亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

肺がん? すりガラス陰影で呼吸器科に

2022-06-08 | 呼吸器(喘息?)
2月にみぞおちが痛くてお世話になった救急で造影CTを撮ったら、肺に影(すりガラス結節)が見つかって、先月は経過観察のために呼吸器内科に行ってきました。
初めましての若い先生ですが、膠原病でお世話になっている先生に、いい先生だよ!と言われて安心して行きました。手塚治虫のコミックでいい先生として出てくるみたいな先生で、ぱきぱき説明してくださって、とっても安心でした。

この病院では私のややこしい病気の関係でずっと古いカルテを残してくれていて、2008年と去年の腹膜炎の時のCTデータが残っていたのですが、お腹を写したものなので、惜しくも肺の下の方はギリギリ映っていなくて、この影がいつ頃からあったかは謎です。

すりガラス陰影の一番怖い可能性は肺がん。
それから、膠原病の関係。あとは感染症やいろいろな炎症。

内視鏡を口から気管に入れてやる気管支鏡の検査をするのはしんどそう…とドキドキしていましたが、影の場所があまりに脇の方なので、無理に検査をしないのがいいんじゃないかなということでした。
予想どおりCTを撮って観察することになりました。
本当は別日にCTを撮りにまた病院に行き、読影のレポートをみてもらって、さらに1週間以降に外来に行くのがお作法みたいでした。が、病院が遠いこともあって、かわいそうだね、ということで、CTは当日、隙間を待って撮ってもらうことに。
ちなみに、念のため、造影の前後2日は飲んでいてはいけないメトホルミンは休薬してきていましたが、造影はなかったので、お薬はすぐに再開できました。

先生は午後には外出ということでしたが、CTが撮れたあと、まだいたら画像だけでも見てみようと声をかけてくれました。帰りに寄ってみたら、普通の倍の人数の外来を受けていたようで少し萎びた様子ながら、先生はまだ外来されていました!
さっそく画像を見ると、すりガラス陰影は残念ながら、なくなってないけれど、とりあえず大きくなったり濃くなったりはしてなさそうです。
場所は、右の下の方(右肺下葉)。大きさは9mm。様子を見るということでよさそうな大きさです。
よぉく見ると、中に微かに濃いところがあるような。

異型腺腫様過形成(atypical adenomatous hyperplasia;AAH)といって、肺胞が正常肺胞細胞と少し違う感じの細胞によって覆われている病変か、上皮内腺癌 (Adenocarcinoma in situ ;AIS)かという可能性は残りますが、まあ、増えてもないし、焦って何かをしなくっちゃという感じでもなくて、かといって、忘れず見守ってね、というところ。
あとは、わりとからだの中央に近い縦隔・肺門リンパ節がちょっと腫れてるかなという指摘がありましたが、前と変わってはないね、ということでした。
次は3ヶ月でなく9ヶ月後に予約となりました。

ちなみに、画像の隅に、左の甲状腺に水が貯まった低吸収域と、右の腎臓に嚢胞があったよというのも、いつものこと。

とりあえず肺がん(腺がん)の可能性はなくなっていなくて、手術をするとしたらゴソッと切るのかもしれないけれど、ひとまずすぐに大騒ぎでなくてよさそうなので、手術をするとしたら耳鼻科の蝶形骨洞の嚢胞をとる手術が先になりそうです。

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あれ、肺にすりガラス状結節の陰?甲状腺も?

2022-03-23 | 呼吸器(喘息?)
この間、お腹が痛くて病院に行ったとき、先生が造影CTをすごく丁寧にみてくださって、お腹と関係ない右肺の隅っこに5-6mmのすりガラス状結節を発見してくれました。
もやもやした縁がくっきりしていない陰です。

炎症の痕か腫瘍の赤ちゃんかわかりませんが、3ヶ月後に呼吸器科でフォローとなりました。
喘息もあるし、肺に炎症の痕があっても驚きませんが、3ヶ月~半年経っても消えないというと早期肺がん(肺腺がん)の可能性もあるようです。

肺の炎症の痕で消える可能性が高いし、腫瘍だとしても、肺腺がんでしょうか。肺ガンというと怖いイメージがありますが、わりとおとなしい腫瘍なようので、あんまりドキドキしないでおこうと思います。早くわかってラッキーという類いでしょうか。

呼吸器で診察してもらうなら、ずっと続く息切れ、喘息のことも相談できたらすごくうれしいかも。

それから、以前にエコーで指摘されていた甲状腺の嚢胞の画像も中にまだらの模様があるように映っていました。水ぶくれの中にくっきりした実が写っていたわけではないですが、副鼻腔の蝶形骨洞の嚢胞と同じように水だけでない可能性がありそうです。
ちょうど内分泌の外来で甲状腺のエコーをしなくちゃねと話していたところでした。内分泌の先生に報告しなくては。
甲状腺はエコーの方がわかりやすいことが多いようで、CTでなく、エコーで大きさや石灰化の状況を確認することになるかしら。

検査をいろいろすれば、○○疑いというのが出てきがちです。昔は落ち込んだりドキドキしたりしましたが、長い病気が多いと自然と検査をする機会が多くて、ガンかもしれない…というのも頻繁に出会うので、あんまりストレスを感じなくなってきました。
とはいえ、油断しないでちゃんと経過観察しようと思います。

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脚がつるのでβ2刺激剤を中止に

2021-06-12 | 呼吸器(喘息?)
ご無沙汰しすぎました。

すっかり暑くなってきて、こたえますね。
ブログに書くような話が実はいろいろあったのに、コロナの状況でやることが増えるのに効率が悪いことが続けていて、ぐったりしていて更新できていませんでした。

実は、こちらの記事は昨年9月に書いたのに、公開できていませんでした。
ご無沙汰にも程があります。気がついたら、8ヶ月以上経っていて、あわてています。
でも、誰かの役に立つかもしれないし、私も記録となるので、公開していきます。

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2019年の秋ごろ、喘息の調子がよくなくて、シムビコートをせっせと吸っていたのですが、11月頃には毎晩のように脚がつるので、芍薬甘草湯が手放せなくなっていました。
伸ばしても温めても治らない脚のつりが、芍薬甘草湯を飲んだら10分もしないでとれるというのが驚きです。

さらに、しばらくすると、手の親指がきゅぅっと手のひら側に引っ張られるようなことが頻繁に起きるようになりました。
手の親指が3つ指をつくときのように手のひらの小指の方へ引っ張られるような感じで、きゅっと縮こまる感じというのか、細いブレスレットに手を通そうとしている感じというのか、引っ張られるような麻痺の状態です。
また顔のほっぺたがピクピクと引っ張られるような感じになることもありました。

これって、テタニー?

テタニーというのは、意思と関係なく手足の筋肉が痙攣をおこした状態で、電解質のバランスがよくない時などに起きることがあります。
バセドウ病で手術で甲状腺を切除したような場合、甲状腺にくっついている副甲状腺も取れてしまうと、カルシウムの調整機能がうまくいかなくなっても起きる話を聞いてきたので、なんとなく、あ、あれかなと思っていました。
でも手術はしてないし、なぜだろう。

ある日、はっ!と気がついて、その時期に変わったのは、喘息のシムビコート。しかも、普通なら、1回1~2吸入を1日に1~2回というのを、喘息の状態がよくないから、1回3吸入を1日2回やるようになっている!!と気がつきました。

調べてみると、シムビコートは、細胞外カリウムを細胞に取り込むのを助ける働きがあるようで、血液のカリウムが低下することも稀に起きるようでした。
喘息の状態も安定してきていたので、吸入を1日に6吸入から4吸入まで減らしたら、足もつらなくなり、手の親指がきゅうっと縮こまることもなくなりました。

ちなみにカリウムをたくさん含むフルーツを食べるだけではダメでした。

シムビコートは、炎症を抑えるステロイドと気管を拡げるβ2刺激剤の組合せで、吸入するお薬です。このβ刺激剤が多いと、脚が釣りやすくなるようです。
甲状腺ホルモン不応症では、甲状腺機能亢進症の症状が見えなくてもカテコールアミンの感受性が高くなりがちと言われていますから、出やすかったのかもしれません。

どんなわけで、吸える上限は4回まで。でも喘息には薬のパンチが足りません。
呼吸器のクリニックで測ると、一酸化窒素の濃度が66ppb。まだ高い!咳が止まらないような発作はないのですが、すごく炎症が高い状態です。
モストグラフという気管の抵抗を見て、炎症の具合を見る検査でも、すごく抵抗が大きい状態でした。

遠慮なく吸入できるように、ステロイドだけのパルミコートを朝4吸入、夜4吸入、気管拡張の抗コリン剤のスピリーバを朝2吸入に変更としてみました。
本当は朝はシムビコート、夜はパルミコートみたいな組合せにしたかったけど、それでは保険適用がややこしいみたいで断念。

あとは、シムビコートのようなパウダーを吸う形がいいか、スピリーバみたいにスプレー式がいいかという話をして、どっちでもいいなと思っていましたが、スプレー式のアルコール臭が気になる人もいらっしゃるのだとか。気がつきませんでした。

だいぶ楽になりました!

わからないけど、耳詰まりの調子も鼻の白いネバネバもなんとなく改善した感じです。
--

その後、不織布のマスクをきちんと着けて話していると、酸素飽和度が90-93まで下がることが続くので、朝はスピリーバとシムビコート、夜はパルミコートに変更して試しています。これで続けていてもつらないといいのですが、どうなることやら。

それにしても、胸がゴロゴロいう喘鳴も咳もないのですが、炎症しているということで喘息でよいのか、何か別のことが起きていないか、ちょっと引っ掛かりは継続中です。
バセドウと甲状腺ホルモン不応症みたいに。

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息も絶え絶えは重症だった模様

2019-09-08 | 呼吸器(喘息?)
普通でない大雨や台風が続くなど、たいへんなことが多いものですね。

忙しいせいか息切れするなぁと思いながら呼吸器科の診察に行ってきましたら、呼気の一酸化窒素(呼気NO濃度)が63 ppbまで上がっていました。
なんだ、気持ちの問題でなかったと安心したのですが、あんまり良くないみたいです。

呼気NO濃度は、冗談みたいな画面がある機械に10秒くらいゆっくり息を吹き込んで測ります。
濃度を測るのでゆっくり過ぎると低濃度、早すぎると高濃度に測定されてしまいます。なので、吹き口には小さなボールがついていて、昔の吹き上げパイプのおもちゃのように、ボールが一定の高さで浮かぶように息をコントロールします。

喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などで気道に炎症があると値が上がります。

普通は15 ppbくらい。日本のガイドラインでは35 ppb、アメリカのガイドラインでは50 ppbを越えると異常な数値と言われるようです。

63 ppbというと、治療していない重症喘息の域です。シムビコートを吸っていたのに!
喫煙していると低めに、鼻炎があると高めになるので、多少、鼻炎を差し引いてみたものの、全然だめです。

炎症がつづくとアトピーみたいに気道が厚く硬くなって、ごわごわになりやすいので、早めに炎症を押さえるのが吉と言われました。

さっそく炎症を押さえる吸入ステロイド(ICS)は朝晩3吸入に増やし、気道を広げる薬は、β2刺激薬(LABA)と抗コリン薬(LAMA)の併用と相成りました。
お薬でいうと、シムビコートとスピリーバ レスピマットの併用です。

いやはや、お薬を増やすと息がずっと楽になって、歩くのが一気に速くなりました!
喘息の治療は活動性に影響するというのはほんとです。息も絶え絶えというのは忙しさのせいではなかったようです。

余談ですが、ppbという単位はparts per billion (十億分率)の略。2回聞き直してしまいました。

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喘息発作のデビューしました

2019-05-07 | 呼吸器(喘息?)
始まりは風邪だったのです。

気温差が激しいとはいえ、もうゴールデンウィークというのにモコモコ着てるのもどうかなと思って薄着をしてみたら、寒くて寒くて…。それが失敗の始まりです。
29日には丸一日で水鼻は止まらなくなり、やがて黄色の鼻水に変わり、頬が痛くなって、副鼻腔炎のできあがり。
夜には熱も39度まで上がりました。

30日は風邪だと思って、お薬を飲んでおとなしく寝ていたのですが、鼻づまりが始まりました。
夕御飯時にはただの鼻づまりじゃなくて、息が苦しい感じがしてきました。
あ、この痰があふれている感じは喘息だ、病院に行かないと…と思うものの、時は10連休突入の最中。熱もあって、救急で延々と待たされて、お留守番の若い先生にややこしい既往症を説明できる気がしなくて、かえってインフルエンザをもらって帰ってくるよりロキソニンとムコダインを追加して眠りにつきました。
いやはや、ここで電車があるうちに救急に行くべきだったかも。。

未明の3時くらいに、溺れるような気分で目を覚ますと、息が吐けるけど吸えない!!という状態で、座ってやっと呼吸する状態。
管理していない喘息は死にいたるものというのが頭をよぎりました。
救急車かタクシーかで救急か、始発を待って先生が増える時間のちょっと前に行くか…と考えながら、うろうろ。歩くだけで肩で息をしている状態で、声が出せなくなったり意識がもうろうとしたときように念のため、喘息発作です、とメモをつくって、朝まで待ちました。

結局、朝イチで既往症の説明が不要の、いつもの総合病院の一般内科に行き、喘息間違いなしで、確定。熱もあったのでレントゲンも撮りましたが、肺炎はありませんでした。心不全っぽい胸水なんかもない様子です。
おとなしく座っていても酸素飽和度SpO2は92。

ステロイド(プレドニン40mg)、ネオフィリンの点滴をしてもらって一息つけました。0.5mg/体重kgより多めです。普通は吸入β2刺激薬という気管拡張剤が登場するところだけれど、甲状腺の関係で頻脈があるので避けたんだと思います。
息が楽になったので、覚醒系の大量のステロイドに負けずに病院で寝てました。

血液血液検査の結果をもらって帰宅しました。
いつもの診察では、白血球だけでなくて、顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)・リンパ球・単球まで検査されているからあるものと、好酸球の値を見ようとしたら、オーダーされてなくて残念。
CRPは高いに決まっていますね。

ゴールデンウィーク中でなければ、痰に好中球性炎症がないか見てもらって、喘息で一本なのか、COPDと喘息の合併なのか、聞きたい気もしたのですが、とにかく呼吸確保が必要でした。

ゴールデンウィークの間もところどころで診療する病院があったと知ったのはあとになってからでした。
翌朝、いつもの呼吸器の先生に会って、シムビコート(気管の炎症を止めるステロイド+気管拡張のβ刺激剤)プレドニン20mg、副鼻腔炎のための抗生物質、排膿のムコダインなどもらって、ゴールデンウィークを乗りきりました。
途中、ときどき酸素飽和度が85まで落ちながらも、不安感は少なめでした。

喘息発作は命に関わるもの。判断が難しいですね。
ゴールデンウィークでも働いてくれる方々のお陰で生き延びました。

そういえば婦人科でピルを飲むか相談しようかと思っていたけれど、この喘息では喘息が禁忌に触れて無理そうです。

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口がカラカラになる!

2018-12-10 | 呼吸器(喘息?)
このところ、鼻がじゅるじゅるして、すぐつまります。
お陰でついつい口呼吸になっていて、朝、起きると、口がカラカラになっていました。かなり本格的に乾燥していて、喉の方までさらりと乾いています。

口や目が乾くのでしばらく飲まずに過ごしていた鼻水を止める小青竜湯とアレルギー剤のアレグラを再開してみました。
マスクをしてみたり、保湿効果が高めの洗口剤でぐちゅぐちゅうがいして寝たり、寝起きにお水を飲んだりやってみているところです。

お部屋の乾燥と口呼吸恐るべし!
身体にいいわけないので、いい方法を編み出したいところです。
…というか、鼻がすっきりしてほしい。耳鼻科で鼻のお掃除してくれるような機械を売ってたらいいな。赤ちゃんの鼻とりよりパワフルな。家でやるのは危ないのかしら。

最近では、横向きに寝ていると、下になった方の耳が痛くなることがあって、寝返りをうつと収まるので、ここも繋がっているのでは、というのも気になっています。

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副鼻腔炎のCTを撮ってみたら

2018-07-26 | 呼吸器(喘息?)
まったく毎日暑いですね。溶けそう。
何がどうなっちゃったんでしょう。

さて、呼吸器の先生のご指示で副鼻腔のあたりのCTを撮って来ました!

副鼻腔は、頭蓋骨と脳の大きさの調整をする空洞みたいなものと聞いた気がします。
眉間というかおでこの「前頭洞(ぜんとうどう)」、目と目の間の「篩骨洞(しこつどう)」、小鼻の横の「上顎洞(じょうがくどう)」、篩骨洞の後ろにある「蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)」の4つがあります。

CT の結果はDVDでくれたので、みてみました。

右の上顎洞は、分厚くなっていて、副鼻腔炎決定!という感じです。

左の上顎洞は、左右の壁から肥厚はないのに、上顎洞に鍾乳石みたいな柱ができています。上顎洞の真ん中に昭和のコミックの鼻提灯みたいなコブがあって笑ってしまいました。これって粘液貯留嚢胞?片一方だけだし、歯性上顎洞炎の可能性もあるのかしら?

副鼻腔の一番奥、蝶形骨洞の後ろにもぷっくりしたポリープがある感じ。蝶形骨洞の梁みたいなところには視神経もあるので、見守っておきたいところです。
それから蝶形骨洞の後ろって、下垂体のすぐ前です。甲状腺の先生にも報告しておいた方がいいのかも。
ポリープは蝶形骨洞の下の方に張り付いて見えるから、上の方にある視神経や下垂体は大丈夫と思うけど。

副鼻腔炎は年中あって慢性だし、嗅覚も落ちていて、好酸球もずっと高め、耳も詰まった感じの耳閉感が続いていて聴覚も落ちていたので、「好酸球性副鼻腔炎」という、ちょっと難治の病気の可能性を心配していました。
これは篩骨洞が埋まってしまうのが特長だけど、CTではどこはそんなにひどくない感じです。

中耳炎を考えると、鼓膜の裏の耳小骨(じしょうこつ)の状態も気になるけど、そのあたりはよくわからなかったですので、次に先生にお会いした時に聞いた方がいいのかも。

DVD を持って呼吸器の先生にお会いすると、篩骨洞のあたりがびっしりしていないから、まずはお薬より鼻うがいで様子をみるのはどう?という話になりました。
じゅるじゅるしても、鼻うがい、点鼻のステロイドのアラミスト、副鼻腔から膿だしするムコダインあたりで様子をみるのかな。

ちなみに、よぉーくCTの結果を見ていると、脳幹だじゃ小脳虫部だかのあたりに白い点も発見。小さいから気にしなくていいのかもしれないけれど、覚えておこう…。
10年言い続けている、階段の昇り降り(特に昇り)で身体のバランスが取りにくいっていうのと関係するのかなぁ。かといって触ったりしなさそうだし。

とりあえずすぐ手術するような副鼻腔炎ではなくて、よかったです。気になるところは深刻かもしれないけれど、急がなさそうなので、ゆっくり様子を見ます♪


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肺気腫は副鼻腔炎からきたの?

2018-07-10 | 呼吸器(喘息?)
吸入のお薬が切れて、約1年ぶりに呼吸器の先生に会って来ました。

この先生は、正直で説明も明快で安心です。
久しぶりだから、細かいところを忘れちゃった!と言われて、復習しました。

まず呼吸機能の検査では、肺活量やプウッと吹く最初の1秒の勢いは昔より下がっているけど人並みで、ただ その勢いが すぐに失速してv50やv25という値はすごくよくない 結果でした。
咳も気になる呼吸音もないので、肺気腫っぽいと言われています。
お薬も、喘息で使うステロイドとβ刺激剤(β2刺激)の吸入薬より、肺気腫のスピオルトという抗コリン薬とβ刺激薬の入った気管拡張薬がよく効きました。
頻脈のためのテノーミンはβブロッカー(β1拮抗)なので多少、打ち消しあっているかもしれませんが、快適です。

お薬の補充にあわせて、副鼻腔炎の相談ができました。
内分泌の下垂体のCTや歯科のレントゲンで副鼻腔炎じゃないかと言われたし、10年来そうだと思っているのだけど、近くの耳鼻科では「で、どうしてほしいの?」と聞かれて手詰まりになっていました。最近、ちょっと遠い耳鼻科では漢方をくれて鼻水は止まったけど、すぐ鼻をかむと白い塊が出てくる…と。

喫煙がなく受動喫煙のない環境にいるので、肺気腫の起因に副鼻腔炎がある可能性は高そうと先生も同意してくださいました!

さらに、匂いがわかりにくい嗅覚障害があり、鼻の両方に粘りのある鼻水が溜まりやすく、耳閉がずっとあって、中耳炎になりやすいこと、血液検査でずっと好酸球が高いことを考えると、ちょっと難治な好酸球性副鼻腔炎の可能性もあるかも…ということで、CTも撮ってみることに。

難しそうなら、耳鼻科の先生を紹介してもらうことになりました。好酸球性副鼻腔炎って、難病ですよね。これ以上、増えなくてもいい気がします!


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耳鼻科に行ってきました

2017-08-25 | 呼吸器(喘息?)
7月の半ばから、夏風邪をひいたのか、鼻がジュルジュルいうのがつづいて、1週間でティッシュを2箱分くらい、鼻をかみました。
小鼻の横の頬が痛い感じもあるので、耳鼻科に行って来ました。

と言っても、いつもの耳鼻科が急に休診だったり、どうしても出かけないといけない予定がつづいたので、思いきって、出先で耳鼻科に飛び込んでみました。なんだかいい病院でした。

仕切りを挟んで、2つの診察台に患者が座って、先生は交互にてきぱき診察をしています。
でも、てきぱきしながら、問診ももれなく聞いてくれる感じだし、鼻スコープの映像を見せてくれながら、「左の奥はぶつぶつになって、後鼻漏もあるでしょ」とわかりやすく説明してくれました。
アレルギー剤のザイザルは、少し鼻を硬くするとも言われるから、しばらくアレグラにしてみてみましょうという説明も、そんなものかな、と。
鼻のスプレーと言われて、「あ…」とアラミストがうちに残っていたかも、と言い淀んだら、看護師さんがすかさず「心配がありますか?」と聞いてくれて、安心な感じがしました。

結果的には、やっぱり副鼻腔炎で、抗生物質のメイアクトを1週間飲み続けてみること、鼻水をゆるめるムコダインと長引く風邪の漢方の小青竜湯を飲むこと、ステロイドの点鼻薬のアラミストをしてみること、という処方で、1週間で改善しないなら、週に2回くらい、鼻のお掃除をしてみましょうということになりました。

手早くて、安心な感じもするんだけれど、近所でないから通えるかな…というのが悩みどころです。1週間の抗生物質でおさまれば最高。まずは鼻をかみながらがんばってみました。
そうすると、お薬が終わる頃にはすっかり良くなって、すっきり!こんなにすっきりしたのは何年ぶりでしょう!? 近くの病院では、いつも「まあ、大丈夫だよ」と相手にしてもらえなかったのがウソのようです。

…ああ、それなのに。診察から2週間、お薬を飲み終わって1週間で、ちょっとずつ鼻が出るようになり、そこから数日でまた、ずっと鼻をかんでいる生活が始まりました。
病院に行こうとしたら、長期の休暇に突入していて、あえなくそこから10日放置することになってしまいました…。
病院に行ったら、何で来なかったのと怒られ、しょぼーん、です。

結局、治りきってなくて、ぶり戻してますね、というお見立てになりました。
今回も鼻にいろいろ突っ込まれて、涙目になりながら、内視鏡の検査です。鼻咽腔・副鼻腔入口部ファイバースコピーは保険点数で600点、それだけで3割負担なら1800円の自己負担ですから、「お高いんでしょ」というお値段とも言えそう。
まったく同じ処方で、抗生物質はクラリスに変わって、1日2回になりました。

2週間、様子を見て再診の予定だけど、途中でじゅるじゅるになったら、いらっしゃい、と言われて終了です。

まずムコダインを飲んで、鼻をかんでいたら4-5時間でさっぱりしてきました。2週間、フルセットで続けたら、収まるといいな。細かい気管支の奥の方がつまって、息が苦しくなる閉塞性細気管支炎も収まっていくといいなぁ。


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新しい呼吸器の先生に会ってきました

2017-03-22 | 呼吸器(喘息?)
治療の途中で病院を変えることはあんまりしてこなかったのですが、夏から通った呼吸器の先生に気になるところがあって、新しい病院に行くことにしました。

環境の面でつらくなったのがひとつです。病院が遠い上に、個人病院なのに予約しても何時間も待つので、丸一日がかりになるのです。また時間をつぶそうと外に出ても病院の周りで喫煙をしているところが多くてかえって苦しいことになるというのが、とても負担になってきました。
それから、おじいさん先生で、ゆっくり問診してくださるのはいいけれど、甲状腺など専門外のことでいろいろ断言されたり、大丈夫かな?と感じることが重なったのでした。処方された気管拡張剤のβ刺激薬は、とっても心臓のどきどきの原因になって疲労感が強く出たのでやめることになって、ステロイドの吸入をつづけても、炎症が改善した感じが得られないままできました。

そんなわけで家から近いところに紹介してもらって、そちらに行ってきました!
あらためて、機械をくわえて、思いっきり息を吸い込んで、ぷうっと吹く呼吸機能検査をしてみました。肺活量もピークフローも低いのですが、やっぱり息を半分吐いてからの勢いV50、V25がぐっと低くて、喘息っぽい感じのようです。
ひとまず、シムビコートという標準的な粉のステロイドとβ刺激剤の吸入薬を処方されたのですが、フルティフォームを使っていたときほど、ドキドキしませんでした。不思議です。お薬の種類の違いなのか、夏は全体的に体調もよくなかったせいなのかは謎ですね。

ドキドキはなかったのですが、すごく息がラクになったという実感はなかったので、「どうだった?」と先生に聞かれたときに正直にそう言うと、先生は「たしかに肺機能検査では喘息っぽい値なんだけれど、咳もなくて、喘息って言うより肺気腫みたいにも見えるね」とのこと。
「小児喘息のなごりかも?」とおっしゃったのですが、2007年ごろに呼吸器の検査をしたときには何ともなかったので、何かが起きているようです。肺気腫だとこの苦しい感じは改善するより悪くなっていく…という印象があって、それもつらいのですが、先生が結果の違和感と向き合ってくださるのが安心です。

ちなみに一番、値がよくなったのは、整体でゆっくり背中の凝りをほぐしたあとなんですけれど。ただ値が麻痺などの「拘束性」の問題でなくて、気管や気管支の流れが悪い「閉塞性」の問題っぽいので、様子を見てみていくことになりました。

今度は、肺気腫のスピオルトというお薬をお試し中。素人ながら予測していた「COPDの抗コリン剤を使うのはどうだろう?」という予測があたりました。
ちなみに、このお薬を在庫で持っている薬局が少なくて、たいへんでした。近くの薬局から電話でいろいろ問い合わせてもらって、初めての薬局で処方してもらいました。そこでも「継続して処方されますか?」と聞かれて、それによって在庫を維持するか決めると言われたのですが、私も初めて試すので、つづけるかは何とも言えず。薬価も高いし、いろんな人がよく使う薬じゃないからたいへんです。

この薬を使ってすごく改善している気はしないのですが、使い忘れた日にしんどい感じもあって、効いているのかも?と思いながら様子を見ています。ちょっとラクになるといいなぁ。


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息が苦しい…下がって行く酸素飽和度

2017-02-19 | 呼吸器(喘息?)
去年の8月にアナフィラキシーを起こした後、呼吸器にお世話になっているのですが、なかなかよくなりません。

12月には、寒い日と暖かい日が繰り返す毎日で風邪を引いてしまったのですが、胸にごろごろと痰が絡む感じがあって、だんだん胸の上に重いものを乗せられているような息苦しさを感じるようになりました。酸素飽和度(SpO2)を測ってもらったら、88-93%くらいで行ったり来たり。
ステロイドのオルベスコを吸入したり、痰を切るムコダイン(のジェネリックのカルボシステイン)と咳止めのメジコン(のジェネリックのシーサール)を飲んで、しばらくおとなしくしても、93-95%くらいで、あんまり改善した感じもありません。
朝になって、ステロイドの錠剤プレドニンを飲んで、98%くらいまで回復しました! さすがプレドニンです。

あとから聞いたら、喘息の人の場合、酸素飽和度が91-95%まで下がって、しんどいときは一応、救急へどうぞ、ということだったらしいです。観察、1時間くらいで改善したら帰れるようですが、それで改善しないなら、お泊まり、90%を切るときは酸素を吸入しながら、即お泊まりになるのがふつうです!と言われてしまいました…。
喘息は命に関わるので、侮ってはいけません!風邪で命の危険を感じました。

そう言えば、インフルエンザの予防接種は、プラケニルの中断前に受けていました。
打ってくれた近くの先生にプラケニルを飲んでいると言うと、「免疫抑制剤なら3-4週間後に、2回目の接種をしないと…」と言われたのですが、プラケニルの場合は、免疫調整剤と呼ばれることもあるように、免疫を抑制する作用が小さめなので、予防接種は1回でいいという先生もいらっしゃるようですね。そういう抑制が強くないというのもプラケニルの特徴でもありそうです。

さて、いざ!という時のために、病院にたどり着くまでの応急ができるお薬をお願いした方がいいのかしら。
しかし、喘息なのかなぁ。βブロッカーのテノーミンをつづけて飲むようになったので、β刺激剤でなく、別の方法で気管を広げる抗コリン薬の、アトロベントやテルシガンはどうなのか、聞いてみたいところです。それとも喫煙者がなるという閉塞性肺疾患(COPD)でないと処方してもらえないのかしら。
ずっとレントゲンで映っている副鼻腔炎もCOPDの原因になるというから、案外、喘息でなくてCOPDだったなんてことになったりしないか、と少しだけ思ったりしているのですけれど。気管支鏡検査(肺への内視鏡検査)は苦しいと聞くので、確定診断のために検査するというとドキドキするのですが、病気が進むと戻りにくい病気だけに、はっきりさせたい気もします。


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言われてみると息ができてない

2016-09-05 | 呼吸器(喘息?)
なぜだか37度半ばのゆるーい微熱を出しながら、ザリザリした皮疹をステロイドのクリームのフルメタで撃退している毎日です。

さて、息がおかしいと指摘されて、β刺激剤とステロイドの入ったフルティフォームを朝晩に吸入していました。その成果を確認しに、また呼吸器のクリニックに行って来ました。

診察の前に、呼吸のスパイロ検査をしたのですが、頑張って吸入したのに、なんと値はさらに悪くなっていました。なんてこった!

FEV 1.0...77%
PEFR......53%
V50.......47%
V25 ......35%
V50/V25...3.2

PEFRは、 最大呼気流速(ピークフロー)。検査の最初にふぅ!と吹く勢いです。炎症や痰のような引っ掛かりが多いと、値が低くなります。

V25の値は、肺活量の25%を吐くときの息の勢いが同じ体格、年齢の人の予測値の35%しかなかったらしい。息はふつうは大きな気管から順番に出るので、V25が低いというのは細かいところに炎症があるっぽいようです。
v50/v25が3を越えると心配する値なんだそうです。

先生に「わぁ、吸入して悪化するのは、初めて見たかも」と驚かれてしまいました。稀少病を持っていると、「見たことない」と言われるのはよくあるのですが、長く大きな呼吸器科の部長をされていた先生に言われると、インパクトがありますね…。
「何かが起きているね」と言われながら、まずは呼吸は何とかするべき、ということになりました。

吸入はβ2刺激剤が入っていないオルベスコに変更。回数を安心して増やして朝晩3回ずつになりました。
甲状腺ホルモン不応症の影響でβ刺激剤はしんどくなりがちです。
事前にβ刺激で動悸が出て心配だと伝えたものの、先生から問題ないから使いつづけるように、と言われて、使い続けてみました。吸入してうがいをしたりしているうちにしんどくなってくるのです。薬のせいか、そもそもしんどかったのか、わかりませんが、なくなって安心。
治療は、気管の炎症を抑えるステロイドが肝心なので、不安なくステロイドをたっぷり吸入できるのがありがたいです。

それから、H1型の抗ヒスタミン剤のザイザルとH2型の抗ヒスタミン剤のガスターを朝晩1錠ずつ。キプレスはひとまずナシです。
そういえば、細かいことですが、ガスターOD錠のジェネリックは近所の薬局ではトーワのものでスッとラムネのように溶けるのですが、呼吸器のクリニックの近くのクリニックでは日医工のもので、ちょっと苦味が残るのが残念。次回は錠剤にしてもらおうかしら。

咳も痰も出ないし、聴診されてもゼイゼイいわなかったのですが、何だったのでしょう。原因はナゾのままです。
まずは火事の火を消して、火元を考えることになるのかしら。このよくわからない炎症は消したら、火元もわからないかもしれないけれど。
この数ヶ月の易疲労は、案外、この呼吸器の問題だったりして?

ほんとうは、2週間くらい、ゆっくり休めたら改善しそうな気もするけれど、こういう中途半端な症状では誰も診断書を書いてくれそうで、悩ましいものです。

それでも、いろいろ心配をあげるとキリがないけれど、ともかく先生とも会話が通じるようになったし、これで安心な治療が始まったかな、と思います♪


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アナフィラキシーの原因は暑さとか!?

2016-08-31 | 呼吸器(喘息?)
アナフィラキシーの騒動から週が明けて、さてさて、どうしたものかと。

多分、大丈夫と思いながら、うっかりまた起きて窒息してしまうと困るし、そこまでいかなくとても、またあの大騒ぎが起きると面倒です。

思い返すと前の週にも明け方に下唇が腫れる血管浮腫がありました。2時間くらいで終わったけど。
5月には出先のオープンカフェの日陰で書き物をしていて、ひとしきり呼吸が苦しかったこともあったし、半年前にも1年前にも、出先で息が苦しかったことがありました。コーヒーくらいしか飲んでいないので食べ物っぽくはなさそうです。
そのときも、気になって近くの病院でView39という広範囲のアレルギー検査をしてもらっていたのでした。念のため、マンゴーや小麦のような食物アレルギーか、オープンカフェだけに鳩のフンあたりを予想したのですが、ハウスダストや杉に多少の反応があるくらいで、ほとんど見当たりませんでした。

いつもの先生にご相談すると、それは膠原病の症状でないよね…と、アレルギーのクリニックを紹介してくれました。

電話でお願いして、翌日出かけたのですが、朝9時に受付したら、12時頃にもうすぐです、と呼ばれて、実際に先生にお会いできたのは3時。呼吸の検査をして、もう一度、先生にお会いして病院を出たら4時半でした。クリニックなのに1日仕事です。
ただ、待つだけあって、ゆっくり問診してくれました。

まずは、アナフィラキシーの原因になるのは食物アレルギーなのですが、アレルギーの反応もないし、食事から発生まで時間がかかりすぎています。前日の食事内容もいつもと変わらないので関係ないだろうと先生はおっしゃっていました。
疲れていたところに暑さが重なって、反応したんじゃないかとのことでした。え、それだけで死にそうになるんですね!?

このところの血液検査やアレルギーの結果をお見せしたら、「甲状腺の値はもっと下げなきゃ。」なんておっしゃっていて、「不応症で」と言っても、「上手に落とすもんだよ、こんなのは~」とキッパリおっしゃっていました。いや、何年もプロパジールもメルカゾールも飲みましたから。
専門外のことを断言したり、他のドクターとの信頼を壊すような発言をする先生は、ちょっと信用できません…。

じんましんとお腹がゆるかった件は「まあ、いいとして」で終わり、呼吸の検査になりました。どうやらこの先生の得意分野は喘息でしょうか…。

すぐに呼吸の検査をしました。
機械をくわえて、ふー!と頑張って息をする検査です。久しぶりにしました。以前にやったときには、ついてくれた方がすごく体育会系でクラクラするくらいで、単純だけど数えきれないほどやった検査でもっとも苦手な検査のひとつでした。でも、今回はすごくソフトな感じでした。
その影響があるのかないのか、肺活量は問題ないものの、ピークの勢いがよくない結果でした。特にv25という値は同世代の平均の半分です。

それから、β刺激剤をスプレーされて、15分後に再検査。甲状腺ホルモン不応症の関係で、脈が早くなって、気持ち悪かったのですが、頑張って吹いたら、値が改善。

その結果から、どうやら、細かい気管支が炎症を起こしている細気管支炎だろうというお話でした。

しばらく、気管支の炎症をとって、気管を広げるために、スプレーのフルティフォームを吸入してみなさいということになりました。ステロイドと気管を拡げるβ刺激剤を合わせてスプレーでシュッと吸うお薬。朝晩に吸入を2回ずつ。
β刺激剤には検査でもドキドキしたので、その話はしたのですが、先生は脈も取らずに「大丈夫、大丈夫!」とキッパリ。

「ふつうは」というのと違うことが起きる稀少病のことは、完全にスルーの模様です。

β刺激剤は、気管を拡げるけれど、心臓もドキドキさせます。心臓のドキドキのためにはワソランというお薬を使うようにしていますが、手の振戦では、β刺激剤の逆で、βブロッカー(阻害剤)のテノーミンを飲みんでいます。
テノーミンは、比較的気管を狭くする作用は少ないと言われていますが、24時間くらい効果が続いたりするので、問診票に重ねて、テノーミンは?と聞いたら、え、飲んでるの?という反応で、「それはやだなぁ」とのこと。そうですね、嫌ですね。

ドキドキしてもかまわないから、フルティフォームを2週間くらいはつづけなさい、とのこと。どうしてもイヤだったら、1回ずつでも、とのこと。

加えて、抗ヒスタミン剤のザイザルは朝夕に1錠ずつ。鼻炎には寝る前に1錠という処方が多いけれど、皮膚の症状のでは1日2錠はよくあることらしいです。
それから、抗ロイコトリエン薬のキプレスが加わりました。これは、鼻炎にも効くけど、気管にも効くお薬。同じアレルギーのお薬でも、皮膚と鼻が得意な抗ヒスタミン剤とは違うみたいです。風邪で処方されるオノンもこの仲間です。

そして苦しいときは、ステロイドのプレドニン10-15mg、ザイザルとガスターを飲む、ということで。

そんなわけで、肝心のアナフィラキシーは、疲労と暑さを避けてください、というので終了。
…だから、この数ヶ月、易疲労が解決しなくて困っているんですって。夏に暑さを避けるというのもね。寒いとレイノーが出るし。
とにかく息が苦しいのを何とかするところなので特化するようです。

あとは先生は指摘されなかったものの、スギ花粉症の人が交叉反応という口腔アレルギーを起こしやすいらしいトマトを念のためしばらく避けておこうかしら。アナフィラキシーの前日にトマトを入れた気もするし、夏バテで胃腸が弱っているときだから反応が遅い可能性もあるのかも。どうなることやら?

きっと喘息の患者さんには、頼りになるいい先生なんだろうな、と想像しながら、自分がひどいことにならないで治療し続けられるか、ちょっと自信がないスタートでした。


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