SwitchBot などのアイテムは、現状機器の構造
に対応するしかありません。機器自体のSWの形や
動作範囲が馴染むように、利用者が工夫する必要
があります。これは、今の機器の設計者が、この
ようなものが使われることの想定なしで機器設計
を行っているために、やむを得ないことなですよ
ね。
機器や道具に対してのスマート化の要望は今後
も強くなるでしょうから、今後は、スマート化に
対応可能な構造に設計する方向に動くものと思い
ます。そういう意味でも、SwitchBot 製作会社側
から装置メーカーに働きかけて欲しいものです。
今はちょうど転換期なのでしょうけれどもね。
このような社会的なシステムの進展は、技術的
な進歩もさることながら、社会的な要請も必要で
あって、その双方が相まって、システム化が可能
な社会になるのでしょうね。
10年ほど前だったか、国や電力会社、通信会社
などの公的な機関で研究/試行がなされました。
「光LINK」と称していて、拙宅でも設置の方向で
検討した記憶があります。
しかし、当時の技術では充分に対応できなくて
ユーザー側でも、そのような要求が顕在化しては
いないこともあって、沙汰止みとなってしまった
経緯があります。拙宅には、その時の残骸がまだ
あります。SwitchBot の「プラグミニ」のような
ものです。
玄関用のスマートロックを例にすると、現状の
ものはドアのロック部分に被せるようにして接着
しますが、ドアの内部には多くの隙間があるので
ドア内部に予め、そのような空間を用意しておく
設計にするなど、業界全体での対応が必要になる
ことでしょうね。
現状でも、ほとんどのドアが、ユーザーが選択
したドアノブが取り付けできますし、メーカーが
異なるドアロック部も、取り付けが可能な設計に
なっています。これと同じことですから、ドアの
メーカーが対応することは可能なはずですよね。
スマートメーカーと設備メーカーが協業すること
で、より便利になることでしょうね。
それまでは、ユーザー側で取り付けや操作状況
を調整しなければならないことは、やむを得ない
ことなのでしょう。