ブログを見ていただいてます皆さま、新年あけましておめでとうございます🎍
皆さまにとって、今年は兎のように🐇飛躍する年でありますこと願っております。
私は、八ヶ岳連峰の主峰、赤岳に登ってまいりました。
装備は必要最低限ですが、それでもぱんぱんでなかなかの重さ。このMountain Laurel Designのザックは容量60リットルくらいで素重量600グラムほどで楽ちん。かれこれ20年近く使ってますがまだまだ現役。
このザックに出会う前はグレゴリーのデラックスな全部入り3kg超えのデナリプロや100リットル超えのカシンを使ってましたが、もう年齢的にも戻れず、災害緊急避難用になってます。
長い道中はすっとばして文三郎尾根ルート上にはぽつりぽつりと登山者が白い雪に黒い点となって見えます。
分岐を左に折れ頂上直下の岩場の様子。
今年は雪が多く、十二分に岩と氷上のアイゼンワークを楽しむことができました。
頂上到着時はあいにく周りがガスって景色はよくありませんでしたが、頂上だけ光がさして神々しい様子に感無量。この後、足の調子もいいので硫黄岳まで縦走しようと思います。
ところが、頂上到達で緊張がほぐれたのか小腹が空いてきました。行動食をと思いきや、テントに忘れてきてしまった。。ヤバい!このまま縦走したらまだ3時間は歩かねばならない。極低温下でエネルギー補充なく歩き続けるのは絶対のNG。真冬の六甲山縦走で一度死にかけたことがあります。
そう思うと不思議にも空腹感が強くなってきた、、この感覚、六甲の時と同じやん! 即断で縦走は取りやめ、寄り道せずに下山することに。来た道を折り返すのではなく最短の地蔵尾根ルートで一気に下ることに。それでも90分はかかる。
分岐稜線のお地蔵さんに、山行の無事を祈って手を合わせます。
稜線から少し下ったところにもお地蔵さん。
数年前のドカ雪時には、頭の上しか出てませんでしたが、このお地蔵さんが道標になって命を助けられました。感謝の意を表して顔についた雪を優しく払わせていただいて、下山。
樹林帯の中をスノーハイク。頭の中は腹減ったぁ、ばかり。
まだテント場まで小一時間かかる。頑張れ!
途中、行者小屋でひと休止することなく歩き続けてようやくキャンプ地⛺️の赤岳鉱泉に到着。なんとかたどりつけた。
アイスキャンディには何人か張り付いております。
すぐにアイスキャンディそばの凍てつくテーブルですぐに昼食の準備にとりかかります。駒ヶ根SAで購入した辛そうなラーメン。辛子パウダーの量がすごかった。空腹に大丈夫かな。
更におせちの残り具材やすりおろしニンニク🧄やらを大量投入。もうオリジナルな味がわかりませんが、何せ空腹なのでなんでも放り込みたかった。 胃壁に染み渡る、うまい!
けど辛くて少し咳き込んでしまう。
ほっと一息ついて、テント⛺️に戻って
これから日暮れにむかい寒くなるので湯を沸かして水筒に入れて湯たんぽがわりに。
ガスバーナーはプリムスのP115。ゴトクが3本で見た目が頼りないけど、57gという軽さには敵わない。必要十分といえます。
ガス缶は小屋で調達したら寒冷地仕様ではないノーマル缶(1000円)しかなく、でもこれが火付き悪くなく何の不自由もなく使えたのには驚き。多分、マイナス10℃を下回っております。
一応、寝袋の中に入れて保管してたのが良かったのかも。
そうこうしているうちに日が暮れて。
赤岳鉱泉小屋には中国人団体が宿泊しているようでした。テント場まで談笑が聞こえます。これまで韓国人の登山者はちょくちょく見ましたが、中国人は珍しい。
雪だるま☃️がつららにぶっささってます
夕食はこれも行きの駒ヶ根SAで調達したどて煮。内容量450gと山に担ぎ上げるには超ヘビー級ですが、そのしんどさを忘れさせてくれる美味さに納得。
次の日に下山。
例年はその足で道の駅蔦の湯で温泉につかるのですが、
今年は趣向を変えて、青森の酸ヶ湯温泉に向かうことに。雪☃️三昧の道中レポは後日報告させていただきます。
青森酸ヶ湯温泉到着、部屋からの眺め。