焚火がうれしくなる季節がやってきましたね。
先日のキャンプでちょっとカワイイ焚火台、その名も”FIRE BUCKET BARBECUE”(直訳;消火バケツ・バーベキュー?)というものを使用してみたので紹介させていただきます。
このプロダクトはアウトドア専門メーカーのものが発売しているものではなく、SUCK UKという主にインテリア用品を出している英国の会社のものになります。
ここの商品はMoMAにもいくらか収蔵されているらしく、デザインでは定評があるようです。
そんなメーカーが作った焚火台、いかほどものでしょうか? 試してみました。
http://www.suck.uk.com/home/
商品だけでなく箱のデザインも秀逸で、6面ともに、その角度から眺めた写真が配してあります。底面は土の写真だったりします。
この箱も含めての製品なのでしょう。思わず捨てずに置いておきたくなりますね。
さて、そんな箱に入っている商品ですが、バケツ本体、中皿、網、網ホルダーの4点からなります。
どれもチープな作りで、多分、素材はブリキだと思うのですが、ま、いずれにしてもバケツですから~で許せる範囲といえるでしょう。
網の間隔は広く、切った野菜なんかは隙間から落ちてゆく可能性が大で、BBQに実用するにはこの上からさらに網をかぶせる必要があります。
アウトドアメーカーがこぞって質実剛健かつコンパクトに持ち運べる焚火台の開発にしのぎを削っているなか、この焚火台はある意味、Back to basic、そしてこのヤワさは時代を逆行しているようにも思えます。
この商品のターゲットユーザーは、オートキャンプグッズのヘビーユーザーではないことは間違いないでしょう。
サイズ的にはCampfire in a can(重さ8kg)よりやや大きいくらいなのですが、何せブリキ缶ですから重さがたったの1.2kgしかありません(^^;
クルマにぎゅうぎゅうに他の荷物と一緒にいれたらベコっと凹むことは必至といえます。
灰受けにもなるバケツ本体には空気取り込みのため小さな穴があいています。
中皿はそんなに深くないので、ホームセンターでよく売っている大きさの薪をくべると、かなり不釣り合いな状態になり、美しくありません。
この焚火台を使うにあたっては、焚火する状態においても見た目にこだわらないと、失礼にあたるような気がします(^^;
ということで、この画は却下。
こうして、キャンプ場で拾った小枝をちょろちょろと燃やすのに適したサイズと言えるでしょう。
初秋のちょっとした肌寒さにちょっと暖をとりたいというシチュエーションに適してると思います。
熱効率は、良くもなく悪くもない普通な感じでした。
以上、焚火台としておすすめできるかというと、微妙なところです。
実用だけを考えればNoでしょうが、キャンプサイトの雰囲気作りとしてはYesともいえます。緑にこの赤は映えますしね。
このSUCK UKというメーカーはアウトドア用品もいくつか出してるようで、
気になるのは、SUN Jarという製品。これ可愛くないですか?
昼間に蓋をあけ露出するソーラーパネルで充電池に充電し、夜にLEDを灯す。
以前紹介させていただいたNOKEROのLEDライトと同じコンセプトですね。
点灯にはそっと蓋に手のひらを載せるというスローな儀式的演出もイイ!
デザインとそのコンセプトにぐっとくるものがあり思わずポチッとする寸前までいったのですが、冷静になってAmazonのレビューを読む限り、こちらもかなりチープな作りのようで、、二の足を踏んでしまいます。
バケツはともかく、この手のものはきちっと作り込んでほしいものです。
どなたかの詳細のレビューされましたらぜひ拝見させてください。
新商品でアウトドア用品にはカテゴライズされてませんが、こんなものも。ダッヂのたわしなんかに?
他、いろいろとありそうですがチープさは同じなのかな。
あーこれでもう少ししっかりしたつくりだったらな~
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