大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

動物の体に習う

2023-03-30 09:30:00 | 日記

 生物の体の仕組みは、数十億年の間に進化して
きましたから、最適化の極みとも言えます。人間
が作ってきたものの仕組みは、やっと動く程度の
ものとも言えます。^^; 燃費にしてもしかりです
よね。車にしろ飛行機にしろ、まだまだです。

 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC29DFQ0Z21C22A1000000/

 船を動かすのに必要なエネルギーの大きさは、
重くなるに従って、トン当たりの必要エネルギー
が小さくて済みます。だから、タンカーは大型化
しているのです。その方が燃費が良くなります。
これは生物でも一緒ですから、ミツバチは凄いの
です。あの大きさで空気中を飛ぶようなマシンを
造ることは出来ません。
 蜂にしろ鳥にしろ、体表は細かな毛で覆われて
います。体と空気との摩擦を減らせる効果がある
のでしょうね。魚も、表面は柔らかで薄っすらと
粘液状のもので覆われていて、水との摩擦を減少
させるような構造になっています。きっと小さな
渦を発生させるなどして、表面の剥離力を減せる
効果があるのではないかと思います。

 しかし、航空機や船の表面にこのような構造体
を作り上げる技術は、人間には未だに取得できて
いないのが現状なのです。^^;