伊勢志摩つれづれ

伊勢志摩の今を楽しんで頂けます
郷里を離れた方に 今の故郷を 
また 伊勢志摩の旅行の前に ご覧ください

斉田の山の神(南伊勢町斉田)

2012-12-11 05:59:25 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
山の神は 山に宿る神の総称で
山神という女神とされている

そこから 口数の多い自分の妻のことを
「山の神」という表現が生まれた
これは イザナミノミコトとも一致する

農民は 春は山の神が田に降りて
秋には 山に帰る
山の神と 田の神の霊格を持ち
日本では 死者は山中の常世に行って
祖霊となり子孫を見守るという
山の神の実体は祖霊であるという

斉田では 大岩に祠があり
山に入る前には 山の恵みと安全を祈る


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山の神に供える珍品(南伊勢町斉田)

2012-12-11 05:58:13 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
山で働く人たちは 
山の神は女神
昔の人は 山を鎮め 喜ぶ物を
お供えすることを考えた

それは 太い「もみの木」を切って
男性のシンボルに加工し
鹿の角に見立てた枝を採り 皮を剥ぎ
飾った

鹿は神様の使い
男根は多産豊穣を祈願するためのようです

山の男は 山中でこんなことを考えたのですね
山の神は 女人禁制の由縁かもしれません

男性のシンボルは 毎年1本供える
歴代の20本ほどが 参道に並んでいる


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斉田・山の神の祭り(南伊勢町斉田)

2012-12-11 05:57:02 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
朝6時前 星の瞬く暗闇の中
斉田川の川原の焚き火が焚かれ
お神酒を戴き 神の人となる

女人禁制は 数年前解いたようだが
女性の姿は 見られない


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山の神の焚き火(南伊勢町斉田)

2012-12-11 05:56:20 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
暗い中で 斉田川の川原だけが明るい

お餅が用意され 4mほどの
女竹に刺し たき火で焼いて 
食べると一年中無病息災でいられるとか


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斉田川のモミジと桜(南伊勢町斉田)

2012-12-11 05:55:20 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
漸く明るくなった
橋の上から見るモミジが
まだ 紅葉がきれいです

反対側は 桜の大きな木が
満開の花をつけていた
山里の景色です


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