活性酸素と固体マイナス水素イオン

生活習慣病の原因は活性酸素です。活性酸素と固体マイナス水素イオンと生活習慣病の関わりについて記載します。

キーパーソンとうつ病(depression)

2008年04月19日 | Weblog
キーパーソンと鬱

鬱は、心の風邪とも言われているように、多くの人が知らず知らずのう
ちにかかっていて、気づかないうちに治っていたりするものです。

その中で、いくつかの傾向や分類がありますが、鬱の中で、理由のはっ
きりしないものを除いて原因を見ると、

「病前性格」と「ストレス」が挙げられています。「病前性格」につい
ては、前項で取り上げていますので、ご覧頂いたらお分かりだと思いま
すが、このストレスには大別して2つの傾向というか、分類があると言
えます。

1.ストレスが主体性を持っているケース
2.鬱が任意にストレスを創出するケース

ストレスが大きな原因となって、挫折感(予感)をもち、次いで行き詰
まって行き、鬱を発症する場合には、そのストレスは当事者でなくても、
「大きな壁だ」「高いハードルだ」と頷くものであります。

ところが、ストレスが後から創出されたケースでは、当事者以外には、
その挫折感が理解出来ません。
「こんなこと位でがっかりしているのだろうか?」

などと、感じることがあるのです。
では、このケースでは、鬱になった原因はどこにあったのでしょうか?

これらの疑問のいくつかの答えになるのが、家族との折り合いというこ
とです。それは、本人の願望に対して、大きくはずれた対応を家族がし
ているということが言えます。

今ではやっと、自閉症が脳障害だということが分かってきました。ひき
こもりと自閉症が区別されるわけですが、鬱にも、脳障害(分泌系)と
非障害系とに分かれるのではないか?と考えています。

反対に、旧家としてのストレスや、親の子供へのコントロールなどが、
後々の鬱発症に影響していたと思われるケースも、多いものです。

この鬱と、神経症は従兄弟同士のような関係で、同時に併発することも
あります。肩こりや頭痛、入眠困難、不眠、食欲などへは、同系の理由
で発症しやすいものだと考えられています。

そもそも、心の状態は、身体の状態と関係していますから、鬱などのよ
うに極まった状態では、健常な頃に比べて、何らかの物理的な変化が有
ったのではないか?という臆測は、遠からず的を得ているように思われ
ます。

鬱を発症してから、カウンセリングで治療して行く際に、家族の協力で
クライアントが快癒することがあります。それは、生きる意欲を与えら
れた、あるいはことわざで言えば、「水を得た魚」のように回復して行
きます。

わたしは、カウンセリングよりも、真の家族の協力が、どれだけクライ
アントにとって大切かを、そんなときに実感しました。家族が肥料にな
るか害毒になるかは紙一重で、特に親の無意識が及ぼす子供への影響は、
計り知れません。

このように、キーパーソン(家族内有力者)とクライアントは、鬱の場
合かなりのウェイトを占めていると考えられます。私の場合、クライア
ントと一緒に、親御さん共々カウンセリングすることを、考えたりする
ものです。

鬱を発症したケースでは、はっきりとした業務上や勉学上の挫折がない
時には、ご実家を含めて鬱の原因を考えてみてください。そして、ご実
家や親戚などが大きな挫折の原因、誘因の場合には、ご両親と一緒にカ
ウンセリングを受けることを、考えて見られてはいかがでしょうか?

お前は...だからダメなんだよ
あなたって本当にどうしようもないわね!
早口で、言った本人が覚えていないこういった発言は、子供にとって
大変不快です。心に傷を作り、これ系の発言が何年も何年も継続する
ことで、いつか鬱を発症することがあります。

鬱を発症しやすい、親の仕打ちではこのようなものがあります。

1.子供への過干渉(コントロール)
2.子供への放任
3.子供の存在価値を否定
4.子供の自尊心を壊す
5.子供の興味・感心を否定
6.子供の緩慢な言動を否定
7.暴力(暴言や恫喝も含む)


固体マイナス水素イオン健康法:http://tinyurl.com/2056r2

最新の画像もっと見る