フィリピンりぱぶりっく狂笑国

フィリピンらしく
フィリピンでも
フィリピンだから

カイラン

2009-09-22 | フィリピン
断食月明け直前に、スルー州で戦闘再発

サウジアラビアへ外遊中のアロヨ大統領。
サウジアラビアはミンダナオ島和平実現の重要国と賞賛しているさなかに

ミンダナオ地方スルー州インダナン町で20日に起きたイスラム過激派、アブサヤフとみられる武装集団と国軍との戦闘で、国軍は21日、武装集団側の少なくとも19人が死亡、国軍兵士5人が負傷したと明らかにした。国軍は交戦中に空爆を行うなど、大規模な戦闘に発展したが、最終的に武装集団側の拠点を制圧した。
200人もの過激派との交戦。

いったい和平和平とことあるごとに宣言してもって一週間。
イスラム過激派でも何でもよいのですが、同じフィリピン人がこれほど皮肉な殺し合いをしなければいけない理由とは何なのだろう。
宗教は確かに自由。
でも、このイスラム戦線、NPAなどと和平が成立したら、この国は本当に幸せな国に慣れるのだろうか?
アフガニスタンもその通り。今では更にエスカレートした自爆攻撃はじめむごい戦いが続いている。

国軍とイスラムの戦争もさることながら、この国では毎日のように銃による強盗、そして警察との打ち合いで命が散っている。
政府が以下に腐敗しているかといわれても仕方ないのかな。
若い頃からあちらこちらをうろうろ放浪してきて思うこと。中近東方面はまったく知らないのですが、長いことフィリピンに携わって、今でも直街中を歩いていて「ヤバイ」と思うのはこの国。

こういった歴史が繰り返されよい国になるのであれば、どこの国でも経験してきたことなのでしょうが、ここは日増しに悪くなっているようにも思えて仕方ない。
任期もあとわずか。世相ではアキノ元大統領のご子息が優位に立っているようですが、一日も早く平和なフィリピンになってほしいものです。

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