京漬物近清の九代目日記

毎日、お店や九代目の周りで起こった事、九代目からのお知らせ等を日記形式でお伝えしていきます。

お店の裏側

2007年03月21日 | Weblog
最近、ひょんな事で知り合い、仕事を一緒にし始めた外食事業の方々の周辺には面白い人が一杯居る。 是からのし上がろうと外食を立ち上げたグループなので、まだ若い向上心の強い連中ばかり、それが猪突猛進タイプばかりかと思えば、意外とそうでもなく慎重で緻密な人間が多い。 立ち上げの際なので、店舗設計、人集め、社員教育、商品集め、デザイナー、様々な毛色の人間が集まっている。 私は好奇心の塊なので、その人達 . . . 本文を読む

筍の刺身

2007年03月20日 | Weblog
よく朝堀の筍、それも白子は取れたてを刺身で食べるのが一番美味いって、よくTVでやっています。 そのアレンジで某有名イタリアンで筍のカルパッチョを食べたことも有ります。 京都で漬物屋を長くやっていると、長岡や大原野には農家の知り合いが山ほど居て、何回か取れたての筍を刺身にして食べた事が有りますが、その食し方が一番美味しいって事は無いように思います。 確かにエグミが無く、かすかに甘味と風味が有り . . . 本文を読む

京都北部は雪

2007年03月19日 | Weblog
今日は朝から強烈に冷え込み、京都北部亀岡では積もるまでは行かないですが、雪が舞っています。 関西は奈良のお水取り辺りに寒気が来て、お彼岸を過ぎれば暖かくなると言う口伝が有りますが、今年は少し春の到来が遅くなりそうです。 本当に暖冬だった一月、二月と完全に気温は逆転した感が有りますが,この寒さで少し筍の出荷が遅れているそうです。 元々京都は出るのが少し遅めなのですが、本来は今月終りから来月頭に . . . 本文を読む

恒例の競馬予想

2007年03月18日 | Weblog
何が原因か判らないんですが、昨日の昼過ぎから発熱、今も鼻ぐずぐず、熱もそこそこで非常に集中力に欠ける状態なので固いレースを買います。 阪神9R 馬単3-2 裏も押さえます。 中山11R 馬単11-1,8 裏を半分 押さえに1-8馬連 . . . 本文を読む

食べ合せから新商品

2007年03月17日 | Weblog
まあ食べ合わせは身体に宜しくないって言うよりも味覚的、もしくは美的感覚で受け容れ難いと私は解釈しますが、30年前は絶対日本人の美意識や味覚にそぐわないと思われた隣国の国民食キムチが、今や日本の日常食化しています。 それは何故かと考えると答えは簡単、美味しくて便利だから、キムチ程優れた漬物、と言うよりも加工食品は他に無いからです。 日本の漬物の場合、特に京漬物は精進を念頭に作られてきた歴史が有る . . . 本文を読む

食い合わせ(食べ合わせ)の続き

2007年03月16日 | Weblog
昔から伝わる主な食べ合わせ 腹痛を起こす 青梅と黒砂糖、とうもろこしと蛤、椎茸と蟹、椎茸と海老、青菜と河豚、 松茸とアサリ、わらびと蛸 中毒を起こす 梅干と鰻、赤飯と青梅、梅干と海老、西瓜と天麩羅、海老ときのこ、山芋と泥鰌 良い相性 秋刀魚と大根、刺身と大根、肉とパイナップル、山芋と麦ご飯、刺身と紫蘇 是がどう新商品開発に役立つの?ってところですが、この組み合わせを鵜呑み又は応用する . . . 本文を読む

食べ合わせ

2007年03月15日 | Weblog
今の時期、気が早いようですが、新規の場合はもう既にお歳暮の打ち合わせに入ります。 え~って感じでしょうが、通販のお中元等は12月の前半に打ち合わせ、1月に決定、2月に写真撮り、2月半ばに校正って段取り、ほんま勘狂うんですが、お歳暮はこの3月末に決定、早ければ来月末には写真撮りが始まります。 まあその打ち合わせの中で、どんなやりとりをするのかって言うと、先ず昨年そこそこの実績を挙げた物は据え置き . . . 本文を読む

新景観条例

2007年03月14日 | Weblog
昨日、京都新景観条例の制定が正式に可決され、今年9月1日から施行されます。 具体的には高さ制限の見直しで、市内商業地域の新建造物の高さ制限を45mから31mに、職住混合の街中では31mから15mに、堀川や御池、今出川等の幹線道路沿いの建物は45mないしは31mだった物を31~15mに制限。 更に建て替え時もこの高さ制限は適用され、前道の広さによっては大幅に建て延べ面積が減る事になります。 そ . . . 本文を読む

政治ネタ

2007年03月13日 | Weblog
しかし松岡農水大臣は見事な悪人面だと思っているのは私だけでしょうか? 今松岡大臣は事務所費の不正流用、虚偽記載で揉めてるんですが、誰が見ても私財に流用したか、いけない事に使ったか、どちらかに間違いないのに、懸命に誤魔化そうとしている為、実に頓珍漢な返答を繰り返す。 「なんちゃら還元水」「還元浄水器」挙句の果てに「1L5千円の水」どうやらこのような話が咄嗟に出ると言う事は、心理学的に考察すると潜 . . . 本文を読む

味の不思議 5

2007年03月12日 | Weblog
味覚とは文字通り、味を見分ける感覚ですが、人間の持っている感覚の中でもかなり研ぎ澄まされた鋭い感覚の一つに分類されるそうです。 それは当たり前と言えば当たり前で、生命活動維持の為の食物を摂取する入り口、番人とも言える器官なんですから。 現在では味覚は食べ物の味を楽しむと言う機能と解釈できますが、数千年前は危険を水際で回避する、すなわち味の感覚で危険性の高い物を排除するセンサーとしての役割を持つ . . . 本文を読む