活性酸素と固体マイナス水素イオン

生活習慣病の原因は活性酸素です。活性酸素と固体マイナス水素イオンと生活習慣病の関わりについて記載します。

「活性酸素危険度チェック<食生活編>」解説コラム

2008年04月25日 | Weblog


◆はじめに

■ 食生活における活性酸素撃退法

最近よく耳にする「活性酸素」。ほとんどの病気の原因は活性酸素にあるとも言われるほど、私たちの健康に大きな関わりのあるものです。
では、そもそも活性酸素って何なのでしょうか?また、どうして活性酸素が発生してしまうのでしょうか?さらには、活性酸素が発生すると、どんな悪影響を及ぼしてしまうのでしょうか?
活性酸素の発生原因にはさまざまなものがありますが、今回は「食生活」に注目して「活性酸素を食べて減らすための対策」をご紹介していきましょう。

◆活性酸素とは?

酸素は動物が生きていく上で欠かせない大切なものです。私たちは呼吸によって体内に酸素を取り入れ、エネルギーを作り出しています。
そうして取り込んだ酸素のうち、約3%が活性酸素になります。活性酸素とは、酸素よりもより強力な酸化力をもったもので、実は本来的には人間の体にとって必要なものです。
傷口の消毒などをするオキシドールがありますよね。オキシドールはまさに活性酸素です。オキシドールが傷口のばい菌を殺菌してくれるように、体内の活性酸素も外部から侵入するウィルスや細菌を殺し、排除する働きをしてくれています。しかしながら、問題は適量以上に活性酸素が発生してしまった場合です。
オキシドールは傷口の殺菌をしてくれますが、同時に周りの細胞組織を破壊してしまう作用もあります。同じように体内の活性酸素も、過剰に発生してしまうことで、他の必要な細胞組織までもを破壊してしまうという両面性を持っているのです。さらに活性酸素は他の物質と結びつきやすい性質を持っており、特に細胞膜などにある脂肪と結びついて酸化を起こします。使い古した揚げ油が黒くなる現象、それが酸化ですが、体内の細胞膜でも同じように油(脂肪)が活性酸素によって酸化し、真っ黒になっているのです。
このように、過剰な活性酸素は他の細胞を攻撃し、体内で酸化を促進させる原因となってしまうのです。

活性酸素と一言にいっても、4種類あります。

1.スーパーオキサイドアニオンラジカル


人間の体内に多く発生するもっとも一般的な活性酸素。酸化力は非常に強いが、反応性が低く、寿命も10万分の1秒と短いため、カラダに与える影響も少ないと考えられている。ただし、ハイドロキシラジカルなどの毒性の強い活性酸素に変化する可能性も高いので要注意。

2.過酸化水素

これがつまりはオキシドール。反応性が強く、寿命も長い。細胞膜の内外を行き来することができるが、酸化力としてはあまり強くはない。ただし、さまざまな物質と出会うことで、すぐに恐ろしいハイドロキシラジカル+一重項酸素に変わってしまうため要注意。

3.一重項酸素

酸化力も反応力も強いとされているが、体内でどのくらい発生し、どんな悪影響を及ぼしているのか明確にわかっていない。皮膚が紫外線に当たると皮下組織内で発生するといわれている。

4.ハイドロキシラジカル(ヒドロキシラジカル)


最も反応性が強く、酸化力も強い活性酸素。脂質や糖質、タンパク質など、あらゆる化合物と反応し、体内に悪影響を及ぼす張本人といえる。反応しても害のない化合物と反応した場合は無害のまま体外に排出されるが、脂質などの化合物と反応した場合はカラダへの影響も大きい。

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