フィリピンりぱぶりっく狂笑国

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フィリピンの今

2020-07-12 | フィリピン

世界の感染者数:12,860,250人

死亡者:567.965人

フィリピン共和国

感染者数:54,222

死亡者 :1,372人

フィリピンは

 

フィリピン政府は8ヶ月から10ヶ月をかけ1000万人の検査を行うと発表後

日々1000人から2000人単位の新規感染者が出ています。

フィリピンは厳格な措置を行ってきたにもかかわらず何故感染者が減らないのか。

措置が始まった当初、バランガイ(フィリピンの都市と町を構成する最小の地方自治単位であり、村、地区または区を表す独自のフィリピン語)は、外出を徹底して阻止をしました。

一家で1名の買い物パスが発行され、それ以外は一切外出もままならない状態でした。外出禁止中撃ち殺された人もいます。

首都圏始め近接する市町村ではゴミゴミとした多くの人々の姿が確かに見られなくなり、名物渋滞も全くなくなったほどです。

それにもかかわらず何故日々増え続けたのか。

外出時、多くの人々はカラフルなマスクや、フェースシールドで防御しスーパー等で買い物。

入店。もちろんレジ付近はソーシャルデスタンス。ここまでやればいち早く措置が解けると思っていたにもかかわらず未だに措置中。

一時市場でのマスク入手は全くできない時期がありました。そこへ登場したのがバランガイマスク。つまり手作りのマスクが30ペソから50ペソで洗えるマスクが売り出されました。しかし、COVID−19のウイルスは80度以上で10分間殺菌しないと死滅しない。などと言われているのですが、手作りマスクはただ水洗い。或いは数日間使用。そして問題は、バランガイへ一歩入った途端凄まじい密着が続いていて、マスクをしている方も少ない。

船員や、OFWの方が帰国するなどのリスクも増えてきたことは事実ですが、思ったほど注意をする人が少ないのが原因とも考えられます。つまりファミリーだから問題ない。非常に家族思いなフィリピン。自宅内での無防備が現状なのかもしれません。そして、規則を守らない。というのか何故そうしなくてはいけないのか。この辺りの感覚が少しずれているように思います。

首都圏始め、近接地区ではジプニーやトライシクルの営業が開始されました。テイクアウトのみのレストランでも制限はあるものの、入店前の体温測定、個人記録を記入して食事もできるようになってきました。

多くの無接点体温測定器は中国製がほとんどですが、では信憑性はと言いますと、かなりひどいことがあります。私の常温は36.6度位ですが、よく出かける日本レストランの測定器は35.2度?よく出かける企業の測定器は38.9度。2回目の測定で36.2度。規則が決められているにもかかわらずかなり適当。一時は関所のごとく厳しかった検査所は警察官が迷彩色の戦闘服に身を包み厳格な検問を行っていました。現在は、検査所はあるものの全くフリー。

長続きしない民度なのか。時過ぎれば手を抜くのか。

そんな状況下、ノーワークノーペイでお金がない。もちろん犯罪も多発してきています。

7月15日に再度措置の延長なのか判断がされると思います。この一週間で9968名急増している感染者に対して大統領はどのような判断をするのか。

この状態ですと、フィリピン愛好家の方には大変恐縮ですが11月くらいまでに日本間との行き来が可能になるのかなと感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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