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札響名曲シリーズ 2016-2017 チェコを離れて

2016-10-22 | 演奏会のおぼえ書き

札響名曲シリーズ 2016-2017
チェコを離れて~エリシュカのお気に入り

ラドミル・エリシュカ 指揮

モーツァルト 交響曲第40番

ドヴォルザーク アメリカ組曲
ストラヴィンスキー 組曲「火の鳥」(1919年版)

アンコール スメタナ「売られた花嫁」より道化師の踊り

一週間前、まだまだ紅葉が始まったばかりだった中島公園も
今日はもう見頃になっておりました。
この一週間の間に雪が積もって解けたし
季節がすごい勢いで変わっている気がする。

モーツァルト 交響曲第40番
モーツァルトあまり聴かない私でも、これと41番くらいは
聴き慣れておりますが、
札響とエリシュカのモーツァルトは絶品なんですよね~
今回も安定の演奏でした。
第3楽章がとてもよかったです。
外の中島公園の紅葉が似合う、秋のしっとりとしたモーツァルト。
こういうのはいいわねぇ。

休憩はさんで
ドヴォルザーク アメリカ組曲
個人的に、これとチェコ組曲がとても好きなので
今回取り上げられてとてもうれしかったです。
この曲も札響の弦を堪能できる曲ですね。
ドヴォルザークはアメリカ滞在中に「新世界」などを書いていますが
この曲もその頃のもののようです。
ドヴォルザークの見たアメリカはどんなだったんだろうな~。

ストラヴィンスキー 組曲「火の鳥」
エリシュカでストラヴィンスキー。
あまり想像してなかった組み合わせですが曲は好き。
でも難しいよね、音もリズムも。
ところどころでん?と思う部分もありましたが
え、そこってそんな感じ?と思ったりそこはやっぱりエリシュカ。
迫力の火の鳥でした。
曲が始まる前、指揮しようとしたらなにか舞台袖から声がかかり
え、なになに?って感じになったのですが
舞台袖に一度もどってどうやらメガネらしきものを受け取って
拍手のなか走って戻ってきて頭を下げるエリシュカ。
もう、かわいい。かわいすぎる。

アンコールは、スメタナ「売られた花嫁」から道化師の踊り。
チェコを離れてはみたけど結局チェコに戻ってきたエリシュカでした。



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