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2024-05-01 | フィリピン

バーベキュー(BBQ)

フィリピンのBBQとストリートフードの歴史

フィリピンのストリートフードは、豚バラ肉の唐揚げやコンビーフのハッシュサンドといった

有名な料理が人気を集めており、風味豊かな体験ができる。

しかし、その歴史は、日常的に楽しむ多くの人が予想する以上に深い。

フィリピンのBBQはタガログ語で「イニホウ」とも呼ばれ、何世紀にもわたって親しまれてきた。

 

イニハウとは?

イニホウとは、直火で焼くフィリピンの調理法。

タガログ語で「焼く」「ローストする」を意味する「ihaw」が語源だが、この伝統的な調理法は

フィリピンでも古くから受け継がれている。

この伝統的な調理法はフィリピンで代々受け継がれ、フィリピンの文化に欠かせないものとなっている。

火を使うことで、料理に独特のスモーキーフレーバーが加わり、それがこの料理を特別なものにし、

人気の理由のひとつとなっている。

 

イニハウの深い意味

イニホーは単なる調理法ではなく、フィリピン社会における重要な文化的・社会的意味を持っている。

人々がグリルを囲み、料理、話、笑いを分かち合う、共同食卓の一般的な形と考えられている。

イニハウは人々をひとつにする。

 

バーベキューの歴史 - フィリピンのイニハウ

このポピュラーな料理の起源は、フィリピンに移住してきた初期のマレー人やインドネシア人が

調理技術を持ち込んだことに遡る

植民地時代以前のフィリピンでは、竹串を使って直火で肉を焼いていた。

この焼き方は「イニハウ」と呼ばれ、英語では「グリルド」と訳される。

この伝統的な調理法は代々受け継がれ、それぞれの家庭で独自の工夫が加えられてきた。

16世紀にスペイン人がフィリピンを植民地化したとき、スペイン人は串焼きという概念を持ち込んだ。

この調理法は「アサド」と呼ばれ、串に刺した肉を直火で焼くものだった。

フィリピンの人々は、伝統的なイニハウの調理法にスペイン風の漬け汁や調味料を加えることで、

すぐにこの新しい調理スタイルを取り入れた。

この料理が現在のフィリピン風バーベキューの原型となったのだ。

 

ストリートフード文化の台頭

フィリピンBBQは常にフィリピン人の間で人気のある料理だったが、フィリピンの

ストリートフード文化の一部になったのは19世紀になってからだ。

この時代、露天商は通りに屋台や露店を出し、道行く人に串に刺した様々な焼き肉を売っていた。

ストリートフードの需要が高まるにつれ、フィリピンバーベキューを売る業者の数も増えていった。

現在では、フィリピンのほぼ全域で「マナン」または「マノン」と呼ばれる屋台を見つけることができる。

彼らはフィリピン文化の定番となり、地元の人々や 旅行者に愛されている。

 

フィリピンの定番バーベキュー料理

フィリピンのBBQ料理で最もよく知られているものには、串焼き、ポークバーベキュー、

チキンバーベキュー、イソー(鶏や豚の腸のグリル)などがある。

しかし、フィリピンのバーベキューには独特のバリエーションも数多くあり、時代とともに人気を博している。

バコロドでの一例は、地元の酢、カラマンシー・ジュース、レモングラス、アナトー種子、ニンニク、

様々なスパイスを混ぜたものに漬け込んだ「イナサル・ナ・マノック」(焼き鳥)だ。

 

フィリピン風バーベキューの定番食材とソース

フィリピン風バーベキューに欠かせない食材のひとつが、炭酸入りのレモンライム・ソーダ「7Up」だ。

これは珍しい添加物のように思えるかもしれないが、実は肉を柔らかくする効果がある。

ソーダの酸味が硬いタンパク質を分解し、肉をより柔らかくするのだ。

もう一つの重要な材料はバナナケチャップで、潰したバナナ、砂糖、酢、スパイスから作られる

甘くてピリッとした調味料だ。

これはフィリピン式バーベキューの風味付けとしてよく使われ、独特のおいしさを演出する。

フィリピンのBBQマリネによく使われる他の材料には、醤油、カラマンシージュース(地元の柑橘類)、

ニンニク、黒コショウなどがある。

これらを組み合わせて風味豊かな味を作り出し、フィリピン料理に深みと奥深さを加えている。

なぜか日本のキッコーマンを使用すると燻製時のフィリピン独特の味が出ない。

有名なレストランでも定番メニューで食べられる。

BBQはバランガイの味といっても過言ではない。

夕方5時くらいから炭で焼きはじめる。ほとんどがチャコール炭で結構な火力がある。

近所迷惑になるようななんとも言えない匂いが漂う。

各バランガイの店によって様々な味が楽しめ、価格も15ペソから20ペソと安く食べれる。

焼き方もウエルダンであり長年食べて食中毒になった経験は無い。

酢醤油で食べるのがほとんどあるが、日本の七味をふりかけサンミゲルで一杯。

猛暑の体力消費の栄養補給に好都合である。

ぜひ一度嗜んでください。

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