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ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団演奏会

2012-02-25 | 演奏会のおぼえ書き

ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
指揮 アントニ・ヴィット
ヴァイオリン 千住真理子

モニューシュコ 歌劇「パリア」序曲
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」


ワルシャワフィルとヴィットのコンビを聴くのは2度目。
前回のチャイコフスキーの悲愴は、3楽章終わりに拍手したいくらいの演奏
(実際拍手起こってしばらく止まらなかったっけな)だったので、期待は高かったです。

指揮者が拍手で迎えられて一礼したあと、
まだ拍手が鳴りやんでないうちに「パリア」が始まりびっくり。
曲が終わる前に拍手しちゃうフライング拍手ってのはよく聞くけど
拍手が止む前に始まっちゃうフライング演奏は初めてだったよ(笑)
「パリア」は冬っぽい曲(勝手なイメージですが)で好き。
ホルンがね、とてもいい音だしてて、
「新世界より」の期待がさらにアップ

今回は、舞台右側のRA席。
案の定、大好きなコンバス隊はまったく見えず
でもその代わり、指揮者もソリストもオケの表情もとっても良く見えたので
まぁよしとしましょうか。

ヴァイオリン協奏曲。
千住真理子さんを聴くのも、たしか2度目のはず。
昔、若いころに彼女のブルッフのヴァイオリン協奏曲を聴きました。
たしか年、そんなに違わないはずなんだけど…若いなぁ。
演奏に関しては、まぁストラディバリウスの聴き分けができない私が
あ~だこ~だ言うのはおこがましいんですけども
最初のうち、ちょっと「ん?」って思ったけど
徐々にノッてきて音が伸びてきて、第2楽章には聴き惚れました。

「新世界より」
超有名曲だけど、私、この曲生で聴いたことなかったかも。
ワルシャワフィルは、音のまとまりがよくて、
舞台に近いRA席でもちょうど良い迫力で鳴っていました。
第2楽章のイングリッシュホルン、よかったですねぇ。
前回の悲愴ほどのドキドキワクワクはなかったですけど、
「新世界」聴いた~って満足感は味わいました。
そういえば、4月の札響エリシュカも、「新世界より」。
そして、3月にあるプラハフィルハーモニーもたしか「新世界より」だったはず。
今年はドヴォルザークの年なのね?(笑)

アンコールは3曲。
ブラームス ハンガリー舞曲第5番
プロコフィエフ 古典交響曲より第3楽章「ガヴォット」
ルトスワフスキ 小組曲より「ポルカ」

とにかく、ワルシャワ国立フィルは、私にとって好みのど真ん中のオケなので
できれば来年も来てほしいな~(笑)
(実際、おととし、去年、今年と毎年来てる。去年のショパンコンクールの
ガラコンサート、やっぱり逃すべきじゃなかったな)


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