯科は、削ったり抜いたり、後戻りできない治療も多いのに、基礎をまったく知らないので、うまく質問できないこともたくさんあり、ドキドキすることがたくさんあります。
でも、辛抱強く特殊な状況なことを勉強して治療を組み立ててくださる先生がついていてくださるのが、他の科と同じように、すごく恵まれているのだと思います。

よくわからないことはたくさんあって、患者としてできることは限られるけど、細かい歯磨きやうがいをしたり、細かい変化を見逃さないようにがんばります。


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また顎骨骨髄炎

2022-06-20 | 歯科
何だか疲れが抜けないなぁという日がつづいていたところで、また顎が痛くなり、耳まで響く、強い痛みが出ました。顎骨骨髄炎?ということで、また歯の先生に相談しました。5月のことです。

振り返ると、去年の5月にもそんなことを言っていて、その後、腹膜炎になり、卵巣嚢胞(子宮内膜症)の手術となり、用意していたら糖尿病まで発症しちゃったという、「騒ぎの芋づるの最初」だったのです。(いや、お正月にお尻が痛い…と言っていたのは実は内膜症の症状だったとしたら、それが始まりかもしれませんが…)

前回は、骨髄炎っぽいけれど、そこの歯の根の治療をしてもらってくださいと言われて戻されたのですが、根の治療をしてもらっても、根はきれいで膿が出るわけでもなく、レントゲンでもほとんど病巣はなく、抗生剤が効いたのだよね…ということで、終わっていました。

今回、痛んだのは、前に疑われた歯の2本奥歯側のところで、場所が違います。
腫れは前回ほどではないのですが、歯茎と頬の間の谷間の底が腫れていて、周りの歯に歯ブラシがあたるだけで涙目になり、ロキソニンが切れたら、猛烈な痛みで夜も目が覚めるほどでした。

すぐに先生に相談し、ペニシリン系の抗生物質サワシリンを飲んで、3日目にようやくロキソニンが切れても、目が覚めなくなりました。5日間飲んで、ようやく収まりました。
レントゲンを撮ってもらいましたが、今回も歯の根元に大きな病巣がある様子でもなく、顎骨骨髄炎が再発している様子です。やっぱり歯のせいっぽくはみえない。
血糖のコントロールもよくないし、何となく全身のコンディションもよくないのも影響しているのかしら。

ひとまずサワシリンが効いたものの、歯の由来でないなら、ペニシリン系のサワシリンでなくて、別の種類のセファム系の抗生物質フロモックスをもらった方がいいんでしょうかと聞いてみましたが、その辺りは口腔外科で判断いただいた方がいいようです。

それで、口腔外科に予約をしようとしたら、まったく入らない!7月末か8月になるとか。いやいや…すっかり炎症もおさまって、何を診てくれるのでしょう。こちらも問診に十分なお話ができる記憶が残っているやら。
前回、釈然をしないまま、歯の根の治療をするように言われて、診療終了になっていたので、初診扱いになっていて、歯科の先生たちもいろいろ聞いてくださったものの、けんもほろろだったようです。忙しいですもんね。残念。

内科でかかっている病院の口腔外科にも聞いてもらいましたが、そちらも受けてもらえなさそうでした。

そうこうしているうちに、数週間経って、また腫れと痛みが起きました。3回目です。
歯が合わさるだけで涙目で、やわらかい離乳食のようなご飯で乗りきりました。早めにサワシリンを始めて、ロキソニンなしでなんとか頑張れましたが、4日目にようやく多少噛めるような状態でした。結局、しっかり噛めるようになったのは2週間後のことです。

骨の感染症は骨の中の方にある骨髄に起きるわけですが、そこで炎症が広がると、周りの堅い骨に圧迫されて、血流が悪くなり、壊死する原因にもなるようです。だから、壊死するようなひどい腫れが避けられて、正解です。
逆に、すごく腫れていたら、口腔外科の救急枠に入れてもらえたのかもしれないとふと思いました。

うまく治っていない骨髄炎は、慢性骨髄炎と呼ばれ、治りにくいようです。しばらく症状がなくても、数年越しでまた痛むというのを繰り返すのだとか。困ったものです。

慢性の骨髄炎となると、骨粗しょう症のお薬ビスフォスフォネート系製剤は飲んでいないなら、対象が広い抗生剤を4-8週間、しっかりじっくり続けることになるでしょうか。
CTの結果によっては、問題の骨を切開してどんな菌がいるか調べたり、洗浄したりすることも多いようですが、今のところ病巣がはっきり見えるわけでなくて、念のために手術となって、他の病気もあるから入院となって、でも病巣も原因もわからなかったね、というのは避けたいところです。場合によっては他の病気と調整が必要なら、内科でお世話になっている病院に紹介状を書いてもらうのがいいのかもしれません。

まずは新しい口腔外科の先生とコミュニケーションがとれるようにがんばります…。そして、とにかく繰り返す骨髄炎について、診療終了にならないように、診てもらえますように。腫れを繰り返さないようになりますように!

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顎の骨髄炎

2021-06-26 | 歯科
このブログを更新できなかった間にいろいろ起きすぎていて、振り返りながら網羅できていないのですが、ボツボツ書いていきます。よろしければお付き合いください。

先月半ばには、いきなり顔が腫れてきて、顎から耳まで痛いということが起きたので、歯科の先生にお会いしてきました。マスクをしているから目立ちませんが、外から見ても尋常でなく腫れています。ひとまず、抗生剤を飲んで回避したのですが、なんだか様子がおかしい…。
骨髄炎か?という疑いが出てきました。

骨髄炎というのは、骨の中の血流が多いやわらかい部分を包む骨の硬い部分が壊れたり血流を通したりして、骨に菌などが入り込んで、骨の中で炎症を起こしているもの。

CT やMRIを撮ることになりました。
どちらもたくさん撮られてきましたが、顎は始めてです。
「動かないでください、唾を飲み込むのもダメですよー」と言われましたが、結構大変ですね。

どうやら骨髄炎でした。
やっぱり…。

でも、レントゲンを見る限り、歯の根のところに大きな歯周病があるでもなく、小さな炎症から大きなことになっている感じもある…といつもの先生が少し釈然としない感じでした。
抗生剤サワシリンをいつもの3日でなくて10日飲んで顎の違和感がなくなりました。
ちょっとしたことに体が激しく反応しちゃう感じ。

あわせて、その一環で他科の新しい先生に、心臓の既応症ってもっと詳しく…と追求され、いや甲状腺ホルモンの関係の頻脈ですと言い続けているうちにうっかり僧坊弁がわずかに閉鎖不全だと言われたことが…と、ポロリと話してしまったら、カルテに僧坊弁閉鎖不全と書かれてしまいました。
いや、弁膜症とか言うことでなくて、と説明するものの、消されることはなく。

実は、弁膜症があると、歯科治療の歯根などの治療する前に、菌の固まりプラークが飛ぶと危険なので、事前に抗生剤を飲んでおくようなのです。
毎回そうなると、ちょっとたいへん。

私の場合は弁膜症というほどではなくて、大丈夫でしょうけれど、カルテに書かれていると、万が一の時に、「わかっていたのに、適切な処置をしなかったの?」となりかねません。
大丈夫だよねと先生も私も思いつつ、お作法として、循環器の先生に、大丈夫だよと書いてもらってくることになりました。

うっかり言った一言から、ややこしいことになったのですが、これが命を救う(ちょっと大袈裟?)ことにつながります。この話はまた改めて。

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歯医者さんに行ってきました

2018-06-21 | 歯科
歯医者さんに行ってきました。

血管浮腫も続いて、去年の春に大きな病院に紹介されたのですが、しっかり相談できて安心です。
今年の春に、先生の変更があって、もう一度、治療の方針を相談しなおす時間を取ってくれました。
歯は、もとに戻せない「不可逆的な治療」が多いので、選択肢や選ぶ理由をしっかり説明してもらえるのはうれしいことです。

内科でお世話になっている先生方はそうした説明のエキスパートだなぁと思うし、自分でも自分のマイナーな病気についてはまじめにお勉強してきたので、急な選択が必要な時にも、きっぱり決められます。
でも、歯のことは意外とよくわかんないことが多くて、どうしたもんかなぁ…と思っていました。

いろいろ骨代謝がおかしかった時期に薄くなった上の顎の骨のことなど、今春からお世話になった先生が、いろいろ考えて、インプラントの外来のセカンドオピニオンに出してくれました。
現状のレントゲンを見ながら、顎の再生の可能性など、いろいろな治療の可能性、優先度などを丁寧に説明してもらうことができました。よく理解できたし、気持ちもスッキリしました。

インプラント外来は、基本的に保険適用されません。だから、自己負担は高いのだけど、保険点数を気にして手短に…というのでなくて、丁寧に説明を受け、質問もしっかりできたのが、ほんとによかったです。もちろん先生によるのでしょうけれど。

結局、再生医学のような治療は選びませんでしたが、行って納得でした。


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新しい歯医者さん

2017-03-15 | 歯科
あんまりくちびるが尋常でなく腫れ上がる血管浮腫などがつづいたり、よくわからない疲労感がつづいたので、街の歯医者に心配…と言われて、大きな病院の歯医者さんに移ることになりました。
私としても、この歯医者さんで、もやっとしたことがつづいたので、いい機会だなと前向きな気持ちです。

いろいろ病気を持つ患者さんの治療をよくされているという先生に紹介いただけました。
驚いたのは、待ち時間がすごく短かったこと。病院というのは何時間でも待つもの、というのが染み込んでいるせいか、衝撃でした!

まずお会いして、小さい頃からの病歴やら今の状態をゆっくり聞いてくださるところから。
たっぷり問診してくださって、治療の方向のお話も時間をかけて説明してくださったのに、お会計は数百円でまた驚きです。
保険診療ってありがたいけど、それで病院が成り立つのか!?と思いました。機会があるなら、寄付でもしなくちゃ…という気分です。

それから、内科の先生に様子を聞きたいと、膠原病、内分泌(甲状腺)、循環器、アレルギーの先生にお手紙を出してくださって、ちょっと大ごとになっていますが、先生たちがさっそく「大丈夫です〜」というお返事を出してくださっていました。

シェーグレン症候群のために唾液が少ないのですが、案外、舌もひび割れていなくて大丈夫そうと言ってもらいました。

いろいろと治療することがありそうですが、安心して治療できるのは一番です。
ちょっと楽しみです♪


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こんなときに歯が…

2009-02-10 | 歯科
お昼を食べていたら、あ…、歯のつめものが取れてしまいました~。よりによって、こんなときに~!歯医者さんにお電話して、今日、さっそくつけてくれました♪ ヨード消毒は、別のもので。

唾液も減っているし、こまめにお手入れしましょうねと言われていたのに、通うのをさぼっていたんです。じっと座っているというのもつらかったりするし。
でも、必要に迫られて行くことになったので、具合が悪いなりに、短い時間でちょっとずつお手入れしてくれることになりました。がんばります~。

インフルエンザでの休校は、去年の同じ時期と比べると4倍に増えているそうですね。タミフル耐性が増えているので、200万人分のリレンザを追加輸入することになったそうです。
これだけ増えていると、リレンザ耐性もあっという間にできてしまいそうです…。
新薬開発が激しくなりそう。

実は、なんだか喉がピリピリして、微熱中。インフルエンザじゃないと思うけど、歯医者さんに行った以外は、今日は代休してのんびり寝てました。復活したかな。

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フッ素コートは甲状腺を低下させる?

2008-05-17 | 歯科
平日に一日休んだから、週末になっても倒れこむことなく、穏やかな一日。そんなときに限って、家の近所でドドドと工事中です(笑)

近頃、シェーグレン症候群で唾液が減るから、虫歯になるのを気にしてます。
昨日、歯医者さんでのお掃除から帰る前に、「ところでフッ素コートってした方がいいんですか?」と聞いてみたら、「今日は軽くしておいたけど、今は歯磨き粉にだいたい入っているし、あえてしなくていいですよ。だからって、歯磨き粉をたっぷり使わないでくださいね。米粒くらいで十分ですから。」と言われました。なんだかあんまりお勧めじゃない感じ。

たしかにフッ素は、歯の再石灰化をさせるわけだから、他のところで石灰化するとややこしいだろうなと思いながら、帰って調べると、確かにいろいろ意見がありそうでした。

なんでも摂り過ぎるとよくない、という話なんですが、班状歯、骨硬化症、腎臓・心臓疾患、脳・中枢神経障害、フッ素アレルギー、あげくは発がん性なんて懸念もあるようで。特に、腎臓に負担をかける可能性があるようです。欠乏しても病気にならないけれど、過剰摂取すると有害になると、国立健康・栄養研究所が言っています。しかも、過剰摂取の上限がけっこう低いみたいなので、気になるところです。
現在は行われていませんが、昔、日本でも一部地域で水道水にフッ素を添加していたこともあるようですが、ちょっと迷惑なお話ですね。

もっとも過剰にとってしまったフッ素は多少、排出されるのでしょうが、ろ過する腎臓でも石灰化したりして。膠原病(SLEや血管炎)で腎臓が元気か気にしながら暮らしている身としては、腎臓に負担をかけることはあんまりやりたくないかも。

おぉ!と思ったのが、甲状腺。20世紀のはじめには、ヨーロッパでは甲状腺機能亢進症の患者さんにフッ素が処方されていたそうです! そんな話は知らないから、無邪気にフッ素コートをしそうでした。甲状腺ホルモン不応症で、よくわからない甲状腺の反応が出ているときに、フッ素コートをしてました~と言ったら、内分泌の先生に泣かれそうです。うーん、フッ素加工の鍋をやめて、鉄鍋にしようかな~。
フッ素が甲状腺の働きを抑えていれば、エナメル質の発達も抑えてしまう…というわけで、子どもの歯にフッ素コートをしてもかえって虫歯が増えたという研究者もいて、そういうこともあるかも。

ヨーロッパでは飲料水や食塩に添加されたりという例もあったのですが、今は中止するトレンドのようです。アメリカではまだフッ素コートが継続中、日本の歯医者さんも推進派が多いかも。
いきなり環境ホルモン扱いをするつもりもないけれど、とりあえず知らない間に勝手に摂取させられるのは困るなぁというのが率直な感想でした。

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歯磨き、合格しました

2008-05-16 | 歯科
今日も暖かかった…みたいですね(笑)
暖かいはずなのにカラダが寒いのは、気にしてはいけません。同僚がジンジャーティを入れてくれました。そのおかげか、今日はシモヤケもレイノーもなく過ごせました。
甲状腺ホルモン不応症の情報サイトにはどんな情報や機能がほしいかなぁ~、膠原病でも、血管炎とかMCTDとかシェーグレンとか、情報が少ない病気のサイトもほしいなぁ、と妄想は膨らみつづけてます(笑)
盛り上がりすぎて、病気が再燃して、そこから情報収集するなんてのはどうかと思うので、妄想はほどほどに。

すこし元気も戻ったので、予約していた歯医者さんに行って来ました。シェーグレン症候群のせいか、唾液が減っているので、ちょっとこまめなお掃除をお願いしていたのですが、今日は、「きれいにブラッシングできています」と褒められました♪
カラダが全体的に炎症系になっているかなと思っていたので、口のなかに口内炎やいろんな問題がなくて、ちょっと安心。

近頃は、古い電動デンタルブラシと携帯用のジェット・ウォッシュを愛用してます。ほんとは大型の立派なものがあるといいのかもしれませんが、これなら出かけても入院しても使えます♪ (もちろん、しばらく入院はしない予定ですが。)

やっぱり手が痛かったり、あごが痛かったりすると、歯磨きに気合が入らなくて、唾液の減って虫歯になりがちなシェーグレン患者としてはよくありません。というわけで、文明の利器を導入してみたのですが、電動歯ブラシなら手の何倍も早くシャクシャク磨いてくれるので、磨いている時間は短縮されて負担が軽いわりに、きちんと磨けているようです。歯医者さんに褒めたれて、やっぱり効果があるのかと実感です。

褒められたので、すっかり気をよくして、帰ってから鏡の前でしばらくイーと歯を眺めてました(笑)
…ふと、喉の左の方がぷくっと膨れているのを発見。これは甲状腺のエコーのときに結節があったあたり?という気もしますが、もうすぐ診察もあることだし、そのときまで「気がついてない、気がついてない」と封印することにしました。本気で忘れ去ってしまわないように気をつけます~!

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割れた歯のその後

2008-03-06 | 歯科
とつぜん壊れた歯に応急処置してもらった詰め物は、翌日にはガリっと崩落し、歯そのものも1ミリずつくらいのカケラで壊れつづけているのか、時々、口の中で発見します。無意識に奥歯を噛みしめているのかなぁ。神経のすぐ近くまで割れているという話なので、歯髄炎の痛みがくるかも、とドキドキの毎日です。

そういうときだからこそ、キレイにブラッシングをしなくちゃ!というのと、割れた隙間をゴシゴシ磨くのが怖い(泣)というのとので、ジェット水で歯を洗う機械を買ってみました~!
ほんとは、ドルツのジェットウォッシャーが欲しかったのですが、お値段(笑)と、置く場所をどうしようかというのと、意外に音が大きいので、今回は、小さなポータブル・タイプを購入しました。水圧が弱くて、かつタンクが小さいので、ちょっと失敗かも(笑)使っている途中にタンクの水が空になってしまうけど、それでも、気持ちいいものですね!

薬についても、麻酔や痛み止め、いざというとき(どんなとき?)の処置の方針を擦りあわせるために、歯医者さんが膠原病と内分泌の先生たちに、それぞれお手紙を書いてくれるので、来週には、方針が見えてくる予定です。
熱も、朝には36度台になっているし、夕方も37.5度前後なので、午前中なら歯医者さんの治療がはじめられるかも!と勝手に期待してます~!

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歯が欠けた…熱がつづいているのに!

2008-03-03 | 歯科
突然、歯ががっつり欠けて、歯医者さんに駆けこみました。こんなこと、はじめてです!!(涙)
1月、2月に、定期検診をしてもらおうと歯医者さんにいくと、膠原病はともかく、甲状腺が亢進しているならちょっと…と言われて、病院を転々としましたが、病気があってもみてくれる歯医者さんにめぐりあっていて、よかったです!! 無意識の予感!? シェエーグレンのせいか、唾液が減っているから気をつけようとは思っていたけれど。

「神経ぎりぎりまで割れているから、とつぜん激痛がくるかも。そのときはカロナールで効くかなあ。」と呪いのような話(笑)を聞きながら、とりあえず、今日も熱があるので、応急処置だけです。

応急処置のために必要な今の微熱の状況と、血液の状態について説明したのですが、前回、無口だった目だけイケメンの先生は、今日はご機嫌だったのか、いろんな話をしました。「僕の平熱は、35.5度なんです。37.5度なんて出たら、ふらふらですよ。」なんて話をしてくれて、笑ってしまいました。
歯医者さんが主治医に質問のお手紙を書いてくれて、麻酔や痛み止めをどうするか考えてくれることになりました。手をつけられるまでに、熱がさがるといいな♪ 突然、痛くなったら、ボルタレンロキソニン登場?喘息にならないといいな♪

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歯医者さんに漂着

2008-02-05 | 歯科
これまで、問診表に病名を書くだけで、うちではちょっと、と言われつづけて、紹介状を持って、数軒をめぐりめぐっていた歯医者さん。今日は、紹介された駅前の小さな歯医者さんに行ってきました。

おじいさん先生とその奥さんらしき助手、若い息子さんの3人です。若いアシスタントもなし。待合室に医薬品会社から配られたようなパンフレットもつみあがってなくて、ホームページもありません。設備もけっこう古いのですが、こぎれいな感じでした。

紹介してくれた総合病院の先生も、「若いけど、大学病院も兼任していて、薬の知識もしっかりしている人ですよ」と話していたけれど、問診も薬の種類と量を確認するだけのシンプルでした。
「今まで問題なく、歯医者さんに行っていたのでしょう?」とあっけなく治療開始することになりました! 何をしたいか、何が気になるかをよく聞いてくれて、ちゃきちゃきお掃除をしてくれました。不要なレントゲンもなし。
なんだか結果的に歯医者さんにめぐり合えたような気がします♪ よかったー!

ちなみに、その若い先生がとってもイケメンでした。目しか見えなかったけど(笑)

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職場ちょっとだけ復帰♪

2008-01-21 | 歯科
雪は降りませんでしたが、今日は大寒。寒いです~。
お仕事は、半日だけ復帰しました。ロッカーの裏に仮眠室をつくってくれたり、お昼休みを長めにとって帰宅してもいいよ、と言ってもらったり、すごく配慮してくれました。実際のからだの負担を見ながら、調整していくことになります。

そうそう、今日の、3つ目の歯医者も3時間かかって、また紹介状をもらってきました(笑)
この間、近くの歯科から紹介してもらった救急もやっている総合病院です。「抜歯するわけじゃないから、ふつうの歯医者さんでもじゅうぶんですよー」と言って、駅前の歯医者さんに注意事項の指示書を書いてくれました。

ちなみに、次に紹介されたところは宣伝もしていないですが、大学病院でも非常勤をしているワカイ先生で、説明が丁寧という噂です。駅の近くだから、歯のクリーニングにも通いやすそう。めぐり巡って、実は、安心な先生にめぐりあえたのかも♪
とにかく、次こそは診ておくれ!

いざという時に救急で断られないようにカルテを作る、という話は、その総合病院で「救急なら、うちより当直に内科がかならず入っている○○病院がいいよ」と囁かれた(笑)ので、主治医と相談して、状況によっては一度、その○○病院の内科でカルテをつくるかも???

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歯医者さんに再挑戦♪

2008-01-19 | 歯科
先日、知り合いの歯科医にばったり会ったとき、「その状態で治療するのはやだなぁ」と嫌がられたので、近所の大きな歯医者さんに行ってみました。
受付で「いろいろ病気があって」と言ってみたものの、説明する間もなく、「混んでいるので3時間に来てください」と言われ、3時間後、ふたたび行って、A4の紙に2ページの問診票に細かく書き込みました♪

しかし…!
診察室に入って、しばらくすると院長先生らしき先生がやってきて、歯をざーっと見たら、「じゃ、レントゲンね」と、質問も反応もない…。
いいけど…、問診票、読んだ…? ほんとに、いいの~?

 わたし「膠原病と甲状腺の病気があるんです~♪」
 先生 「…。」
 わたし「甲状腺が亢進してて♪」
 先生 「…。」

ここでおもむろに問診表を手にとって、「甲状腺機能亢進症?」って、膠原病やAnca陽性の話になる前に、「ここで麻酔を使って何かあっても、救急車を呼ぶだけだから、総合病院に行ってください。紹介状を書きます。」と、きっぱり宣言されました。

ええ、そういうときはハイドロコルチゾン(水溶性ステロイド)を打ってもらって、搬送してもらえればいいんですけど…。ヨードも使っていいそうですよ。
なんて、もちろん言えず。
診察台では、うがいをしただけで帰ってまいりました(笑)

甲状腺も治療して、安定している状態のときには、どこでも問題なく歯科治療してもらっていたのですが、今は、不安定だし、しかもメルカゾールもはじめたばかりで無顆粒球症(白血球の一種がなくなってしまう症状)が出る可能性もある時期なので、わたしが医者でも、断ります、きっと。

とりあえず、近くの総合病院で、いい歯医者さんを紹介してくれたし、紹介状の料金は初診料より安かったので、よかった、のかな。当面の歯科治療は、平日の主治医たちが確実に連絡が取れる時間帯に行こうと思いながら、帰ってきました~。

紹介状には、もちろん問診票で書いた膠原病のことなどは一切触れられず、「甲状腺機能亢進症あり」と1行だけ書かれていました。また問診票に同じことを書くことになりそうです。
問題は、次にいつ行く気になるかだなぁ(笑)

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歯医者さんに断られた(泣)

2008-01-14 | 歯科
診察に行ったわけではないけれど、歯医者さんをずっとさぼっていたので、いつもの歯医者さんに「今度、行きます」と予約をしようとしたら、どうしてる?と世間話に。
病気のことも正直に話したら、血管炎もあるし、甲状腺が亢進している状態だったら、怖いから治療はやだ、と言われてしまいました(泣)

「だって、麻酔しながら、バイタル(脈拍や血圧など)をずっと確認してるってのは、うちではムリだもん。主治医がいいって言わない限り、総合病院に行った方が絶対いい。」だそうです。

今まで治療してたじゃん!(笑)
確かに、今みたいに不安定な状態では、いざとなったら、すぐに治療できる環境が安心なのかな。シェーグレンで歯はあやしい…。きゃー、どうしましょ。

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