まだ、残暑が厳しいですが、この後は焚火の季節ですね。
ということで今回はA&F ファイヤースタンドの使用レポになります。
左がA&Fファイヤースタンド(日本製)、右が欧米のキャンパーに人気?のマジックフレームNG(スイス製)
いやぁ~しかし、iPhoneとGALAXY並みに似ています。
ちなみに、マジックフレームにはMade in Switzerlandとのレーザー刻印がありますが、A&FのほうはMade in Japanといった刻印は見当たりません。
A&Fのほうは可動式のゴトクがついていたりして、左後ろに写っているマジックフレームよりも使い勝手が良さそうというか、そもそもサイズがこんなに違うので、
使うシチュエーション自体が異なります。
専用収納ケースにすっぽりはいるサイズ。スノピの焚火台のようにどこからどの角度で入れようかといった煩わしさがありません。
さて、使用した感想ですが、
こちら、ヤバいくらいに燃焼効率がいいですね。薪をことごとく灰化してゆきます。
Campfire In A Canのように、空気取り込み穴が多くあるのがポイントなのでしょう。
同様に折りたたみ式のではスノーピークの焚火台がありますが、燃焼効率は比較にならないほどA&F製の方が優れています。
ほとんどウチワであおぐ必要がなく、炭の火付けにつきっきりの手間から開放されるのは心地いいですね。
体積的にはVOLCANOよりも小さいので、炭のそんなに沢山入れなくてもいいですが、煩雑に炭を足す必要があります。
サイズ的には可動式のゴトクを広げればスノピ28サイズのダッヂがちょうどすっぽりと入る大きさ。
用途に応じて使えるゴトクはかなりしっかりしていて、ダッヂを載せても全然大丈夫ですが、炭をダッヂの周りに配したいときは、このように沈めこむことになります。
ただ、問題が1つ。これはかなり致命的かもしれません。
この焚火台、一番下のベースプレートと呼ばれる箱型のトレーで灰を受ける構造なのですが、それがベタっと地面に平置きの状態での使用なため、使用後に焚火台を移動させると、そこはまるで焚火を直にしたように真っ黒に焼けています。
そこにいたおよそほとんどの生物、植物を死滅させてしまいます。
体積的にはVOLCANOよりも小さいので、炭のそんなに沢山入れなくてもいいですが、煩雑に炭を足す必要があります。
サイズ的には可動式のゴトクを広げればスノピ28サイズのダッヂがちょうどすっぽりと入る大きさ。
用途に応じて使えるゴトクはかなりしっかりしていて、ダッヂを載せても全然大丈夫ですが、炭をダッヂの周りに配したいときは、このように沈めこむことになります。
ただ、問題が1つ。これはかなり致命的かもしれません。
この焚火台、一番下のベースプレートと呼ばれる箱型のトレーで灰を受ける構造なのですが、それがベタっと地面に平置きの状態での使用なため、使用後に焚火台を移動させると、そこはまるで焚火を直にしたように真っ黒に焼けています。
そこにいたおよそほとんどの生物、植物を死滅させてしまいます。
カタログの説明には、「箱型のベースプレートは、地面を焦がすことなく燃えかすを受け止めてくれます。」とあるのですが。。
事実、地面は真っ黒に炭化しています。 中敷き網を通して落ちてゆく灰や炭が、中敷きの網を抜けて一部が直接ベースプレートに落ちてゆくという構造がこの結果をもたらすのではないでしょうか。
むろん、こまめに灰や炭を取り除く作業をすれば軽減するかもしれませんが、VOLCANOのようなぶら下げて移動させるような取っ手がないため、
熱く熱せられたステン板を煩雑に持ち上げるのはかなりの危険を伴います。
いやしかしコレってどうなのでしょうか?てゆうか直火禁止のキャンプ場ではまずアウトな焚火台でしょう。この焚火台が置かれた下の芝生や虫は完全に焼き尽くされてしまいます。
ですので薪を燃やしながらひきずって移動をしたら、引きずられた所の乾いた芝生を焼きながら移動するわけで、その様子は圧巻。さながら焼き畑農業のようといえます。
これにはさすがにビビりました。
その経験をしてからというものの、高温の状態で移動させる際は、移動するルート上に大量の打ち水をして地面を湿らせる処置をとりました。
そうすると、湿った芝生から湯気があがりますが焼けることはなかったです。てゆうか、耐熱手袋をしていても継続して引きずるのは困難。
ましてや燃えてるときに持ち上げて移動させることは不可能といえます。そうすると、結局、移動途中で手放すことになり、その下をじわじわと焼いてゆくことになります(>_<)
今後、この焚火台とうまく付き合ってゆくには、ホームセンターなどで売られている頑丈な脚がついた台に載せることが必須といえます。
むろん、こまめに灰や炭を取り除く作業をすれば軽減するかもしれませんが、VOLCANOのようなぶら下げて移動させるような取っ手がないため、
熱く熱せられたステン板を煩雑に持ち上げるのはかなりの危険を伴います。
いやしかしコレってどうなのでしょうか?てゆうか直火禁止のキャンプ場ではまずアウトな焚火台でしょう。この焚火台が置かれた下の芝生や虫は完全に焼き尽くされてしまいます。
ですので薪を燃やしながらひきずって移動をしたら、引きずられた所の乾いた芝生を焼きながら移動するわけで、その様子は圧巻。さながら焼き畑農業のようといえます。
これにはさすがにビビりました。
その経験をしてからというものの、高温の状態で移動させる際は、移動するルート上に大量の打ち水をして地面を湿らせる処置をとりました。
そうすると、湿った芝生から湯気があがりますが焼けることはなかったです。てゆうか、耐熱手袋をしていても継続して引きずるのは困難。
ましてや燃えてるときに持ち上げて移動させることは不可能といえます。そうすると、結局、移動途中で手放すことになり、その下をじわじわと焼いてゆくことになります(>_<)
今後、この焚火台とうまく付き合ってゆくには、ホームセンターなどで売られている頑丈な脚がついた台に載せることが必須といえます。
(追記: 翌年にこいつがちょうど乗る台をラインナップしたようで、これにより直火禁止サイトでも利用できるようになった模様)
(こちらはA&Fホームページで紹介されている旧型)
あともう一つ、気になる点があります。A&Fショップのホームページに紹介されているものと違うデザインなのです。
私がここで紹介しているものは、おそらく新型で、ホームページに紹介されているタイプのものは既に在庫切れで入手できません。
(こちらはA&Fホームページで紹介されている旧型)
あともう一つ、気になる点があります。A&Fショップのホームページに紹介されているものと違うデザインなのです。
私がここで紹介しているものは、おそらく新型で、ホームページに紹介されているタイプのものは既に在庫切れで入手できません。
個人的には旧型のデザインほうが好印象ですね。
新旧の違いは中敷きにも確認できます。
旧型は写真左にあるマジックフレームと同じように丸い穴が沢山あけられた波状の板だったのですが、新型ではステンの棒を組み合わせた普通の網になりました。
そういえば、Campfire in a canも、新旧で同じような改変がありました。上の写真にある左2つが旧型、右が新型です。
新型からステンレスの網になってることがよくわかります。
両端の新旧を比較したところ、見た目同じ姿でも3kgもの減量化がはかられています。
そういえば、Campfire in a canも、新旧で同じような改変がありました。上の写真にある左2つが旧型、右が新型です。
新型からステンレスの網になってることがよくわかります。
両端の新旧を比較したところ、見た目同じ姿でも3kgもの減量化がはかられています。
もしかしたらこれをヒントに変更を加えたのかもしれませんね。
また、使用していると側面のステン板が熱でだんだん内側に湾曲してくるのが気になりました。ちょっとヤワな感じが否めません。
(Snowpeak 焚火台L)
スノピの焚火台のほうが分厚いステン板を用いてるせいでしょうか、絶対にこうはなりません。ビシンと平らなまま燃焼する薪を支え続けるスノピの板加工技術にあらためて感心した次第です。
以上、いろいろと考えさせられられるA&Fの焚火台ですが、このコンパクトさは他社の同様のものと比較しアドバンテージがあるでしょう。スノピLサイズよりも軽くコンパクトで、これなら女性でも持ち運びができます。
ただし、直火禁止のキャンプ場で使用する場合は、地面を焼かないための工夫が必要かと思います。
追記(10/29/2011):
dreameggsさんが購入されたものも、サイトに紹介されているデザインと異なるいわゆる新型のようです。
ただ、気になる点が、ここで紹介したものと穴の形状は同じであっても位置が違うようで。。これが意図的なのか、それとも単に工作品質のバラツキなのか。手にして思うのは、エッジが丁寧に処理され、溶接や組み合わせも丁寧な作りでさすがはMade in Japanだとは思うのですが、、
参考記事(火器系)
また、使用していると側面のステン板が熱でだんだん内側に湾曲してくるのが気になりました。ちょっとヤワな感じが否めません。
(Snowpeak 焚火台L)
スノピの焚火台のほうが分厚いステン板を用いてるせいでしょうか、絶対にこうはなりません。ビシンと平らなまま燃焼する薪を支え続けるスノピの板加工技術にあらためて感心した次第です。
以上、いろいろと考えさせられられるA&Fの焚火台ですが、このコンパクトさは他社の同様のものと比較しアドバンテージがあるでしょう。スノピLサイズよりも軽くコンパクトで、これなら女性でも持ち運びができます。
ただし、直火禁止のキャンプ場で使用する場合は、地面を焼かないための工夫が必要かと思います。
追記(10/29/2011):
dreameggsさんが購入されたものも、サイトに紹介されているデザインと異なるいわゆる新型のようです。
ただ、気になる点が、ここで紹介したものと穴の形状は同じであっても位置が違うようで。。これが意図的なのか、それとも単に工作品質のバラツキなのか。手にして思うのは、エッジが丁寧に処理され、溶接や組み合わせも丁寧な作りでさすがはMade in Japanだとは思うのですが、、
参考記事(火器系)
いずれにしても芝生を焦がすわけにもいかず、直火OKサイトでも気をつかうので早々にヤフオクで手放してしまいました。
たぶんなのですが、旧型は燃焼面と五徳までの距離があるので、少量の薪だと、遠火となり調理には、向かないかもしれません。大量に薪をくべると炎が強くなりすぎる。
つまり、五徳を使った調理をしやすくするために縦方向を詰めたのでしょう。
で、旧型の方が、地面に与えるインパクトは少なく感じます。下段に空けられた大きな穴~の空気吸入量が多いので下方向に熱だまりがデキにくいのかなと考えています。
もちろん、輻射熱の影響はありますが、軽微です。
旧型を数回使い、その燃焼効率の高さに、2カ月後ぐらいに追加購入しましたが、既に新モデルでした。
そう、あの黒く焼けたのを初めてみたときは、あ、ヤバ!!と思ってしまいました。イースタンが直火OKなところでよかった。久々の商品インプレでした。
それよりか、そろそろあの巨大幕登場ですよね?楽しみにしてます
お久しぶりですね!私は旧型を持ってないので実比較できないのですが、いずれにしても、専用袋を含め2万越えのバリューがあるかどうかは、意見がわかれると思います
地面が焼けたのを見てボキッと心が折れました~
やはり詳細なインプレは、参考になります♪~
このファイアスタンド、購入を前向きに検討していましたがやっぱり床を焼くのですね・・・
私は行くキャンプサイトは殆どが直火禁止なので困ったなぁと。
旧モデルが見つかったら買うことにします!(笑)
とても分かりやすく詳細なインプレありがとうございました。おっしゃるように新型へのメリットはユーザー側には無さそうですね。ちょっと残念です。
開店時は美味しかったのに、行列が出来るようになると味が落ちるラーメン屋みたいな・・・