亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

初めてコロナにかかりました

2024-07-23 | よくわからない・・・

先月、コロナに感染しました。
長めのお出かけから帰ってきた夜に、39度近い発熱で、喉もチリチリ。寝ようとしても、痰がたくさん出てきて苦しくて、咳でうまく吐けないこともあるのが、苦しい感じ。
それでも解熱剤も効いていたので、タン切れのお薬を飲みながら、寝ていたら大丈夫かなとも思ったのですが、同僚にガンのご家族を介護中の人もいるので、万が一うつしては大変!と、病院に行って、抗原検査をしてもらいました。
コロナとインフルエンザの検査をして、15分も経たないうちに呼ばれたので、陽性ですね…?と言ったら、先生もそうそう、と笑っていました。

とりあえず、解熱のカロナール、痰切れのムコダイン、咳止めのメジコンを処方されました。

コロナのお薬はどうする?他の病気の先生から指示はある?と聞かれて、どうしましょうね、と。コロナのお薬は、出来立てで高いんです。

しんどいのに点滴に通うのはちょっと嫌かも、と。で、お値段が控えめの18500円で、よく聞くゾコーバは、早く治るけど、重症化予防効果はあまり期待できないかもと。
一応、元気とはいえ、いろいろと他の病気のリスクを抱えているので、重症化予防効果が最も高い経口内服薬という評判のパキロビッドというお薬を処方してもらいました。
ただ、3割負担で30,000円!確定申告しなくちゃ、ですね。

他の薬との飲み合わせの問題が少ないラゲブリオも、重症化予防では2番手に挙げてもらったのですが、近くの薬局に在庫がなく、見送りに。これは3割負担で28,500円。

中和抗体薬はウィルスのタイプときちんと合致しないと効かないし、レムデシビルは点滴だから、ないよね、と。

お薬が効いたのか、熱も咳や痰、しんどさはすぐにおさまったように感じたのですが、5日間は1日中うつらうつらしていても夜も眠れる毎日でした。

そういえば、5類になったから、自宅待機でも普通に休暇になっていました。
あとは、病院にも、コロナかもしれないと連絡して気をつけて行ったけれど、待合室でもお好きなところでお待ちください、と言われて少々困惑しました。なんとなく、エアコンの吹き出しから遠くの隅っこに座ったけれど、ワクチンなどで行くときも周りにコロナの患者さんがいるつもりで気をつけようと心に誓いました…。

とりあえず、症状も他の病気もひどいことにならず、防災備蓄のリゾットに救われながら、過ごせてよかったです。
昨年の8月にも6回目のワクチンを打ちましたが、このあと、打ち続けるかは悩ましいところです。

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リブレで血糖計測を始めました

2024-07-10 | 糖尿
いろいろと書くことはいっぱいあったのですが、バタバタにかまけて更新できていませんでした。

いろいろはおいおい更新しますが、3月からFreeStyleリブレというデバイスで血糖の計測をするようになりました。

オセロの白いコマみたいなデバイスを二の腕にカチャンと貼り付けて、スマホと連携したら2週間は15分毎のデータをとっています。(急な低血糖!と思ってすぐにブドウ糖の飴を食べたりすると、15分の平均値としてはそんなに低くない記録になる様子です。)

センサーを装着する時は、カチャンと書類の穴あけみたいな音がするけれど、痛みは血糖計測の針やインスリンよりずっと小さくて、嫌ではないです。
朝ご飯を食べる前にチクッと針を刺して計測するのもなくなってみると意外とストレスだったことがわかるくらい、ないのが快適です。時々、あれ?低血糖?と思ったときにすぐに確認できるのも便利で、安心です。寝ている間の低血糖も記録されるし、設定すればアラームも設定できるのは、人によっては助かる機能かもしれません。

昔は保険適用の範囲が厳しかったようですが、2022年4月からはインスリン療法を使う人には保険適用となりました。あとは低血糖の人も対象だったでしょうか?

14日使えるセンサーが12500円の3割負担でも、3750円ですから、月に7500円はお安くはないですが、もはや止められないです。

そんなお高いセンサーですが、昨日、着替えようとしたら、袖に引っかかって、ポロリと取れてしまいました(涙)
まだまだ期間が残っていたのに。
あまりの暑さで汗をかいた場合は、とめているテープが緩んでしまうこともあるそうです。
センサーは二の腕のぷよぷよしているところ(笑)に着けます。内側は神経も多いから止めてね、と言われました。半袖になる季節はなんとなく上の方に着けてしまいますが、それも引っかかって剥がれた原因のひとつだったかもしれません。

そういえば、空港のセキュリティチェックで止められることもあるそうです。国内線はまあ大丈夫らしいですが、国際線では剥がしなさいと言われることもあるそうで、そうなると毎日針刺し生活に逆戻りですね。
保険適用外でひとつ買って、予備にするべきか…とまで考えてしまいます。

あとは、普段はBluetooth で連携しているけれど、スマホをセンサーにかざして起動とかデータが取れてない時に8時間分のデータをとるときは、NFC(モバイルSuica など、ピッとする通信方法)を使うようです。スマホのバッテリーを気にするときは、Bluetooth をオフにして8時間以内にNFC でデータを取るのがいいのか?まだわかりません。

高いガジェットだと言う人もいますが、わたしとしては快適です。みかんは血糖の上昇が早いなあとか、習慣を見直すサポートにもなります。

付き合いが長くなる病気だからこそ、上手に付き合えたらと思います。

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糖尿病はちょっと改善しました

2022-11-25 | 糖尿
10月後半に、内分泌の外来に行ってきました。
8月に下がっていなかった糖尿病のヘモグロビンA1c(HbA1c)は無事に6.8まで下がっていました!
外来でお部屋に入って、椅子に座るより前に、「値はよくなっていますよ!大腸内視鏡もして大丈夫です」と先生がお話くださいました。やっぱりお昼にもインスリンの効きをよくするメタホルミンを追加したのがよかった様子です。午後に異様に眠くなるのも止まりました。
このところ、朝に88とか90まで下がっていることもあって、いい感じなので、インスリン(グラルギン)も12単位から10単位に減量し、太りやすさが押さえられるといいねということになりました。

白血球9500、赤血球5020と多少高いのはご愛敬。
いつも低めのアルブミンも4.2g/dL。
前回、甲状腺ホルモン不応症のわりに低かった甲状腺ホルモンの遊離サイロキシン(FT4)は2.52ng/dL、遊離トリヨードサイロキシン(FT3)も4.4pg/mLまで戻っていました。
コレステロールもLDLが116mg/dL、HDLが52mg/dLまで落ち着きました。
中性脂肪(TG)だけが197mg/dLで、昨日は焼肉でしたか?という感じでしたが、ナゾでした。

とりあえずもろもろ改善していて、何よりです。
糖尿病の状態がよくないまま大腸内視鏡の準備で脱水するのも心配ということで延期になっていましたが、元気に大腸内視鏡の予約を入れて、帰りました。
まだ、何がどうなったらいい結果が出るか、うまく読みきれないけれど、ひとまず落ち着いてひと安心です。
このまま少しずつインスリンを減らして、飲み薬だけで行けるようにするのが目標ですが、焦らず少しずつ。

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糖尿病網膜症や白内障、糖尿病性神経障害も気にしなくては

2022-11-15 | 糖尿
8月の内分泌の外来で、1年ぶりに看護師さんが足裏の感触に変化がないかを調べてくれました。感覚が鈍麻して小さな傷から壊死などにならないためです。
その時に、眼科の診察記録を書いてもらうカードを見せて、と言われて、持ってないし、眼科にも行ってないと答えると、えー!という話に。

糖尿病では、網膜症や白内障のリスクが格段に上がるそうです。見えなくなることにもつながるので、気をつけなくてはなりません。

網膜は、目の奥の画像を映して、視神経にデータとして渡す部分。新聞紙くらいの薄いものらしい。
その網膜の細かい血管が詰まってしまい、出血したり、白斑ができたり、さらに進むと浮き上がって、網膜剥離になり、その部分が見えなくなって、なかなか戻すのが難しくなるようです。
ひどくなるまで自覚できる症状も限られるので、糖尿病がわかれば、定期的に検査することが大切と言われます。

さっそく眼科に行ってきました。
視力は眼鏡があれば、1.2と1.2。眼圧も16と15mmHgでした。
眼圧は10-21mmHgが標準。眼圧は網膜症が進んで、普通でない血管が増えると、目が硬くなり、緑内障が起きるので、注意します。
眼圧が高くなくても、視神経が悲鳴を上げると、緑内障になるのですが、ひとまず眼圧が高くないのはいいことです。
網膜の変化もないようでした。

もうひとつ、糖尿病白内障というのがあるそうです。知らなかった。
白内障は、目のレンズにあたる水晶体が濁る病気です。

糖尿病白内障は、原因がはっきりしていないようで諸説あるようですが、血糖値が高い状態が続くと、糖から糖アルコールが作られて、それが水晶体に溜まり、濁るんじゃないかと言われていると説明されました。
並行して、年齢を重ねると、水晶体が紫外線に晒されて、水晶体の中のタンパク質が変化し、濁りの原因になるということもあるようです。

糖尿病白内障は、高齢者の白内障よりも早く進行するようなので、要注意。
今回、白内障はあるね…ということでしたが、年齢によるものか、糖尿病のものかは、何とも言えません。

あまり症状を意識していなかったので、どんなことがあるか聞いてみました。
水晶体が濁ると、中で乱反射するので、眩しさを強く感じることもあるそうです。瞳孔が大きくなるような暗いところではレンズの水晶体に縁まで使うので、周りから濁ってくると、夜に霞むことも多いようですが、糖尿病の時はそうでもないかも、とのこと。

糖尿病の白内障は、水晶体の後ろの方にある後嚢の真ん中から濁っていくことが多いようなので、次回、どんな様子が聞いてみたいと思います。
ステロイドは、白内障になるほど使ってないと思っています。
必要に応じて、進行を抑える目薬などは早く始める相談などもしてみようと思います。

まずは、HbA1cを下げるべし、ということで、3-4ヵ月でまた外来となりました。
糖尿病になってしばらくは目の病気は出にくいから年に一度の検診と聞いていたのですが、「なにしろHbA1cが8.0だからね」と言われて、多少ショックを受けつつ、ちゃんとしなくちゃと自覚中です。

網膜の真ん中の黄斑部の調子が悪くなって、加齢黄斑変性が起きた場合は、血管内皮を増やしてしまうVEGFという物質に対抗する抗 VEGF療法というのがあるそうです。硝子体にお薬を注射するような治療を数回(まずは1ヶ月おきに3回など)するようなことも適用になって、眼底出血を抑えられるようにもなっているのだとか。
個人的には、麻酔をしていても、目を開けたまま注射をされるのはなかなか怖いのですが、失明しないための治療の選択肢が増えるのは歓迎です。そんな必要がないにこしたことはないのですが。


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顎骨骨髄炎で口腔外科に行ってきました

2022-11-09 | 歯科
これは書き損なっていた、夏の間のお話です。顎が腫れ上がってから、何ヶ月か待って、ようやく口腔外科の診察の日がやってきました。

前回、顎骨骨髄炎で腫れ上がる、耳まで強い痛みが出ていた時には、口腔外科で診てもらった結果、歯の根の治療をしてみてください、と戻されてしまいました。
しばらくしたらちょっと別の場所で強い炎症が起きて、口腔外科に診てもらおうかと先生と話したのだけれど、診療終了していて、また初診外来で予約を取ってくださいと言われてしまいました。結局、何ヶ月か待ちになってしまったというわけです。

根の治療をするように言われた前回、レントゲンで見ても、そこは大したことはなくて、すぐ診察終了になったし、同じ場所でなく新しい場所で炎症が起きたのは、何が起きている!?というのが最大の疑問です。
ロキソニンなしに寝ると痛みで目が覚める状態が続きました。噛むのもつらくて、流動食のようなご飯で乗り切った状況です。
しかも、前回のようにペニシリン系の抗生剤のサワシリンを飲んだのに、今回はなかなか効かなくて、10日間飲み続けて、やっとしっかり噛めるようになりました。これは悪化なの?というのも心配です。
とはいえ、前回の炎症もすっかり治まってきた状況で、歯茎の下の方に化膿した袋みたいなものが微かに膨らんでいるのを診てもらって、何かわかるのかしら…というので、不安でいっぱいです。

そんなわけで、今回も再び歯根の治療をしてね、と言われて帰されて、診療終了になってしまったら、次に症状が起きても、結局予約が取れるのは症状が消えてからで、何もわからないまま、同じことを繰り返していくのは困るな…という気持ちでいっぱいでした。だから、今回もよくわからなくても仕方がないものの、診療継続にしておいてもらいたいというのが、願いでした。

気になっていたところを、予診の先生にもいろいろ聞いてみたのだけれど、前回のCTと今回のレントゲンを見ながら、やっぱり「根の治療だよ」と言われて、涙目でいろいろ質問してしまいました。

多分、それでややこしい質問をする患者さん認定になったのかもしれません。
ほとんど午前に診療の最後になって呼ばれて、でも、何を聞いてもわかりやすく答えてくださる先生が担当してくださいました。

ひと通りレントゲンを取り直して、診察してもらった結果、やっぱり今回腫れたところの根の治療をしてね、という話でした。
それではイタチごっこです。
気になっていたところをいろいろ質問してみました。すごく勉強になりました。
ここからは私が聞いて理解したところなので、そうじゃない!ということがあるかもしれませんので、正確な情報が必要な方は調べなおしてください。

顎骨骨髄炎という名前なので、まず炎症が継続的に起きているのだと理解していました。
でも、どうやら、顎の骨髄まで届くような感染から炎症が起きて、そこからややこしいことになっている状態を指すようです。
そして、骨髄の部分が硬化という変化を起こして、顎のCTを見ると、健康な顎は縁が白くて、中はグレーに詰まっているのに、硬化していると、そこもスポンジみたいに網みたいな白いもので埋まってしまいます。

私の過去のCTを見ると、なんと顎のほぼ全体がこの網状になっていました。なぜ全体がそうなったかは推測がしにくいそうです。
原因や治療はまだまだわからないことがたくさんあるそうです。

その状態になると、小さな炎症でも顎の骨髄で炎症が起きやすくなるそうです。
だから、ふつうならなんでもないような前回の腫れた場所の根を治療して、そこでは起きてないし、新しいところに小さな炎症が起きてきたので、別のところが腫れたようです。
だから、地味にもぐら叩き式の治療をすることになるらしいのです。

抗生剤が効くのに時間がかかったのは、飲み始めるまで少し様子を見た分、化膿した量が前回より多かったんじゃないかとのこと。顎はただでさえ血流が少なくて、飲み薬で抗生剤を使っても、なかなか届かないので、効くのに時間が掛かるのは起きがちだそうです。。

時には歯の状態は完璧!なのに、硬化が進む人もいるようで、そういう時には抗生剤の種類を変えたり、延々と飲み続けてみたり、手探りの治療になるようです。
でも、根の治療から着手できそうなら、まずはそれをやるべきだし、それで効果があるなら、実は意外とラッキーなこと、と強調されました。

時間をかけて、そこまで説明頂いて、なるほどと納得して、結局、診療終了となりました。

いつもの歯科の先生に報告したら、先生からのお返事では、前の根の治療をしたところは塞いだ状態でいいよ、新しいところの根の治療をしてね、としか書いてなかったようです。私が聞いた解説に、なるほどわかりやすいと言ってくたさり、その理解でよいのかお知り合いの口腔外科の先生とも話し合ってくださっていました。

とりあえず、腫れたところの根の治療をしつつ、次に歯茎の底が化膿してきたら、早く抗生剤を始めるという方向で、がんばることになりました。

治療法があんまりなくて…というところに、なぜかはまりがちなのは自覚していますが、こんなところでまで、はまるとは思っていませんでした。

歯科は、削ったり抜いたり、後戻りできない治療も多いのに、基礎をまったく知らないので、うまく質問できないこともたくさんあり、ドキドキすることがたくさんあります。
でも、辛抱強く特殊な状況なことを勉強して治療を組み立ててくださる先生がついていてくださるのが、他の科と同じように、すごく恵まれているのだと思います。

よくわからないことはたくさんあって、患者としてできることは限られるけど、細かい歯磨きやうがいをしたり、細かい変化を見逃さないようにがんばります。


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