用事があってマラテのとあるホテルへ出かけた。
ロビーといってもさほど広くはないホテルでフィリピンお知り合いを待つ。
もちろん定刻になどきやしない。
ソファーに座ってまっていると、隣にハポンジジィ殿が座った。なにやら落ち着かない。
日本人らしからぬ態度で口を利かれるのを防いだ。W
そこへ待ち合わせたようにオネーチャンがやってきた。
「パパーアコノタクシーオソイダカラナ、イマツイタダヨ」
約束の時間から2時間も遅れてるのか?約束した時間は10時だよ。今12時だ!
「ゴメンナサイナマネー。アコ10ジオキタダヨ、シャワーシテスグタクシーノッタダヨ。デモタクシーオソイダカラナ」
10時の約束に10時におきて間に合うの?
「パパナマネー、オコルダメナ!ガマンシナサイ。」まったく持って意味不明な会話
そして
「パパタクシーダイチョウダイ。ウンテンシュサビ500ペソダッテ。アコハラッタダヨ。」
あんたのうちはどこなの?
「ウンチカイダケ。サヌアンダヨ」
(サヌアンからマニラまではトラフィックでも200ペソ以上はかかりません)
この前いったスラムみたいなところ?
「ウン。カセマヒラップカミディバ」
ところであなた今何の仕事やっているの?
「日本は一回だけ。いまはマニラベイカフェデウエイトレスシテルダヨ」
LAカフェでウエイトレスシテルの?何時まで
「オキャクサンイナイハ、ヨルオソクナルダヨ」客がいようがいまいが何をいっているのやら?
昨晩は何で来なかったの?
「オキャクサンイタダカラナ。オキャクサンカエルダメダッテ」
で今日はどうするの?
「アコノママサビ、ヨルオソイダメダッテ。ダカライマオトウトトイッショ。ハヤクナマンロビンソンイクナ」
オネーチャンの弟はどう見ても年上
オネーチャンは晴れ晴れと。
ジジィ殿の背中には哀愁が漂っているようにも・・・・・・・・・
こんな同じ物語が30年以上も続く。まったくドラマにも進化がないのかな?
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