活性酸素と固体マイナス水素イオン

生活習慣病の原因は活性酸素です。活性酸素と固体マイナス水素イオンと生活習慣病の関わりについて記載します。

『ストレス』によって活性酸素が増加する理由

2007年11月21日 | Weblog
「一般的には、心身に対する負荷・ゆがみ・圧迫、または緊張が続く状態、がストレスということになるでしょう。ストレスが蓄積することで、様々な心身症・神経症などの症状を引き起こしているのです。さらにもう1つの重要なことは、ストレスを受けた時の生体内における「血液の流れ」のことです。 例えば動物は、自然界で生き残るために外的から身を守らなければなりません。あるときには身を挺して敵と戦い、あるときは全力で逃げ、そのたびに緊張と緩和を繰り返しています。そのとき体内では何が起こっているのでしょうか?
まず、脳が危険を察知すると、筋肉の働きを活発にするアドレナリンという神経伝達ホルモンが分泌されます。同時に、脳下垂体から副腎皮質ホルモンも分泌され、そのため血糖値が上昇し、脈拍数が増え、血圧が上がり、臨戦態勢が整います。危険と闘い、筋肉を酷使している間は、当然、内臓には血液があまり流れず、その後緊張が解けると再び流れ込みます(再灌流が起きます)。さらに、多量のエネルギーを消費するので、酸素を補給するため、呼吸回数も大幅に増えます。つまり結果として、虚血と再灌流の状態が起こり、そのうえ多量の酸素が体内に入ってくるので、活性酸素が大量に発生し、細胞を劣化させることになるのです。ストレスがないと5倍も長生きしたメダカの例を思い起こして見てください。
これは単なる筋肉の酷使だけの問題ではなく、ストレスに対応するときのホルモンの分泌など、の反応にも関連していることに注意してください。人間も、日常生活で命の危険が少なくなった現代においても、さまざまな心理的ストレスは、体内のホルモンの分泌を異常にして、血液の流れにも大きな影響を与えています。緊張すると脈拍が速くなり、血圧が上がったり、「血の気が引く」などと言ったりもします。そのたびに虚血と再灌流が起こってしまうのです。つまり、ストレスが引き金となって、体内に活性酸素を発生させてしまうのです。本来ストレスとは、生体が生まれながらに持っている身を守るための緊急反応(生体防御反応)なのです。「ストレスは体に悪い」と言われるのは、実はストレスによって体内に活性酸素が大量に発生するからなのです。」(リチャード・G・カトラー博士監修「効き得、飲ん得」より)
「私たちが日常の怒りや不安などのストレスによって、自律神経の交感神経が緊張を余儀なくされ、間脳視床下部から副腎髄質に指令が伝達されます。そこでアドレナリンなどのホルモンが分泌されます。そうすると、ホメオスターシス(恒常性維持)という身体を正常化するコントローラが働き、このホルモンを分解するための酵素が作用します。このとき、活性酸素である『過酸化水素』や『ハイドロキシラジカル』などが発生します。」

固体マイナス水素イオン健康法:http://tinyurl.com/2056r2

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