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Campfire In A Can
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今回は、VOLCANO焚火台と並んでお気に入りの火器、Campfire In A Can(キャンプファイアーインナカン) というオートキャンプ用の焚火台について紹介させていただきたいと思います。販売はA&Fさんで、上の写真はカタログから抜粋させていただきました。
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上の写真の3台は左から初期の赤缶でベースありのタイプ、中央にあるのが後期の赤缶でベース無しのタイプ、右の新モデルのシルバー缶になります。
この品はすでに廃番となってますが、今でもeBayでちらほらと新品が100~200ドルくらいで出てきます。興味ある方は要チェックですね。
重さは、左から8kg、7.6kg、5kgと、赤缶からシルバー缶へとアップデートしてゆく中で、3kgの減量がはかられています。
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初期赤缶のカバーにはPATENT PENDINGの刻印がされています。肉厚な金属製(多分、鉄)の赤いカバーは、そもそも焚火をしているときは使用することもないため、ここまで頑丈に作らなくてもよいのでは?との学びがあったのでしょうか、シルバー缶になってから素材をアルミに変更、肉厚も必要十分な薄さにすることで先に述べた3kgの減量を達成、女性でも取り扱い易い重さになってます。
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初期赤缶を組み上げた様子です。特徴的な丸いパンチ穴があいた煙突状の筒は2段になっていて、このように上へと積み上げる使い方の他、
2段を1段に重ねてパンチ穴を重ねあわせて空気量を調節できる火鉢のように使い方も可能。
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赤缶を使用している様子
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こちらはシルバー缶を組み上げた様子。
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ベーススタンド部は黒いざらざらした感触の耐熱塗装が施されています。
ちなみにこのベーススタンドが無いとベースプレートに落ちた炭の熱がモロにグラウンドに作用するため、結果的にその下の植物は死滅させてしまうことになり、
直火禁止サイトではぜひとものベースありモデルを選択したいところです。
こうしたベーススタンド無しタイプの焚火台としてはA&F ファイヤースタンドがあげられます。
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赤缶のベースプレート。後述するシルバー缶とはやや異なった構造になっています。
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シルバーモデルのベースプレート。旧型と比較して内側のリムが簡易的になっています。これも軽量化のためなのでしょうか、それともコスト削減なのでしょうか。
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名の通りこのように缶に収納できてコンパクトになるとはいえ、山に背負ってゆくわけにはいかないですね。
赤缶2つにある表ラベルには、Made in Canadaの表記がありますが、シルバーにはありません。察するにアジアへと生産をシフトしたのでしょう。
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こちらは、ベース無しモデルについていた白黒印刷のオーナーマニュアル。旧型のものはカラーになります。
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左から赤缶旧モデル、赤缶ベース無しモデル、シルバーモデル
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さて、使い勝手ですが、この焚火台、パンチ穴があいたグリルのせいでしょうか、ハンパなく燃焼効率が良く、火付けがすんだらウチワいらず。
すぐにこのように火柱が上がり、薪自身が発する火柱に包まれてどんどん燃えてゆきます。
ですので、大切なタープなどの下での使用では細心のファイヤーマネジメントが必要でしょう(^^)
自分はこの軽快さがたまらず、Campfire In A Canは手放せない必携の品といえます。
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薪への火付きを良くする秘密はココ。差し込んだ薪はグリル部の中でこのように突き出た支えでもって周りに強制的に空間を持たされた形で配されることになります。
この空間に煙突効果で空気が流れこんでいくという具合。要するに、くべ過ぎはよくないってことなのですね。
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細長く幅があまりないため、鍋をくべたりというのは不得手なようですが、それでもこんな具合に使用することも可能です。
写真のはケリーケトルです。中央が空洞になっているためにCampfire In A Canの火柱がそのまま通過している様子がよくわかります。
この場合、あっという間にお湯がわくというわけです。
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お気に入りのホットサンドメーカー ”トラメジーノ”もガタツキなく置くことができました。
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付属のグリル板を用いればフライパンだって置くことができます。
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パンチ穴の入った煙突部分は、意外にしっかりした作りなためこのようにダッヂも置けないわけでもありません。
ただし、底部分にしか火があたらないのは、ダッヂの性能を生かし切る使い方とは言い難いものがあります。
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旧型についている専用のプレートは冷めてほしくない焼きたてのパンを置いたり、使い方によっては熱燗をつくったりするのも可能で重宝します。
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シルバー缶(一番左)は金属プレートではなく太いステン棒で組み合わさった網が付属しています。
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