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フィリピン食事情 2

2006-03-30 | フィリピン
海老類が多く食べられる。

フィリピンでの海老の呼び方(大きい順)
・ロブスター (イセ海老、錦海老等の大型サイズ)
・スッポ (天婦羅等で見かけるサイズ。ブラックタイガーもこの類) 
・ヒポン (蒸し海老でよく食べる小ぶりの海老)
・ヒービ (オキアミのような小さい海老)
カニ類:
・アリマサグ
・タランカ
・アリマンゴに分類される。
このような食材を、単品、野菜等と混ぜ合わせ調理するのがフィリピン料理。にんにく、ショーガの量が非常に多いのも特徴。調味料は塩、砂糖、味の素、トーヨ(魚醤)醤油、ココナツ酢、柑橘系果汁(カラマンシー)等。
日本にある烏賊の塩辛のように、このフィリピンではヒービと呼ばれるオキアミのような小さな海老を塩漬けにし醗酵させた「バグオーン」と呼ばれるものがある。このバグオーンはフィリピン料理には不可欠のもので、その代表的な料理はピナクベッツと呼ばれる。南瓜、オクラ、茄子、苦瓜、香草、を煮たものにバグオーンを加えた料理。バグオーンに辛味を付けご飯のおかずで食べることもある最も一般的なフィリピンの家庭料理でもある。
野菜料理には海老しかも小ぶりの海老をよく使う。バナナの新芽を細かく切り、炒め煮したものに海老を加え、ココナッツミルクを合えた料理「ギナタン プソ ナグ サギン」は、不思議な感触だが結構いける。新芽をタガログ語でプソといいます。
豚肉を豚の血で煮込んだ「デイノグアン」小ぶりの烏賊をはらわたごと煮込んだ真っ黒い料理「アドボン ブシット」 サツマイモのやわらかい葉に青い辛子を入れ、小エビ、ココナツミルクで煮込んだ「ラ イン」。この料理もフィリピン家庭料理を代表するものだが、日本では茄子の味噌炒めを祖母がよく作ってくれたように、なんとなく懐かしい味。これは結構いける料理です。

肉類: 煮込み料理が結構多いようだ。焼き物も多いが、全般にウエルダン。ビーフステーキもあるが、フィリピン産の牛肉は肉質が非常に硬く、煮物用にむいた肉かも。中に悪質な牛肉店もいて、水牛の肉を牛肉と偽って売る業者もいる。ばら肉は非常に硬いが、圧力釜で煮た場合、結構うまい。
豚肉は炭火等で焼いた「リッチョンカワリ」 サルサソースで食べると結構いける。青唐辛子とココナッツミルクで豚肉を煮込んだ「ビーコルエキスプレス」。この味を知ると結構はまる料理。町中のどこかでは豚肉を串に刺したバーベキューがある。1串5ペソから20ペソ程度。
ヤギ肉料理も結構ある。こればかりは嗜好性が強い料理ともいえる。決してうまい料理ではないかも。牛、豚肉の料理をする際に、最も安いヤギ肉を代用している。日本の昭和40年代に兎肉を食した感覚かも。

フィリピン人が最も好んで食べる鶏肉料理: フライドチキン・チキンアドボー・ティノーラ・シナンパルーカン・クーリー・ピニニハンなど。

フィリピンの肉類はその殆どが骨付きと主って食べたほうが懸命。肉を他寝ている間に結構歯を折る日本人が多いようです。日本のような完全ボンレスなどはあまりないようです。モール等では一部売っていますが、一般的に骨付きです。

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