昔の人のことばです。カネを使うとそのカネが
商店や飲み屋がうるおいます。更には、そのカネ
で店の仕入れが増えます。こうやって、例えば、
1 万円が何段回も使われるので、やがては農家や
漁師に回る事になります。結局のところ、流通で
国全体が数万円、数十万円の経済効果があること
になります。しかし、カネを貯蓄に廻してしまう
と、たった 1万円に少々の利子が付くだけのこと
ですよね。それを金融機関が投資に廻して利益を
上げるのですがね。まあ、これは経済の基本で、
物々交換の社会では、このような利益は得ること
ができません。
経済は、数学で言うところの複素数平面で表現
できるもの、と私は感じています。
来年度の初任給が大幅に上がりそうな情勢なの
は、大変喜ばしいことです。まあ、年金生活者に
とっては、直接影響はなさそうですけれどもね。
賃金の上昇の付随作用により、労働力に流動性
が高まることも良いことだと思います。今の日本
の労働環境は良いとは言えず、生産性も沈滞気味
ですからね。
ただ、年金生活者は置いてきぼりになりますが
そのうち(来年か?)には支給額の見直しがある
ものとは思いますがね。^^; 先ずは若い人を優先
すべきでしょう。